議員報酬&議員定数を「見える化」しちゃいました!

 このたび、全国の議員報酬&議員定数「見える化」プロジェクトを立ち上げました。  →全国の議員報酬&議員定数「見える化」プロジェクト  現在、横須賀市議会では「議員定数を削減するかどうか」の議論がされています。私は、議員だけで決めてしまうのではなく、きちんと市民の声を公聴会や懇談会で聞くべきだと考えています。ただ、それには判断材料となる情報が必要です。そこで、市議会議長会の調査結果と町村議長会の調査結果を統合し、扱いやすいExcel表にして提供しました。  とりわけ横須賀市民のみなさまには、横須賀市議会と全国を比べた比較表も提供しています。1,742件もあるようなExcel表だと大変ですからね。  あと、一目瞭然の散布図もつくりました。  そして、議会が動かないので、有志議員で市民の声を聴きます。2/24の予定です。別の投稿で告知しますね。

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【中学生にもわかるセイジの話】まとめ(Vol.41~50)

【中学生にもわかるセイジの話:Vol.41】 「議員なんていらない」なら、選ばなくてもいい。ただし町と村だけ。 アメリカでは、まちのカタチを自分たちで決められる。議員を選ぼうが、市長を選ぼうが、誰も選ばないでまちの全員で話し合って決めようが、勝手だ。自分たちのことは自分たちで決めればいい。なにしろ自由だ。世界ではそういう国が多い。一方、日本ではどのまちでも、必ず議員と首長を選ばなくちゃいけない。なにしろ不自由だ。ただし、法律をよく読むと、実は町と村だけは議員を選ばなくてもいい。代わりに、まちのみんなで話し合って決める「町総会」や「村総会」をやればいい。「小さいまちなら選挙とかやるより集まって決めたっていいよね」という考え方だ。実際に、かつて神奈川県旧芦之湯村と東京都旧宇津木村では村総会で決めていた。最近でも高知県大川村で議会廃止論が出た。とはいえ、今は全てのまちに議会がある。……そろそろ憲法を改訂して、地方を自由にするべきじゃないか? 【中学生にもわかるセイジの話:Vol.42】 アメリカには市町村がないまちがある。 日本では、誰もがどこかの市町村に住んでいる。どんな山奥だろうが無人島だろうが、そこはどこかの市町村だ。しかし、アメリカには市町村がないまちがある。かつて、アメリカでは先住民を追い出して開拓をして人々が住みついた。人が増えてくると、みんなでお金を出し合って保安官や教師を雇った。これが行政になっていった。この文化が残っている。だから、必要になれば地域を区切って税金を集めて役…

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【中学生にもわかるセイジの話】まとめ(Vol.31~40)

【中学生にもわかるセイジの話:Vol.31】 地方議員は1%の支持で当選できる。2%ならトップ当選だ。 地方議員になるには、誰にでも愛想を振りまく必要はない。有権者の100人に1人。1%の人があなたを選んでくれればいい。99%からどんなに嫌われようが関係ない。たとえば横須賀市議選の場合、有権者34万人の1%は3,430票。前回の最下位当選は1,921票だから、1%なら余裕で当選できる。ちなみに、有権者の2%は6,860票で、前回のトップ当選が6,626票だ。この「1%の法則」と「2%の法則」は、大半のまちで当てはまる。自分のまちの選挙結果で確かめてみよう。* *ただし、これは大選挙区制の一般市区町村の話。ごく一部のまち(中選挙区制の都道府県や政令市)には当てはまらない。 【中学生にもわかるセイジの話:Vol.32】 首長選や衆院選のような1人を選ぶ選挙では、敵をつくらないことも大事。 前回、地方議員は1%の得票で当選できると書いた。ただし、首長選や衆院選は別だ。首長も小選挙区も1人を選ぶ選挙。有効投票数の40?50%は獲得しなければならない。1%のファンならつくれても、50%のファンはなかなかつくれない。むしろ、たとえ誰一人好きになってくれなくても、半分以上の人が「他の候補者より、まだマシかなあ」と思ってくれればいいのだ。だから、比較優位に立つには、まずは嫌われないことも大事になる。 【中学生にもわかるセイジの話:Vol.33】 政治家は年賀状を出してはいけない。 政治家…

