【委員会視察報告:後編】震災後のまちの直しかた~熊本市~

 委員会視察の最終日は熊本市だ。熊本市では、昨年4/14と4/16に起きた熊本地震への対応から教訓を得ることが目的だ。  とりわけ、都市整備常任委員会としては、道路・橋梁の災害復旧の取り組みについて話を伺った。 (写真は熊本駅にあった巨大ゆるキャラ。復興のシンボルは、熊本城よりもゆるキャラの印象)  ところで、議論の大前提となる私の考えだが、我々議会は、震災時にやれることはない。むしろ、何もやらないほうがいい。執行の指示命令系統を混乱させたり、余計な説明責任を果たすための報告資料の作成など仕事を増やしたり、邪魔になるだけだからだ。  議会の主な仕事は、執行を監督することだ。だが、非常時には、監督せずに執行を信じて任せたほうがいい。スピードが大事だからだ。議会は素人だが、彼らはプロだ。  では、議会は不要なのか?  確かに災害対応には不要だろうが、復旧対策には必要だ。修繕をすべきか、更新をすべきか。そもそも復旧すべきか、廃止してしまうか、全く別の施設で対応するか。こうした判断は、住民代表である議会が、合意形成して議決しなければならない。  また、災害が起こる前に、発災時に想定される事柄について、マニュアルへの反映を提案したり備品の備蓄を提案するなど、問題の芽を摘んでおくことも重要な仕事だ。  上記の考え方の下、今回の視察で聞いた話を整理したとき、あえて技術的な知見は一切を捨象したほうが良い。それらは我々議会にとって、執行部に口を出したくなる誘惑の種にほかならない。 …

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【委員会視察報告:中編】稼ぐ公共施設、大阪城公園~大阪市~

 前日に訪問した吹田市は、タダで公共施設を手に入れた話だった。続いて訪問した大阪市は、逆に公共施設で儲けを出しているという話だ。  具体的には、大阪城公園の事例だ。 以前の大阪城公園の状況  この大阪城公園は、大きく分けて3つの部分から成る。 (1)大阪城天守閣 (2)大阪城ホール (3)その他の施設と公園部分  (1)大阪城天守閣は、市の外郭団体に委託(指定管理)しており、来観料収入が多く、年間2億2600万円の黒字だった。  (2)大阪城ホールは、市の公園に株式会社大阪城ホールという民間企業が土地を借りてホールを所有している格好で、民営なので収支は関係ない。  (3)その他の施設と公園部分が、赤字だった。収入は6億円強あったようだが、年間10億6000万円もの経費をかけて管理していた。つまり、(1)大阪城天守閣の黒字を加えても、大阪城公園全体では毎年約2億円の赤字だったようだ。加えて、その他に市職員の人件費もかかっていた。  これだけ聞けば、大阪城公園は大変なお荷物のようにも思われるかもしれないが、行政の常識から考えれば、「まあ、そのぐらいかかるわな。逆に、あの広い公園を市の持ち出し2億円で管理しているのは安いほうじゃないか」という感覚だと思う。ちなみに、横須賀市だと、三笠公園&ヴェルニー公園の指定管理料が年間1億2千万円。くりはま花の国&ペリー公園の指定管理料も年間1億2千万円。あの維持すべき史跡も多い大阪城公園を2億円で管理していたのは全国的には悪いほ…

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熊本子連れ議員モンダイは、横須賀市議会でも起こり得るのか? 介護や障害のケースは?

 各方面で話題になっている熊本子連れ議員モンダイ。 →「“赤ちゃん連れて出席”熊本市議会が紛糾」ANN News  さっそく我が横須賀市議会について確認してみました。結論から言えば、うちではこのような混乱は起こらないと想定しています。 1)議員も保育園に預けられる。  まず、横須賀市議会に議員や傍聴者用の託児室はありません。市役所にも職員用の託児施設はありません。 では、保育が必要な子どもがいる議員が発生した場合、どうするのか?  議員は非常勤公務員で、毎日議場に来るわけではないですが、それ以外の時間も議員活動や兼業の仕事をしていることが多いです。そのため、勤務時間の決まっていない自営業者と同じように保育園に預けることが可能です。少なくとも横須賀市では可能です(実際、私も議員になってから1年間は保育園にお世話になりました)。もしも、保育園がいっぱいで入れなければ、家庭的保育や認可外保育・民間のベビーシッターを利用することになります。幸い、我が議会は十分な額の報酬が与えられているので、これらを利用できないことはないでしょう。 2)一時保育もある。  あるいは、毎日のように日中の保育が必要なわけではない場合、代用として幼稚園を利用するか、一時保育を使う方法もあります。  公設の一時保育は、予約ができる仕組みで市内に8園あります。議会の予定は1年前には仮の予定が組まれ、1か月程度前には確定します。保育園担当者に話を聞く限り、早めに予約すればどこかしら予約できそうです。 3…

