議案資料、勝手に公開していきます。

 横須賀市議会は、なぜかわかりませんが議案資料を公開していません。  そうすると、議会中継をしているとは言っても、資料がなければチンプンカンプンです。  しかも、傍聴者には紙で資料を配るとは言っても、最近まで傍聴をできなかったため、議員以外は誰も議案を目にすることができない状況でした。だから、ある会議では、資料公開していないと中継の視聴者に申し訳ないからということで、資料の一部読み上げまで行う始末です。  議案は、公開すればいいのです。  というわけで公開、はじめました。  →横須賀市議会の議案資料公開

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横須賀市議会は議会改革度ランキング62位へ凋落。

 毎年、この時期にお伝えしている「議会改革度ランキング」結果のご報告だ。  →早稲田大学マニフェスト研究所「議会改革度調査2019」  わかりやすよう、横須賀市議会と上位を抜き出して、右上の表にまとめた(2020年6月17日公開情報を基に小林作成)。  2011年の全国10位から、この9年間少しずつ順位を落としてきた。うちが後退したのではない。少しずつ前進はしているものの歩みが遅いため、他議会に追い抜かれたのだ。  より詳しく見ると、「情報共有」「住民参画」「機能強化」の3つの評価項目のうち、情報共有は高めだが住民参画と機能強化が弱い。つまり、会議のネット中継など情報公開はしているが、市民の声を聴いて、それをカタチにする機能が弱いということだろう。  もう一つ、興味深かったのが、昨年の1位~3位が軒並み順位を落としたことだ。彼らもサボっていたわけではなかろう。1位をもぎとった西脇市議会をはじめ町田市議会、桐生市議会、多摩市議会などが頑張ったということだ。きちんと活動すれば、きちんと評価されるわけで、横須賀市も本気で改革すれば上位を狙えるはずだ。  そして、それは住民にとってもきっと良い結果を生む。  県内でも、だいぶ変動があった。相模原と川崎の2政令市の躍進が目立つ一方、茅ヶ崎・大磯・南足柄の凋落が気になる。 神奈川県内ランキング2019 46位 相模原市議会 46位 川崎市議会 49位 箱根町議会 52位 横須賀市議会 53位 茅ヶ崎市議会 82位…

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【6/28〆切アンケート】議会が動かないので、有志で市民の声を集めます

 コロナ問題について、みなさんの声をお寄せください。  →【6/28〆切】横須賀市のコロナ対策 市民アンケート  頂いた声は、議会での提案や市政チェックに活かしていきます。  以下、背景説明。  議会は、市民の声を市政に反映するためにある。そして、コロナ禍で市民は様々な困りごとや悩みを抱えているはずであり、それらに耳を傾けるべきだ。しかし、これまで横須賀市議会は広聴会を開いたこともなく、まして今はコロナ禍で集会を開くわけにいかない。広聴会的な役割を持っていた議会報告会も中止を決めて、代替手段も用意していない。  だからこそ、オンラインでアンケートを実施してはどうかと考えた。もちろん、インターネットでは拾えない声もある。しかし、インターネットだから拾える声もある。  そこで、横須賀市議会のコロナ協議会で提案していた。しかし、6/8の議会運営委員会で「市民から声を聴いても反映できるかわからない」「予算も限られている」といった驚きの理由ではねられてしまった。  そもそも、反映できるかどうかにかかわらず、まずは予断を持たずに声に耳を傾けるべきではないのか? そして、あれだけ議会側は予算が必要となる様々な要望を市にしておきながら、市民にはそんなことを言うのか? だいたい、予算が要らない改善策も出てくるかもしれないはずだ。  つくづく「市民が怖い市民代表じゃ、どうにもならんな」と思った。  議会がやらないんじゃあ、仕方がない。自分たちでやることにした。  賛同してくれた共産…