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学校選択制は、今の小3から廃止へ。

 横須賀市立中学校は、現在、選択制です。小学校を卒業したら、どの中学校に行くかは選べます。これが、2021年4月入学の生徒(今の小学校3年生)から学校選択制廃止(原則として、指定校に行くよう)にすると、横須賀市の教育委員会事務局が方針決定し、1/19に発表しました。  ちなみに、右の地図がわかりやすいと思います。クリックすると拡大されるはずです。PDFはコチラ→小学校と中学校の学区の対応状況2016  2年前の記事に書いたことが、初めて時期も明示され、だいぶ確定的になりました。  →「横須賀市で小中一貫はできるのか?~中学校選択制がなくなる!?~」  私は選択制廃止論者だったので、基本的には評価しています。  とりわけ、来年度の中学校学区変更の結果を見ると、私の地元・野比にとっては重要な問題です。なぜなら、今回も、最もわりを食った学校(「転出」から「転入」を除いた「純減」が最も多い学校)は、野比中でした。これで、最も学校選択制の影響を大きく受けた学校が、4年連続で野比中となったわけです。  これは、別に教育内容のせいではなく、単純に北下浦と久里浜の学区が入り組んでいるためです。具体的には、たとえばうちの子は野比小に通っていて、うちの学区は野比中なのですが、小中一貫先が長沢中なので長沢中に入学することにしました。大半の友達がそうしたようです。  ただし、調べたところ、まだ確定ではありません。  この辺のくだりは手続き論で、少し難しいので、以下の囲みは読み飛ばして頂いて大丈…

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【会派視察報告:全国都市問題会議2017】横須賀市の、これまでとこれから。

 11/8~11/10の日程で、会派・研政のメンバー5人で第79回全国都市問題会議に参加してきた。  結論から言えば、全国都市問題会議には、金輪際、二度と視察をしないことをお約束したい。  ただし、首都大学東京・山下祐介准教授の講演は聞くことができて良かった。企画が甘かったからといって、全てが役に立たなかったわけではない。  まず、市民の皆様に反省の弁を述べたい。  2015年に、初めて全国都市問題会議に参加し、中身の空疎さに懲りていたはずだった。  →【研修報告前編】第77回全国都市問題会議に参加するも、費用対効果が疑問でした  ただし、「充実していた回もあった」とも聞いており、次の点からも「今回は期待できるのではないか」と会派内で議論し参加することとした。 ●今回の主題「ひとがつなぐ都市の魅力と地域の創世戦略 ―新しい風をつかむまちづくりー」 ●合計特殊出生率が日本一の沖縄県 ●観光立県の沖縄県 ●横須賀と同様に基地問題を抱える沖縄県 ●子どもの貧困への対策に力を入れる那覇市  加えて、全国から多くの議員や首長が集まる歴史ある研究集会との安心感もある中で、しかし、期待は裏切られた。前回並みに空疎だった。  参加費10,000円に加え、航空券&宿泊費で99,000円の税金を投じたにもかかわらず、議会活動を通じて市民に還元できる知見は乏しかった。  私は、視察において、常に政務活動費の投資を上回るリターンを目指してきた。そして、これまでの成績としては、平均的…

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【中学生にもわかるセイジの話】まとめ(Vol.21~30)