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実際どうなの、新市長?~チラシ25号を発行~

 チラシ第25号を制作しました。印刷版は、来週から各地で配布予定です。 ●特集:実際どうなの、新市長?  という内容でお伝えしています。  →ダウンロード(PDF)  市長選後、初となる9月~10月議会を通して見えてきた市長の姿。いわば、初戦の手合せで見えた市長の評価と今後の課題を整理しました。  その後1か月、時間が空いてしまいましたが、色々な情報を自分の中で整理して、評価が熟するまで時間がかかってしまいました。……というのは、単なる言い訳です。私が遅筆なだけです。スミマセン。  いい市長なのか、悪い市長なのか。  また、迎えた議会の様子はどうなのか。  どうぞご覧になってみてください。  なお、併せて、議員にしか配布されてこなかった「決算説明資料2016」も、一挙に公開してしまいました。ご関心のある方はこちらから入手ください!  →「市の予算、勝手にオープンデータ化プロジェクト」

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【委員会視察報告:前編】棚ぼたラッキースタジアムbyガンバ大阪~吹田市~

そもそも委員会視察って、なに?  横須賀市議会の都市整備常任委員会で、10/23~10/25の旅程で視察に行ってきた。  我が議会では、議員が4つの委員会に分かれて、分担して市の事業をチェックする。10人×4委員会+議長1人=定数41人となっている。もちろん、全員が全体を見るが、担当委員会は入念に見る仕組みだ。担当委員会は、1年ごとに変わる。  チェックするだけでなく、調査もして、個々の議員が市役所に助言・提言をしている。この調査には、先行事例の視察調査も含まれる。これを委員会全員で行くのが、委員会視察だ。別に無理に行くことはないのだが、毎年「みんなでこれを視察しようぜ」という声がたくさん挙がり、予算の都合もあるので慣例的に年1回・2泊3日で行くことが多い。  本来ならば、委員会全体として共通のテーマを持って調査・視察し、委員会全体として助言・提言するほうが効果的だ。そのようにしている議会はいくつもある。ただし、我が議会はそこまでたどり着いていない。そんな声も出ているが、合意形成ができていない。  以上が、委員会視察の概要だ。  さて今回、私が所属する都市整備常任委員会では協議の結果、大阪府吹田市、大阪市、熊本市の3都市へ視察に伺った。以下、そこで得られた洞察について報告する。 1日目:吹田市  吹田市は、人口約37万人の大阪の近郊都市だ。古くから工業が栄え、千里ニュータウンなどベッドタウンとしても栄えたようだ。人口40万人の我が横須賀市と比べると、面積が1/3なので、…

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ドラマ『民衆の敵』がオモシロい!本物の市議会議員も「あるある」と

 一昨日から放映開始の、篠原涼子さん主演の月9ドラマ『民衆の敵』が話題になっていますね。  出張に出ていて見られなかったので、今日帰ってきてさっそく観たら、実にオモシロかった!  以前から、「市議の仕事を身近に感じてもらえる内容だといいな」という期待感と、「ひょっとしたら変に政治家像を誇張してイメージ悪く描かれないといいけど」という不安が、入り混じった気持ちで注目していました。でも、心配無用でした。むしろ、本物の市議会議員をしている私も「あるある、それあるよ~」とうなづくようなシーンも多くて「しっかり取材したんだろうな」と感じました。もちろん、ドラマなので脚色もありますが、不自然さはなかったですね。  それに、篠原涼子さんが扮する主役のママ「佐藤ともこ」候補の演説には、思わず涙がこぼれました。キー・メッセージは「そんなの、おかしくないですか?」。これまでに会ってきた色んなママさんや悩みを抱えた方の顔を思い浮かべたりしながら、感情移入してしまいました。物語の力ですね。  「世の中おかしい!」と不満を抱えながら、でも選挙に行ったり議員に相談したりしてこなかった多くの方が、このドラマを観て「ああ、それって政治で変わるんだなあ」と実感してくれたらうれしいですね。  私も、子育てしながら気付いたことを変えたいと思って市議になりました。 「なぜ横須賀には中学校給食がないんだろう?」 「保育園に預けないと働けないのに、働いてないと預けられないって、じゃあどうすればいいのよ?」 「なぜ…