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やっぱり横須賀市の人口は増えていませんでした。

 「1カ月で人口が最も増えた市区町村は横須賀市(2598人増)、最も減ったのは三浦市(68人減)だった。」という報道があり、市民の間で喜ぶ声もあがっていた。  →「県内人口、922万2618人に 5月1日現在」神奈川新聞2020年5月31日  しかし、どうも違和感があったため、ここ5年間の月別の人口増減を追いかけてみた。結論から言えば、やはり横須賀市の人口は減少基調だった。「横須賀市推計人口」からグラフを作成したのでご覧頂きたい。  上の折れ線グラフが人口総数だが、周期的に毎年4月に人口が大きく減り、5月に大きく増えることがわかる。  これは、4月に大量に亡くなって5月に大量の赤ちゃんが生まれるわけではない。  下のグラフをご覧頂きたい。これは、自然増減(死亡と出生の差し引き)と、社会増減(転出者と転入者の差し引き)を積み上げたものだ。これを見ると、自然増減はある程度一定している。より正確に言えば、この5年間で自然増は一度もない。常に、生まれる数よりも亡くなる数のほうが多い状況だったことがわかる。  一方、社会増減は大きく変動している。毎年4月に転出者が多く、5月と11月に転入者が多いことがわかる。  →数字もわかる大きなグラフはコチラ  なぜ、このようなことが起こるのか?  念のため、男性と女性に分けて同じグラフを作成してみた。上が女性で下が男性だ。  これを見ると、女性も同じ傾向はあるものの、男性ほど大きな山ではない。  →数字もわかる大きなグラフはコチラ …

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感染症病床数ランキング、神奈川県はワースト1位だった

 コロナ患者は、原則として法定の「感染症病床」に入院させなければならないこととなっている。  しかし、今回のコロナ禍で全く足りなくなり、他の病床にも入院させたことはご存じの通りだ。 →厚生労働省「新型コロナウイルス感染症患者等の入院病床の確保について」  今回、各地の病院で院内感染(いわゆる病院クラスター)がかなり発生してしまった。これは、設備と人員の整った感染症病床以外でコロナ患者を受け入れたことも大きな原因として考えられるのではないだろうか?  ところで、この感染症病床について調査したところ、右表の通り神奈川県が人口当たりで最低だったことがわかった。  作成したデータも共有しておく。  →BedOfInfectiousDisease2017.xlsx  なお、出典はe-Statの2017年度の情報だが、過去記事にも書いた通り東京都はその後大幅に感染症病床を減らしている。念のため、2019年度のデータでも見比べてみたところ、東京都がワーストNo.2に順位を上げたものの、栄えあるNo.1は神奈川県で不動だった。  この感染症病床は、都道府県知事が指定することとなっている。  黒岩知事は「未病」にご執心で、「me-byo valley “BIOTOPIA”」なるハコモノまで作ったが、「かかってしまった後の感染症への備えが、おろそかだったんじゃないか?」とのそしりは免れないのではないだろうか。  もちろん、全てのコロナ患者を感染症病床で受け入れるのは無理だったろう。…

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市民代表はコロナ対策のためにどう動いたか? ~協議会5/28の報告~

 昨日5/28に、横須賀市議会はコロナ協議会を開催した。5/7、5/14、5/15、5/22と続く第5回目だ。  なお、5/28からネット中継&録画も公開するようになった。  結論から言えば、市役所への2度目の要求の回答が返ってきて、実現した提言も実現しなかった提言もあった。  ひとまず、市民のために市民代表がどう動いているかを後日検証できるよう、当日の資料も含め共有しておく。横須賀市議会は国とは違う。  →「コロナ専門家会議、議事録作らず 歴史的事態検証の妨げに」2020年5月28日東京新聞  なお、私が提案している、議会として市民の声を聴く手法については、次回6/2(火)10:00~の第6回の会議に持ち越された。 ※画像提供:ぱくたそ 01-議事次第.pdf 02-(資料1)新型コロナウイルス感染症対策に係る要望・確認事項Part2.pdf 03-(資料2-1)市の対策一覧①(※執行部回答分).pdf 04-(資料2-2)市の対策一覧②.pdf 05-【別添1】横須賀市内PCR検査実施状況20200525.pdf 06-【別添2】横須賀市内コロナ感染状況20200525.pdf 07-【別添3】横須賀市内感染症病床稼働状況20200525.pdf 08-【別添4】参考(活用見本).pdf 09-(資料3)市議会の対応一覧_.pdf 10-(資料4)市議会災害時BCP(業務継続計画)改訂.pdf 11-【別添5】学…

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市民が求めるコロナ感染者情報って、こういうことですよね?