【中学生にもわかるセイジの話:Vol.21】 「保育園落ちた日本死ね!!!」は間違い。それを言うなら「市議会議員死ね!」が正しい。 「保育園落ちた日本死ね!!!」というツイートが一時期話題になった。国会でも取り上げられたようだが、ちょっと待って。保育園をどうするかは、ホントは市町村の仕事だよ。国会議員にすら理解できてない人がいるから困る。そして、市の最終決定者は市議会議員。だから、保育園に入れなくて腹を立てるんなら、市区町村議会議員に文句言わなきゃダメ。……ところで、文句言う前に選挙には行ったんでしょうね? 行ってないなら、そもそも言う資格ないからね。 【中学生にもわかるセイジの話:Vol.22】 投票は、実は手ぶらでOK。ハガキが送られてくるけど、あれは入場券じゃない。 投票は、実は手ぶらで行ける。投票日も期日前も、どちらも同じだ。よく選挙の直前に、役所からハガキが送られてくるが、あれを「投票券」や「入場券」だと思っている人が多い。若い頃、私もカン違いしていて、部屋に忘れてきたから投票をサボったことがある。ところが実はあのハガキは、ただの案内状。よく見ると確かに「投票案内」と書いてある。投票所でいくつかの質問に答えれば、ちゃんと投票用紙をくれる。だから、何はなくとも、選挙には行こう。 【中学生にもわかるセイジの話:Vol.23】 政治家は、超ブラックな職業だ。普通の中学生は、目指さないほうがいい。 労働環境の悪い職場は「ブラック企業」「ブラックバイト」などと呼ばれる。その…

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バカにされてきたみなさんへ。~チラシ26号を、ナウなヤング向け特集で発行~

 チラシ第26号を制作しました。印刷版は、週明けから各地で配布予定です。 ●特集:バカにされてきたみなさんへ。  という内容でお伝えしています。  →ダウンロード(PDF)  1/8の成人式の案内状をもらって、最近「中学生にもわかるセイジの話」というコラムを書いていることもあり、「公民教育をちゃんとやらなきゃ」という思いで制作しました。  この号は、普段のチラシとは違って、ナウなヤングに出会えそうな場所で念入りに配っていこうと思います。もちろん、私のように昔はヤングだったみなさんにも、喜んでお配りいたします。  普通に配ってもなかなか受け取ってもらえないので、今回はちょっとトガった看板とタイトルにしてみました。不愉快に思う人もいるかもしれません。でも、丸くして誰にも読んでもらえないよりは、90人が不愉快でも10人に刺さったほうがいいと判断しました。ご容赦頂ければ幸いです。  地方政治は「民主主義の学校」と言われますが、その役割を十分に果たせているだろうか? 自問自答しながら、活動しています。お気づきのことがあれば、気軽にお寄せ下さい。

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保育園で主食を提供する話はどうなってるの?

 横須賀市の公営保育園では、給食を出していますが、主食だけは提供していません。より正確に言えば、0~2歳児には主食もおかずも、全ての園で提供しています。しかし、3~5歳児にはおかずだけ提供しています。  特に夏場などは、食中毒なども不安な中、どうして傷みやすいご飯だけを持っていかなければならないのか? もちろん、パン持参の家庭もありますが油と塩が過多になりやすいし、どうせだったら温かいゴハンを出してあげられないものなのか?  そこで、私が一丁目一番地に掲げた政策が、公営保育園での主食提供でした。  →チラシ「小林のぶゆき」第1号(2011年1月発行号・PDF)  その後、2017年6月の市長選でも、現・上地市長が掲げて話題になりました。  →「保育園でも完全給食が実現か!?~あの上地パパが公約の一丁目一番地に」  ところが、これが頓挫してしまっているようです。  理由はハッキリわからないのですが、「炊飯器具を置く場所がない!」とか「保育園の調理員さんたちが反対している!」とかではなく、どうやら公立と民間があることに加え、幼稚園・保育園の無償化の話も出ている中で、制度設計をどうしようか迷っている感じです。  ということであれば、さっそく現状把握をしてみました。 ●公立保育園 11園中、1園で3~5歳児の主食を提供している。 (指定管理者制度の田浦保育園。その他10園は全て公設公営) ●民間認可保育園 27園中、19園で3~5歳児の主食を提供している。…