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今日、お昼前後に、議会で質問に立ちます

今日の横須賀市議会本会議で登壇します。出番はおそらく11:30以降だと思います。 今日は、新教育長の就任にあたり、私の会派・研政や私が重要だと考えている教育問題について、基本的な考え方をお伺いしていきます。 インターネット中継でもご覧いただけます。 http://smart.discussvision.net/smart/tenant/yokosuka/WebView/sp/

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10/1「新しい市長は、実際どうですか?」~市民の声を聴く会~をやります

 10/1(日)に第15回「議員有志で市民の声を聴く会」を開催します。テーマは、「新しい市長は、実際どうですか?」  →詳細チラシ(PDF)  実際に、市民のみなさんから「新市長はど~なの?」と訊ねられることがホントに多いので、そのまんまの企画としました。  何も準備は要りませんので、お買い物のついでに気軽にいらっしゃって下さい!  なお、9/22のタウンニュースにも掲載されました!→ 第15回 議員有志で市民の声を聴く会 ~新しい市長は、実際どうですか?~ ●日時:2017年10/1(日)14:00~16:00 ●場所:産業交流プラザ 交流サロン    (芸術劇場3F汐入駅1分) ●対象:横須賀市民 ●申込:不要(でも、できればご連絡ください)     m(_ _)m ●主催:市議有志(小室たかえ080-9152-3158・髙橋英昭070-2209-3301・小林伸行070-6640-3927  「新しい市長は、実際どうですか?」と、たずねられることが、よくあります。今年6月、横須賀市民が選んだ市役所のトップ、上地克明市長。彼を間近でチェックする立場の議員に、そう聞きたくなるのは自然なことですし、市政に関心を寄せて頂いている証拠だと思います。  前回は、市長選告示日の直前6/17に、3候補の政策を見比べる企画で開催し、多くの方に集まって頂きました。今回は、市長選後初となる9月議会での所信表明や議員の質問を通して見えてきた、上地克明市長の特徴や課題について…

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9/15&9/16、市の政策にあなたの声を入れてしまおう!会議

 いよいよ、明日と明後日は第5回「市民と議員のよこすか未来会議」です。横須賀きっての政策集団・研政が、市民のみなさんとの対話を通して政策を練り上げていく場です。  これまでに参加頂いた方はご存じだと思いますが、ここで頂いた声をもとに生まれた政策がいくつもあります。男ばかりでムサいのが玉に傷ですが、「どうせ組合系で固まってるだけだろ?」とか言われようが、研政は市民の声に真剣に向き合うサイコーの政策メーカーです。4年間ヨコで眺めて、後からこの会派に入った私が言うんですから。  「何が実現できたのか?」をご報告し、「これから何を実現すべきなのか?」をワールドカフェ形式で一緒に考えるこの企画。今回は2回やりますので、ぜひご都合のいいほうに足をお運びください。  →詳細チラシはコチラ 第5回 市民と議員の よこすか未来会議 ~市の来年度予算に、市民の声を。~ 【1回目】 ●日時:2017年9月15日(金) 18:00~20:30 ●場所:ヴェルクよこすか 6Fホール 【2回目】 ●日時:2017年9月16日(土) 13:30~16:00 ●場所:産業交流プラザ 交流サロン ●対象:どなたでも歓迎 ●申込:不要 ●問合:髙橋英昭070-2209-3301  横須賀市の現状や将来を考え、来年度の予算案を組むのは市長です。そして、その税金の使いみちでいいかどうか、最終的に判断して決定するのが議会です。  ただし、市の予算編成の前に、全国の議会で多くの会派が予算要…