 議会は市民の声を受けて、PCR検査の実施状況と市内の感染者数について情報を出すよう、市役所に求めていた。  ところが、この件については5/21にゼロ回答が返ってきた。  仕方がないので、下記情報から自分でグラフを作成した。  →「横須賀市内の新型コロナウイルス感染症患者の発生状況(5月22日更新)」 ※下段の入院等と退院等の数の内訳は、これから市に情報を出させたいと思うので、あくまで仮情報。  市民のみなさんが求める新型コロナウィルス感染者情報は、情報の羅列ではなく、こういうわかりやすいグラフなのではないだろうか。  どうやら市役所も回っていないようだから、議会の権能を使って資料照会をかけ、PCR検査の状況も含めわかりやすく情報提供しようと思う。

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東京都は感染症病床を27床も減らしていた!

 いま、コロナ対策のためにデータ分析をしていたのだが、その中で興味深いデータを作成した。  なんと東京都は感染症病床を27床も減らしていたのだ。  →感染症病床数2017と2019の差分  もしも、27床もの感染症病床が元通りあれば、コロナ患者の受け入れ先も、もう少しスムーズに見つかったのではないだろうか?  全国的に見ると、東京都△27床・埼玉県△4床・兵庫県△4床の3都県の他は、合計で+30床増やしている。つまり、東京都だけ大幅に減らしているのが目立つ。  2年間の間に、いつ、なぜ削減したのか? 行革による削減なのか、病院の撤退などによる不可抗力で減ったのか、わからないので評価はできないが、都政関係者にとっては検証すべき案件ではないだろうか。  なお、検証可能なように、元データも示しておく。  →厚生労働省「感染症指定医療機関の指定状況(平成31年4月1日現在)」  →上記サイトをExcelシートにしたもの  →総務省「e-Stat」(2017年度の都道府県別の感染症病床数はコチラ)

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議会の責任感を考える~コロナ・コロナの要求ばかりでいいの?~

議会からの要求への市の回答  横須賀市議会のコロナ対策協議会が出した要請に対し、昨日、市からの回答が来た。  →市からの回答  本日開催された協議会で対応を議論し、結論から言えば37項目の回答を全て了承した。  私には、とても納得できない回答もいくつかあったので「了承できない」と訴えたが、私の立場はオブザーバー参加(無会派のうち1名限定)であるため、取り入れられなかった。  ただし、協議会の疑問や要求を十分に満たせなかった回答に対しては、再質問や再要求をすることとした。議会の矜持は示した格好だ。  なお、協議会の中継放映は手続きが間に合わなかったが、録画は後で観られる予定だ。  →市議会中継 ※画像提供:ぱくたそ  なお、本日の会議資料を一式共有しておく。 →01-議事次第.pdf →市に要請した内容への回答(02-(資料1)新型コロナウイルス感染症対策に係る要望・確認事項.pdf) →市に要請する前の議員からの提案(03-(資料2-1)市の対策一覧①.pdf) →市に要請する前の議員からの提案のうちこれから議論するもの(04-(資料2-2)市の対策一覧②.pdf) →05-(資料3)緊急時における本協議会の開催継続について.pdf →06-(資料4)市議会BCPを感染症大規模流行事案に対応させるための基本的考え方.pdf →07-(資料5)市議会の対応一覧_.pdf →08-(別添1)通知新型コロナウイルス感染症対策に係る地方公共団体における議会の…

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動き出したら早かった、コロナ対策協議会

 コロナに苦しむ市民のために、議会の動きはどうか?  私は4月から、ずっと「横須賀市議会のコロナ対策は遅い!」とイライラしていた。ここまでの経過は過去記事をご覧頂きたい。  ところが、5/14・5/15に開催したコロナ対策協議会では協議がどんどん進んだ。  初動は遅かったが、動き出したら早かったという印象だ。  昨日、16:00~19:30で終わらなかった分、翌日10:00~すぐ設定したのもスピード感あって良かった。 ※画像提供:ぱくたそ  各議員から提出された提案は下記PDFをご覧頂きたい。2日間で大半を議論した。  →新型コロナウィルス対策検討協議会市の対策一覧.pdf  →新型コロナウィルス対策検討協議会市議会の対策一覧.pdf  今日中に、議論した内容をまとめ、市長以下の市役所に提言・要請・質問する項目を列記し、ホームページにUPする予定だ。  その後、中2営業日で市から回答させる予定であり、それも併せてホームページにUPする段取りだ。  →■リンク予定■  市議会は、みなさんの困りごとや不安に応えているか? 是非ともご覧頂ければと思う。 以下は感想:  しかし、この協議会は良かった。  第一に、「民意をくみ上げて、それを集約して、市長以下に指し示す。」 こうした議会本来の仕事がきちんとできている。そして、少数者の小さな声にも耳を傾ける姿勢があった。  第二に、メンバーも良い。どの委員も、相手の話をきちんと聞いて、論理的に説明…