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2017年のお礼

小林伸行です。本年も、間もなく暮れようとしています。 私にとって、2017年はなんといっても「選挙イヤー」でした。 ●2月マニフェスト大賞実行委員長選挙に自分が出馬(落選) ●4月 鎌倉市議選に秘書時代にお世話になった方が出馬(落選) ●6月横須賀市長選 ●7月 横浜市長選に元ボスが出馬(落選) ●10月 衆議院選挙に秘書時代にお世話になった早稲田夕季県議が出馬(当選) いずれも濃淡はあれ関わったことで、だいぶエネルギーがかかりましたが、地元の市議としての活動は、手を抜かなかったつもりです。 また、本年は日本の民主主義のありように、非常な危機感を頂いた一年でもありました。「伝統的保守主義を大事にしたい」と思っている政治家としては、このままにしておくわけにはいかないと考えています。 まずは、すぐにできることとして、支援者の方から勧められたこともあって「中学生にもわかるセイジの話」というタイトルの公民教育を始めました。ネタが尽きるまで、書いていこうと思っています。 愚民化された民に主権者意識を呼び覚ますために、何ができるのか。今後も何か行動を起こしていきたいと考えています。 横須賀市議会議員としての任期も、あと一年4ヶ月です。この4年間の任期で、どれだけの仕事を残せるのか。今後も、しっかりと監視と見守りをお願い致します。 本年も大変お世話になりました。来年もよろしくお願い致します。

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【中学生にもわかるセイジの話:番外編】マップを見て近所の市議会議員を訪ねてみよう!

 横須賀市議の事務所所在地マップを作ってみました!  →PDFファイルはコチラ  2015年の市議選後、市議の死去や辞職、今年6月には補選もあって、メンバーが入れ替わっています。そこで、2019年の選挙も見据えつつ、なんとなく現職市議をGISで地図落とししてみました。来年には「横須賀データマップ」Ver.2も作ろうと思っているので、腕慣らしも兼ねて久しぶりにGISを使ってみましたが、思い出すのに苦労しました。  このマップで、ざっと見て、自宅の近くにいる議員は誰か? 政党や活動スタイルなどで親近感のある議員は誰か? あたりをつけて、会いに行ってみるのもいいでしょう。大丈夫。中学生だからって、主権者です。ちなみに、私の事務所にも、高校生が政治について語りに訪ねてきたことがあります。  しかし、よく見ると、田浦行政センター管区はいま議員がいないんですね! あと、小室卓重議員は事務所が米が浜でも住まいは鷹取なので、湘南鷹取あたりに4人と、その集中ぶりが際立っています。そんなバラつきぶりも見ていて面白いです。あと、やはり人口が多い所には議員が多い傾向がありますね。  詳しい住所や連絡先はコチラでご確認ください。  →議員名簿  ちなみに、私のところは大歓迎ですよ!

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【中学生にもわかるセイジの話】まとめ(Vol.11~20)

【中学生にもわかるセイジの話:Vol.11】 ザンネンなお知らせ。実は中学生のキミも、約一千万円の借金を抱えているんだよ。 ニッポンでは、オギャアと産まれたその瞬間から借金を抱えることになる。ちなみに横須賀市に生まれたキミの場合、国が852万円+県が41万円+市が71万円=965万円となる(国約1080兆円+県約3兆7600億円+市約2900億円の各人口割)。でも、安心してください、払えますよ……県と市の分は。ほとんどが、いわば住宅ローンなので、借金とは言っても健全な投資。ハコモノを豪華に建てすぎて、若干借り過ぎだが、まあ何とかなる。モンダイは、国の借金だ。こっちは健全な住宅ローンよりも、サラ金がどんどん増えている。国は「景気が良くなれば返せる」とか言っているが、要するに子どもや孫へのツケ回しだ。特に、今の若い人は戦後最大の借金を抱えることになる。選挙権がないか、選挙権を行使しないと、こういう仕打ちが待っている?! そういうことなのかもしれない 【中学生にもわかるセイジの話:Vol.12】 政治家の任期は、基本的に4年。ただし、短くなることはよくある。(参議院議員のみ6年) 日本の政治家は、市町村の議員も、都道府県の議員も、国の衆議院議員も、任期は4年。首長(市町村長や都道府県知事)も4年。ただし、地方なら、議会が首長に「不信任議決」をすれば、首長が失職するか、首長が議会を解散することができ、任期は短くなる。同様に、衆議院も「内閣不信任決議」をすれば、内閣総辞職か衆議院解散ができる……

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【中学生にもわかるセイジの話】まとめ(Vol.1~10)