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【会派視察報告:後編】宿泊してもらうにはどうするか~小樽市~

※写真は出抜小路展望台から望む運河と倉庫群  視察3日目は、小樽市を訪問し、観光基本計画についてお話を伺った。  同じような課題を抱えてきたまちの先進事例として、効果のあった取り組み・なかった取り組み、創意工夫などを学ぼうというのが狙いだ。本市に読み替えて活かしやすいはずだからだ。  なお、横須賀市の観光のあり方については、過去記事「横須賀市はB級観光地から脱却せよ ~サンセバスチャンを参考に~」でも取り上げている。よろしければご覧頂きたい。 小樽市の概観  小樽市は、北海道の首府・札幌の海の玄関として栄えた。かつては札幌より大きなまちだったが、1964年の人口約21万人をピークに衰退し、現在では人口約12万人。  一方、横須賀市は日本の産業革命の中心地として興り、その後は軍都として栄えた。日本のマザー工場・横須賀製鉄所の開設当初は横浜よりも大きなまちだったが、1992年の約44万人をピークに衰退。2013年には人口減少ワースト1位にもなり、現在は人口約40万人。  いずれも、かつての主力産業の衰退と人口減少に見舞われてきた港湾都市という共通点がある。  ただし、かつて「斜陽都市」と呼ばれた小樽市は衰退時期が早かったこともあり、早くから観光へと舵を切った。運河散策路とガス灯を整備した1986年を「観光元年」と位置づけ、現在では年間791万人(2016年度)が訪れる観光都市となっている。一方の横須賀市も、実は872万人(2015年度)で、ほぼ同水準。意外に思われるかもしれない…

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【会派視察報告:中編】比べれば横須賀市の病理が見える学童クラブ~苫小牧市~

 視察2日目は、苫小牧市を訪問し、学童クラブについてお話を伺った。  この学童クラブのあり方については、すでに大田区、鹿児島市、横浜市に伺って本市と比較をしている。  ただし、どこと比べても、何度考えても、結論は同じだ。  ハッキリ言って横須賀市は、異常である。 「子どもが主役になれるまち」の不都合な真実  異常だと言うのは、大きく2点ある。 (1)保育料が高すぎる (2)行政が関与しなさすぎる  そして、この異常さは、同じ根っこから出ている。つまり、「子どもを第一に考えない」ことである。子どもの安全よりも…… ●市の歳出抑制を優先する。 ●子どもを遠くまで歩かせ、教師らの「教室は使わせないぞ」エゴを優先する。 ●既存事業者への影響が出ないことを優先する。 ●学力向上という、政治家や教師が評価されやすい「成果」を優先する。  つまり、子どもは二の次なのだ。こんなことだから、「子どもが主役になれるまち」とかいうキラーフレーズなるものが欺瞞だと見透かされて出生数が増えないのだ。  子どもを第一に考えるならば、カネならなんとかやりくりすればいいはずだ。  「学校は教師のものじゃない。子どもたちのための施設だぞ」と押し切れるはずだ。  事業者も営利で始めたわけではないので、子どものための選択は受け入れるはずだ。  そして、大人の都合で成績を上げさせることよりも、豊かな感受性を育むために様々な体験の機会を提供することのほうが大事なはずだ。 苫小牧と比べ…

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【会派視察報告:前編】ティボディエ邸は再建すべきか?~日本製鋼所室蘭~