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広域水道企業団議会議員に立候補しました

 みなさんは、どこから水を買っていますか?  「どこからって、水道の水は市と契約するんでしょ!?」と思うかもしれませんが、そうとは限りません。  忘れがちですが、水道水は買わなくてもいいんです。井戸水で事足りる家もありますし、タンクに入った水を民間企業から買うだけで済ますこともできます。  しかも、「市役所から買っている」と思いますが、正確には会社から買っています。みなさんは、市役所の傘下の「公営企業」という別会社と契約しているんです。横須賀市の場合は「横須賀市上下水道局」という会社です。 ※画像提供:ぱくたそ  ところで、横須賀市が売っている水は、自前の水と、よそから仕入れた水のブレンド水となっています。ざっくり1/3ぐらいが自前の水源でしょうか。ちなみに、お隣の三浦市は、全ての水が仕入れた水です。市内に水道管だけ持っていて、仕入れた水を売る販売店型の営業形態です。一方、お隣の逗子市や葉山町は水を売っていません。代わりに、神奈川県が運営する「県営水道」という会社が逗子市内・葉山町内に水道管を引いて水を売っています。横須賀市や横浜市のように、自前で水源を持っていて、自前で製造(浄水)もするのは、実は全国的には少数派です。  さて、前置きが長くなりましたが、横須賀市が水を仕入れている会社があります。  この会社が、「神奈川県内広域水道企業団」です。これは、神奈川県、横浜市、川崎市、横須賀市の、いわば「合弁会社」です。「もっと大きな相模原市も藤沢市も入っていないのに、なぜ横須…

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5/14のコロナ対策協議会に向け提言を提出しました

 コロナ対策、横須賀市は何が足りないのか?  市民は何に困っていて、何が不安なのか?  過去記事やSNSでも投げかけていましたが、市民のみなさんから頂いていた声をもとに提言をまとめて、議題として提出しました。念のためご報告します。  なお、これは第1弾であり、状況はどんどん動いていきますので、第2弾・第3弾も出していきます。引き続き、お気づきのことがあればお寄せください。  第1弾は、多くのご意見を頂いたので、なんと28件もあります!  詳細は下記のPDFをご覧ください。  →新型コロナウイルス感染症に係る対策について  なお、以下に見出しだけ貼り付けておきます。また、私も委員にはなれなかったのですが、オブザーバーとして出席できることとなったので、どんどん議論していきます。 新型コロナウイルス感染症に係る対策について 無会派(小林伸行) 【市民サービスに関する対策】 「生活福祉資金貸付」の入金迅速化 市独自の緊急小口貸付を制度化 PCR検査の適切性の検証 市内の医療施設・福祉施設の個人防護具(PPE)の配備状況の調査と手当て 横須賀市限定の地域通貨の発行と供給 三浦半島圏内の外出自粛の解除 学童クラブへの小学校の学校開放 子どもの居場所や学習の場としての小学校の活用 会計年度職員の増員 家庭内暴力や児童虐待のケースの増減やその背景などを分析して打ち手を検討 小学校での子どもの居場所は確保されたのか検証…

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【お願い】あなたが選んだ議員に、今こそ声を届けてください。