 おかげさまで、支援者の方に勧められて始めたFacebookでの「中学生にもわかるセイジの話」も、毎日投稿できてはいませんが、なんとか細々と続いています。だんだん、過去に何を書いたか忘れて同じこと書きそうになったりするので、10回ごとにまとめることにしました。  「中学生には難しすぎるんじゃないか」など色々なご指摘も頂きながら、少しづつ改善しています。ただ、「へ~、そうだったんだ!」というトリビア感があるネタを何とかお届けしたいので、ありきたりのことじゃない情報を仕込みたいなと思っています。お気づきのことがあったら、ご指摘いただきたいですし、新しいネタ案も大歓迎です。 【中学生にもわかるセイジの話:Vol.1】 市町村は、国や県の下ではない。対等の関係。ただし、タテマエ。 地方分権が進んだいま、市町村にできないことを都道府県が、都道府県にできないことを国が、という補完性の原則(subsidiarity)に沿って行政をするのが欧米標準。ただし、ニッポンの現実は、未だに国は地方を下請け扱いするし、地方も国に甘えている 【中学生にもわかるセイジの話:Vol.2】 市議会議員は、市長の部下じゃない。むしろ、市長の監督者。ただし、世の中には市長の腰巾着と化した議員もいる。 株式会社にたとえれば、市長は社長で、議員は取締役。ただし、日本型オーナー企業のイメージだと、取締役も社長の部下だと勘違いしている人が多い。日本の地方自治制度は戦後にアメリカから導入されたので、米国型株主主権モデルにな…

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【委員会視察報告:後編】震災後のまちの直しかた~熊本市~

 委員会視察の最終日は熊本市だ。熊本市では、昨年4/14と4/16に起きた熊本地震への対応から教訓を得ることが目的だ。  とりわけ、都市整備常任委員会としては、道路・橋梁の災害復旧の取り組みについて話を伺った。 (写真は熊本駅にあった巨大ゆるキャラ。復興のシンボルは、熊本城よりもゆるキャラの印象)  ところで、議論の大前提となる私の考えだが、我々議会は、震災時にやれることはない。むしろ、何もやらないほうがいい。執行の指示命令系統を混乱させたり、余計な説明責任を果たすための報告資料の作成など仕事を増やしたり、邪魔になるだけだからだ。  議会の主な仕事は、執行を監督することだ。だが、非常時には、監督せずに執行を信じて任せたほうがいい。スピードが大事だからだ。議会は素人だが、彼らはプロだ。  では、議会は不要なのか?  確かに災害対応には不要だろうが、復旧対策には必要だ。修繕をすべきか、更新をすべきか。そもそも復旧すべきか、廃止してしまうか、全く別の施設で対応するか。こうした判断は、住民代表である議会が、合意形成して議決しなければならない。  また、災害が起こる前に、発災時に想定される事柄について、マニュアルへの反映を提案したり備品の備蓄を提案するなど、問題の芽を摘んでおくことも重要な仕事だ。  上記の考え方の下、今回の視察で聞いた話を整理したとき、あえて技術的な知見は一切を捨象したほうが良い。それらは我々議会にとって、執行部に口を出したくなる誘惑の種にほかならない。 …

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【委員会視察報告:中編】稼ぐ公共施設、大阪城公園~大阪市~

 前日に訪問した吹田市は、タダで公共施設を手に入れた話だった。続いて訪問した大阪市は、逆に公共施設で儲けを出しているという話だ。  具体的には、大阪城公園の事例だ。 以前の大阪城公園の状況  この大阪城公園は、大きく分けて3つの部分から成る。 (1)大阪城天守閣 (2)大阪城ホール (3)その他の施設と公園部分  (1)大阪城天守閣は、市の外郭団体に委託(指定管理)しており、来観料収入が多く、年間2億2600万円の黒字だった。  (2)大阪城ホールは、市の公園に株式会社大阪城ホールという民間企業が土地を借りてホールを所有している格好で、民営なので収支は関係ない。  (3)その他の施設と公園部分が、赤字だった。収入は6億円強あったようだが、年間10億6000万円もの経費をかけて管理していた。つまり、(1)大阪城天守閣の黒字を加えても、大阪城公園全体では毎年約2億円の赤字だったようだ。加えて、その他に市職員の人件費もかかっていた。  これだけ聞けば、大阪城公園は大変なお荷物のようにも思われるかもしれないが、行政の常識から考えれば、「まあ、そのぐらいかかるわな。逆に、あの広い公園を市の持ち出し2億円で管理しているのは安いほうじゃないか」という感覚だと思う。ちなみに、横須賀市だと、三笠公園&ヴェルニー公園の指定管理料が年間1億2千万円。くりはま花の国&ペリー公園の指定管理料も年間1億2千万円。あの維持すべき史跡も多い大阪城公園を2億円で管理していたのは全国的には悪いほ…