写真:瑞泉閣の外観(北海道文化資源データベースより引用)  7/11~13の3日間の日程で、会派視察に行ってきた。  ところで、なぜ、会派視察をするのか?  我々、会派研政は、毎年「政策提言」(旧・予算要望)を作成し、市役所に提言をしている。これを作り上げるにあたっては、PDCAサイクルをまわしている。思いつきで作って、出したらハイ終わり、ではない。視察は、これに必要なのだ。 1)各議員で市民の声を聴く    ↓ 2)市民要望に応える政策を立案する    ↓ 3)先進事例・他市事例や研修会聴講などで下調べする    ↓ 4)会派内で議論して政策を練り上げる    ↓ 5)「政策提言」案を作成する    ↓ 6)「市民と議員のよこすか未来会議」で案への意見を聴く    ↓ 7)会派内で議論して修正する    ↓ 8)「政策提言」完成版を市に提出する    ↓ 9)「政策提言」の実現に向け、議会質問で引き出す    ↓ 10)年度が終わって、政策の実現状況を評価する    ↓ 11)「市民と議員のよこすか未来会議」で進捗を報告する    ↓ 12)最初に戻る  ざっと、このような過程で仕事している。この3)の一環として会派視察を行っている。  さて今回は、室蘭の瑞泉閣(日本製鋼所内)、苫小牧の学童クラブ、小樽の観光について視察に訪れた。  まず、初日7/11の瑞泉閣について。  室蘭といえば、横須賀と同じく「基地」が先にでき、…

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「敗戦」記念日に。~横須賀市民は核廃絶を宣言していた~

 72年前の今日、日本は敗戦した。  多くの人が忘れているが、この国は敗戦国である。現在も敗戦の名残を引きずり、国連軍を名目とした米軍の統制下にある。しかも、米国が宗主国なのではなく、国ではない米軍に統制されていることを改めて思い起こし、本当の意味での「美しい国」「日本を取り戻す」決意を新たにしたい。  さて、先日の記事で、横須賀市議会が「核兵器廃絶に関する決議」を出していたことにふれた。  ところで、よく「横須賀市は平和都市宣言をしている」「市長がようやく平和首長会議に加盟した」ということが言われるが、これはあくまでも役所のトップにしか過ぎない市長がやったことであり、正確には横須賀市民を代表するものではない。しかも、市長が勝手にこのようなものを出すわけにはいかない。 ●1984年9月10日 横須賀市議会が「核兵器廃絶に関する決議」を全会一致で議決  (自民党 竹折輝隆市議が提案者) ●1989年5月23日 「核兵器廃絶・平和都市宣言」を市長(横山和夫時代)名で宣言 ●2016年5月 市長(吉田雄人時代)が平和首長会議に加盟  その意味で、議会の決議には違う重みがある。議会こそが、住民代表である。横須賀市民の意思を体現するのは議会である。主権者は市民であっても、主権を行使するのは代理人である議員の合議体である議会なのだ。その議会が、しかも全会一致で決議を出した。一人の棄権や反対もなかったことで、この決議は右から左まで主義主張を超え「市民の総意」と見なされるに足る正統性を…

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9/3(日)BBQ@野比海岸のお誘い

 私の後援会や友人のみなさんを招いてバーベキューをやります。ご都合が合えば、どうぞお運びください。 ●日 時:2017/9/3(日)11:00~14:00ごろ ●場 所:野比海岸・志も町内会館裏(YRP野比駅徒歩7分) ●集 合:現地集合(11:05にYRP野比駅集合でご案内もします) ●会 費:1,000円(子ども100円) ●申込み:食材準備の都合上、コチラまで参加表明ください ●持ち物:特になし(シートは敷きますが、イスは全員分ないので持参歓迎) ※小雨決行。日よけ雨よけのタープ有。荒天時は小林家で食材消化パーティ  例年の、後援会夏祭りのように大掛かりな感じではなく、私がホストで、色々おいしいものを焼いていきますので、海を眺めながら、のんびり語らって頂けたらと思います。  BBQ料理と生ビールサーバーとお茶だけ用意しますので、他に食べたいものや飲みたいものは持参ください。 駅前の京急ストアでも飲み物など売ってます。  キスとスズキとチヌ釣りのポイントらしいので食材現地調達も大歓迎です。ただし、過去に友人がキスを網に並べてくれたことがあって喜ばれましたが、クサフグはお断りしています(笑)  あと、ギターとアンプと打楽器も置いておくので、歌い手さん歓迎です。

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町村総会は、憲法違反?