 「コロナ禍でこんなに大変なのに、なぜ政治家は動いてくれないのか?」  そんな不満をお持ちの方も多いと思います。  もちろん、全国を見れば熊本市の大西市長のように「市長、ホントありがとう。アンタも少しは休んでくれよ」と市民から感謝される名政治家もいます。でも、残念ながら横須賀市議会の対応は過去記事で何度も書いているように、遅いのです。 →「コロナ対策よりイス取りゲームに熱心な市議会なんて要りますか?」 →「コロナ対策に動かない議会なら、給与を返上せよ。~働いても働かなくても年額1094万円~」 →「まだ立ち上がらない横須賀市議会のコロナ対策協議会」 →「コロナ対策は来週以降。横須賀市議会のスピード感にイライラ。ちなみにボーナスは10%カットへ」  私一人が吠えても、提案をどれもこれも議題にも取り上げず蹴ってしまう議員たちがいるので、変わりません。(議運メンバーじゃない共産党と無会派を除く。つまり、自民、公明、よこすか未来会議の3会派)  そして、その議員たちを選んだのは、みなさんです。  本当に、今のままでいいんですか?  みなさん、困っていること、いっぱいあるんじゃないんですか?  何のために、議員を選んだんですか?  あなたの声を、市政に反映してもらうためなんじゃないですか?  だから、お願いがあります。  自分の選んだ議員に声を届けてください。  「俺たちは困っているんだ。議会はまだ一度もコロナ対策の議論をしてないじゃないか? 早いところ話し…

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コロナ対策は来週以降。横須賀市議会のスピード感にイライラ。ちなみにボーナスは10%カットへ

 横須賀市議会は、本日5/7の午前中の議会運営委員会で「新型コロナウイルス感染症対策検討協議会」を立ち上げ、午後には第1回目の会議を開いた。  ここに至る過程は次の通りだ。 4/15にコロナ対策協議の提案書を小林が書面提出    ↓ 4/23の議運で、他会派の案も併せてテーブルに乗って各会派持ち帰り    ↓ 4/30の議運で協議会を立ち上げることを決定    ↓ 5/7の議運で要綱を決定し、協議会が立ち上がる。    ↓ 5/7の第1回協議会で正副委員長と次回の会議日程を決定←今ココ    ↓ 5/11〆切で各議員から議題案の提出    ↓ 5/14の第2回協議会で議題を選定    ↓ 5/27以降の第3回協議会で、ようやく中身の議論(予定)  まるでスローモーションの映像を見ているようで、ほとんどの方が読んでイライラするのではないか。「どんだけ時間かけんだよ?」と。  民主政治なので、確かに合意形成に時間はかかる。だから、提案が初めてテーブルに乗った4/23からの1週間は仕方ないと思う。だが、4/30には立ち上げをして、GW前の5/1には第1回協議会を開催しても良かったのではないか。  もちろん、議員は兼業OKで他の用事もあるだろう。とは言っても、公務は最優先だし、横須賀市議会の報酬年額1094万円は専業議員向けの金額と言っていい。 ※画像提供:ぱくたそ  しかも、今日の第1回協議会の議題がこれだ。 1.委員長の互選について 2.副委員長の互選…

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横須賀市長はボーナスを自ら返上。市議会はどうするか?

 4/30に上地市長と副市長は、自らのボーナスを全額カットすることとした。  コロナで市長・副市長の仕事はむしろ増えており、緊張感を持って様々な難しい判断を下していることと思う。だから、本来であれば、6月分期末手当は増やしこそすれ、減らす理由はない。しかし、彼らは姿勢として、自ら全額カットする意思を見せた。  そのご意思を尊重して私も賛成し、議会として可決した。  ちなみに、金額は市長2,751,739円+副市長2,340,713円×2名=合計約743万円を返上だ。 ※画像提供:ぱくたそ  さて、問われるのが、市議会だろう。  結論から言えば、私は今の議会ならボーナス返上は当然だと思う。なぜなら、今なおコロナ対策を何もできていないからだ。  ちなみに、市議のボーナスは年約318万円で、うち6月分は150万円だから、40人分だと約6000万円となる。  市長も市議会も、経営陣は本来、仕事の量ではなく、仕事の質で判断されるものだと私は思う。今のところ議員の仕事量は増えていないが、代わりに仕事の質が高ければ別に期末手当をカットする必要はない。  しかし、その仕事の質が問題だ。そもそも、コロナ対策の会議体を立ち上げることは決定したものの、実は現時点で一度もコロナ対策の会議を開いていない。  市民の不安や市民の願いをすくい上げて、何をすべきかを整理し、精査し、市役所が無理なく回るよう咀嚼して、必要な対策を指し示す。今やるべきことは、そういうことだろう。  そんな仕事がで…