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熊本子連れ議員モンダイは、横須賀市議会でも起こり得るのか? 介護や障害のケースは?

 各方面で話題になっている熊本子連れ議員モンダイ。 →「“赤ちゃん連れて出席”熊本市議会が紛糾」ANN News  さっそく我が横須賀市議会について確認してみました。結論から言えば、うちではこのような混乱は起こらないと想定しています。 1)議員も保育園に預けられる。  まず、横須賀市議会に議員や傍聴者用の託児室はありません。市役所にも職員用の託児施設はありません。 では、保育が必要な子どもがいる議員が発生した場合、どうするのか?  議員は非常勤公務員で、毎日議場に来るわけではないですが、それ以外の時間も議員活動や兼業の仕事をしていることが多いです。そのため、勤務時間の決まっていない自営業者と同じように保育園に預けることが可能です。少なくとも横須賀市では可能です(実際、私も議員になってから1年間は保育園にお世話になりました)。もしも、保育園がいっぱいで入れなければ、家庭的保育や認可外保育・民間のベビーシッターを利用することになります。幸い、我が議会は十分な額の報酬が与えられているので、これらを利用できないことはないでしょう。 2)一時保育もある。  あるいは、毎日のように日中の保育が必要なわけではない場合、代用として幼稚園を利用するか、一時保育を使う方法もあります。  公設の一時保育は、予約ができる仕組みで市内に8園あります。議会の予定は1年前には仮の予定が組まれ、1か月程度前には確定します。保育園担当者に話を聞く限り、早めに予約すればどこかしら予約できそうです。 3…

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実際どうなの、新市長?~チラシ25号を発行~

 チラシ第25号を制作しました。印刷版は、来週から各地で配布予定です。 ●特集:実際どうなの、新市長?  という内容でお伝えしています。  →ダウンロード(PDF)  市長選後、初となる9月~10月議会を通して見えてきた市長の姿。いわば、初戦の手合せで見えた市長の評価と今後の課題を整理しました。  その後1か月、時間が空いてしまいましたが、色々な情報を自分の中で整理して、評価が熟するまで時間がかかってしまいました。……というのは、単なる言い訳です。私が遅筆なだけです。スミマセン。  いい市長なのか、悪い市長なのか。  また、迎えた議会の様子はどうなのか。  どうぞご覧になってみてください。  なお、併せて、議員にしか配布されてこなかった「決算説明資料2016」も、一挙に公開してしまいました。ご関心のある方はこちらから入手ください!  →「市の予算、勝手にオープンデータ化プロジェクト」

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【委員会視察報告:前編】棚ぼたラッキースタジアムbyガンバ大阪~吹田市~

そもそも委員会視察って、なに?  横須賀市議会の都市整備常任委員会で、10/23~10/25の旅程で視察に行ってきた。  我が議会では、議員が4つの委員会に分かれて、分担して市の事業をチェックする。10人×4委員会+議長1人=定数41人となっている。もちろん、全員が全体を見るが、担当委員会は入念に見る仕組みだ。担当委員会は、1年ごとに変わる。  チェックするだけでなく、調査もして、個々の議員が市役所に助言・提言をしている。この調査には、先行事例の視察調査も含まれる。これを委員会全員で行くのが、委員会視察だ。別に無理に行くことはないのだが、毎年「みんなでこれを視察しようぜ」という声がたくさん挙がり、予算の都合もあるので慣例的に年1回・2泊3日で行くことが多い。  本来ならば、委員会全体として共通のテーマを持って調査・視察し、委員会全体として助言・提言するほうが効果的だ。そのようにしている議会はいくつもある。ただし、我が議会はそこまでたどり着いていない。そんな声も出ているが、合意形成ができていない。  以上が、委員会視察の概要だ。  さて今回、私が所属する都市整備常任委員会では協議の結果、大阪府吹田市、大阪市、熊本市の3都市へ視察に伺った。以下、そこで得られた洞察について報告する。 1日目:吹田市  吹田市は、人口約37万人の大阪の近郊都市だ。古くから工業が栄え、千里ニュータウンなどベッドタウンとしても栄えたようだ。人口40万人の我が横須賀市と比べると、面積が1/3なので、…