  高知県大川村の町村総会への移行問題が、我々の業界では静かなブームとなっている。  →「村議会を廃止、「町村総会」設置検討を開始」(毎日新聞2017年5月1日)  ところで、同僚議員が「憲法で市町村には議会を置くことが決められているのに、地方自治法で町村総会を認めるのは、オカシイんじゃないの?」という鋭い問いを発して、「ホントだ。なぜなんだろう?」とずっと気になっていた。念のため原文を引用しておく。 日本国憲法 第九十三条 地方公共団体には、法律の定めるところにより、その議事機関として議会を設置する。地方自治法 第八十九条  普通地方公共団体に議会を置く。 第九十四条  町村は、条例で、第八十九条の規定にかかわらず、議会を置かず、選挙権を有する者の総会を設けることができる。 第九十五条  前条の規定による町村総会に関しては、町村の議会に関する規定を準用する。  今日、ふっと自分なりの答えが降ってきた。町村総会は憲法違反ではないのだ。  論の立て方としては、2通りある。 (1)より民主度の高いものだから、憲法の意図を包含するため  憲法の第八章・地方自治は、地方公共団体を住民の統治下に置くために設けられたと解することができる。この意図からすれば、代理人である議員を選んだうえでの間接民主主義より、有権者全員が参加できる直接民主主義のほうが、より正確に民意を反映できるし、議決の正統性が高い。つまり、民主度が高い。そうであれば、議会を置く場合よりもさらに、町村役場に…

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8/9におもう、ナガサキと戦争犯罪

 72年前の今日、長崎に原爆が落とされ、7~8万人の非戦闘員が殺された。3日前のヒロシマと合わせて20万人以上だ。  8/6の投稿でも同じだが、「亡くなった」のではない。「殺された」のだ。そして、8/15は「終戦」記念日ではない。「敗戦」の日だ。  8/6の投稿ではっきりとは書きそびれたが、言葉の遣い方には、意味があるからこだわっている。  日本軍も非戦闘員を多数殺害した。それは、言い訳のしようがない。規律を守れない軍人や守れない場面などもあった。巻き込まれた市民もいた。  しかし、米軍の所業はどうだろう?  はじめから、軍人や軍事施設だけではなく、都市そのものを狙った。非戦闘員を殺戮する目的で、軍事行動をした。  これは、戦争犯罪ではないのか?  加えて言えば、ナチスと何が違うのか?  ナチスによるホロコーストは、民族浄化であり、最悪の戦争犯罪だ。  一方、米国はあくまで共産主義を食い止めるため原爆が必要だった、と主張する。しかし、白色人種が多い国に原爆を落とした場合、戦争犯罪は問われていたのではないか? 猪瀬直樹が『黒船の時代』で描いていたように、下敷きがあって黄色人種への偏見が拭い難くあったのではないか?  日米同盟も必要だろう。友好国ではあるだろう。  しかし、言うべきことは言うべきじゃないのか?  米国は、戦争犯罪と言われたら不愉快だろう。しかし、過去の真実を突き付けて破綻するような信頼関係ならば、それまでの話ではないのか? その程度で、本当に…

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8/6におもう、ヒロシマとフクシマ

 72年前の今日、広島に原爆が落とされ、多くの国民が殺された。  ちょうど、文化会館で中筋純『流転 The Silent Views ~福島&チェルノブイリ~』展が開催されているため、せっかくだから本日8/6に合わせて観に行ってきた。非常に見応えのある内容だった。明日16:00までなので、足を運ぶことをお勧めしたい。  さて、そこでヒロシマとフクシマについて、思うことを書き連ねたい。  改めて思うのは、「この国民は、忘れやすい国民だな」ということだ。 (1)ヒロシマについて  我々が被爆国であることを、どれだけ認識しているのかと思う。7/8の「核兵器禁止条約」の交渉会議の話だ。  日本国民は、核廃絶の意思を示している。2009年6月16日には衆議院で、翌17日には参議院で、ほぼ同趣旨の「核兵器廃絶に向けた取り組みの強化を求める決議」を議決している。しかも、いずれも全会一致である。その後、否定する決議等はないはずだから、つまりこの内容は国民の総意であるはずだ。  ちなみに、神奈川県民も1984年7月5日に神奈川県議会が「神奈川非核兵器県宣言」を議決しており、横須賀市民も同年9月10日に横須賀市議会が「核兵器廃絶に関する決議書」を全会一致で可決している。  ところで、先日の「核兵器禁止条約」交渉会議での態度はどうか? 国連加盟国193か国のうち、122か国が採択したこの条約。だが、世界最大の被爆国である日本は会議を欠席したのだ。米国の「核の傘」に入っていることが理由…