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ドラマ『民衆の敵』がオモシロい!本物の市議会議員も「あるある」と

 一昨日から放映開始の、篠原涼子さん主演の月9ドラマ『民衆の敵』が話題になっていますね。  出張に出ていて見られなかったので、今日帰ってきてさっそく観たら、実にオモシロかった!  以前から、「市議の仕事を身近に感じてもらえる内容だといいな」という期待感と、「ひょっとしたら変に政治家像を誇張してイメージ悪く描かれないといいけど」という不安が、入り混じった気持ちで注目していました。でも、心配無用でした。むしろ、本物の市議会議員をしている私も「あるある、それあるよ~」とうなづくようなシーンも多くて「しっかり取材したんだろうな」と感じました。もちろん、ドラマなので脚色もありますが、不自然さはなかったですね。  それに、篠原涼子さんが扮する主役のママ「佐藤ともこ」候補の演説には、思わず涙がこぼれました。キー・メッセージは「そんなの、おかしくないですか?」。これまでに会ってきた色んなママさんや悩みを抱えた方の顔を思い浮かべたりしながら、感情移入してしまいました。物語の力ですね。  「世の中おかしい!」と不満を抱えながら、でも選挙に行ったり議員に相談したりしてこなかった多くの方が、このドラマを観て「ああ、それって政治で変わるんだなあ」と実感してくれたらうれしいですね。  私も、子育てしながら気付いたことを変えたいと思って市議になりました。 「なぜ横須賀には中学校給食がないんだろう?」 「保育園に預けないと働けないのに、働いてないと預けられないって、じゃあどうすればいいのよ?」 「なぜ…

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今日、お昼前後に、議会で質問に立ちます

今日の横須賀市議会本会議で登壇します。出番はおそらく11:30以降だと思います。 今日は、新教育長の就任にあたり、私の会派・研政や私が重要だと考えている教育問題について、基本的な考え方をお伺いしていきます。 インターネット中継でもご覧いただけます。 http://smart.discussvision.net/smart/tenant/yokosuka/WebView/sp/

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10/1「新しい市長は、実際どうですか?」~市民の声を聴く会~をやります

 10/1(日)に第15回「議員有志で市民の声を聴く会」を開催します。テーマは、「新しい市長は、実際どうですか?」  →詳細チラシ(PDF)  実際に、市民のみなさんから「新市長はど~なの?」と訊ねられることがホントに多いので、そのまんまの企画としました。  何も準備は要りませんので、お買い物のついでに気軽にいらっしゃって下さい!  なお、9/22のタウンニュースにも掲載されました!→ 第15回 議員有志で市民の声を聴く会 ~新しい市長は、実際どうですか?~ ●日時:2017年10/1(日)14:00~16:00 ●場所:産業交流プラザ 交流サロン    (芸術劇場3F汐入駅1分) ●対象:横須賀市民 ●申込:不要(でも、できればご連絡ください)     m(_ _)m ●主催:市議有志(小室たかえ080-9152-3158・髙橋英昭070-2209-3301・小林伸行070-6640-3927  「新しい市長は、実際どうですか?」と、たずねられることが、よくあります。今年6月、横須賀市民が選んだ市役所のトップ、上地克明市長。彼を間近でチェックする立場の議員に、そう聞きたくなるのは自然なことですし、市政に関心を寄せて頂いている証拠だと思います。  前回は、市長選告示日の直前6/17に、3候補の政策を見比べる企画で開催し、多くの方に集まって頂きました。今回は、市長選後初となる9月議会での所信表明や議員の質問を通して見えてきた、上地克明市長の特徴や課題について…

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