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雄たる人、吉田市長の挫折と功績

期待しすぎたのか? 期待させすぎたのか?  本日7月7日、吉田雄人・横須賀市長が2期8年間の任期を満了し、17:30に退庁式があった。  私も、その最後の仕事に立ち会った。  彼に、この8年の任期を与えた有権者の一人として。  また、前回は彼を推した政治家として。  そして、彼の政策を強力に応援し、叱咤し続けた議員として。  「……俺たちは、期待しすぎたのかもしれないな」とも思う。  逗子に育ち、鎌倉・逗子の独特の浮動票型選挙スタイルの空気の中で政治を志した吉田氏。高校時代に通った横須賀市を変革のフィールドに定め、2003年に市議に初当選。2009年に「チェンジ」を掲げ、変革を約束し、市長となった。多くの市民が期待した。私も期待した。  しかし、改めて思う。  そこに、大きなボタンのかけ違えがあったのではないか?  吉田氏の「チェンジ」は、実は「改善」「漸進」だったように思う。しかし、私を含め、彼に投票した多くの市民は「チェンジ」に、このまちの「改革」や「飛躍」を期待した。  難しい問題だと思う。  市民が「改革」を期待しなければ、吉田氏は選ばれなかった。しかし、彼の地金は「カイゼン」の人であり、少しずつ「改良」していくのが、実は彼のスタイルであった。6年間、議員として彼の仕事を見てきて思う。  このボタンのかけ違いについては、吉田氏に悪気はなかったのだろうと思う。最後まで、無邪気に見えた。それが、彼の人気の秘訣でもあったろう。  「……彼は、期…

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「上地市長、お願い。早く給食を導入して!」キャンペーンを開始!

 横須賀市の中学校給食が4~5年後になるのか? もっと早まるのか?  実は、7/18の上地市長の決断にかかっています。ご存知でしたか?  時間は、ありません。そこで、ネット署名で有名なChange.orgを利用して、キャンペーンを始めました。右の3つのアイコンも用意して、これからどんどん拡散していきます。ぜひ、みなさんもポチッと賛同をお願いします。 上地市長、「中学校給食の早期実施」って約束してくれましたよね? 親子方式で、2019年4月には開始してください! ~時間もかかる。お金もかかる。センター方式はマズいでしょ!~  本年6月30日の教育委員会定例会議で、横須賀市の中学校給食を「センター方式」で実施する方針案が示されました。でも、センター方式には、問題がいっぱい! ●時間がかかる:用地もまだ決まっていない中、導入までに早くて4年はかかると言われています ●お金がかかる:大規模な調理工場である給食センターを整備するには、大きなお金がかかります ●ハコモノ過剰に:市の発表では、今後30年で子どもの数は40%減少する予測。現在の生徒数に合わせて建設すると、すぐに施設が過剰になる見込みです ●小学校までセンターに!?:分散型の自校方式には色々なメリットがあります。しかし、ひとたび給食センターを建設すると50年は自校方式の芽が摘まれるでしょう。むしろ、自校方式の小学校まで、順次センターに転換されていくことが予想されます。  教育委員会の方針案をひっくり返して、センター方式…

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「マニフェスト大賞」、はじめました。

 本日より、マニフェスト大賞の募集が始まりました。  →第12回マニフェスト大賞 募集要項  全国各地で政策型のまちづくりに取り組む人々の、優れた取り組みに光を当てる、このマニフェスト大賞。  私は、2012年第7回から5年連続で受賞してきて、この輪の中で多くのものを学んできました。そこで今回は「恩返し」です。応募を「卒業」し、実行委員会の事務局長として支えることとなりました。  とりわけ、今回から、原則として全部門にどなたでも応募できるよう変更しました。議会や首長・市民・企業といった枠を超えてクロスオーヴァ―に連携する事例が増えているためです。  ぜひ、「ひょっとしたら、これも該当するのでは」といった取り組みがありましたら、ぜひ応募してみてください。 応募締切は8/31。たくさんのご応募をお待ちしております!

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