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まだ立ち上がらない横須賀市議会のコロナ対策協議会

 横須賀市議会は、ようやく「新型コロナウイルス感染症対策検討協議会」を設置することを決めた。本日4/30の議会運営委員会においてだ。  しかし、これから要綱案を作成して、次回5/7の議運で要綱を決定してから立ち上がるらしい。 ※写真は3/18の議運中継  しかも、出席者をどうするか(各会派と無会派の人数)を決定しなかった。この件も、要綱と併せて次回に持ち越しとなる。  加えて、ネット中継はしないという。個人情報を理由としていたが、通常の常任委員会においても個人情報は出てくるし、それが外に出ないように資料を黒塗りしたり、案件によっては秘密会にしたりする手続きはある。同様に行えばいいのに。  一方、議事録を残すこととしたのは良かった。しかし、その議事録を通常の「会議録検索システム」に載せるかどうかを決めていない。これも持ち越しだ。  4/23に提案が出てから半月だ。このスピード感は、市民目線にどう映るだろうか。忸怩たる思いだ。

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スペインかぜとの戦いから、コロナとの戦い方を学ぶ

 昨日の記事「コレラとの戦いから、コロナとの戦い方を学ぶ」に続いて、今度はスペインかぜとの比較だ。 ※写真はスペインかぜ当時のマスクを透けた人々の姿。Wikipediaより引用  スペインかぜの際の状況について昨日、WINPECグローバル経済史研究部会「感染症の社会経済史的考察」(鎮目雅人 早稲田大学政治経済学術院) を聴講する機会を得た。講演資料は公開されていないが鎮目先生の論文は公開されている。  スペインかぜは1918年から数年にわたって流行したH1N1型インフルエンザだった。日本でも約2400万人が感染し、35~45万人が死亡したと言われる。当時の人口は約5500万人であり、国民の半数近い方々が感染した計算だ。致死率は1.6%前後となる計算だ。  とはいえ、今回の報告によれば、日本はアジアの中では死亡率が低く、欧州並みだったようだ。日本統治下の朝鮮と台湾も他のアジア諸国よりは死亡率を低く抑えられていたという。  この際も、現在のように密集を避けることや、手洗いうがい、マスクをすること、距離をとることなどは啓発されており、対策としては似た面があった。当時の啓発ポスターなども紹介され、興味深かったし、公衆衛生の基本は時代が移っても大きくは変わらないのかもしれない。  一方、最大の違いは、現在のコロナ対策では死亡者を最小にするために経済活動を犠牲にしているが、スペインかぜ当時は「インフルエンザで死ぬのは仕方のないこと」というような意識があり、都市封鎖、移動制限、営業自…

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コレラとの戦いから、コロナとの戦い方を学ぶ

 人類の歴史は感染症の歴史だった。ジャレド・ダイアモンドが『銃・病原菌・鉄』で描いたように、人間を最も殺したのは自然災害でも戦争でもなく、病原菌だった。  猛威を振るった感染症は、1億人以上を殺した14世紀のペストや数千万人を殺した1918年の新型インフルエンザが代表的だが、ここでは過去のコレラとの戦いに絞って振り返っておきたい。出典は、日清戦争の大検疫事業を率いた男の伝記『後藤新平-日本の羅針盤となった男』(山岡淳一郎)だ。 ※写真は後藤新平。Wikipediaより引用 ●1877:西南戦争後の防疫  近代日本において、コレラ防疫を本格的に行った記録が、1877年の西南戦争だったようだ。旧来の藩兵に代えて新明治政府は徴兵制を導入し、約6万人を西郷隆盛率いる薩摩軍の鎮圧へと九州に送り込んだ。  戦局が進むにつれ傷病兵が出ると、巨大なバラック病棟を備えた大阪の臨時病院に送還した。患者数は最多時で8,000人を超えたという。この送還に伴って、九州に巣食っていたコレラが神戸港から本州に運び込まれることとなった。このコレラは、長崎に寄港したマカオ経由の英国船を不平等条約の壁に阻まれて船舶検査できず、持ち込まれたようだ。この経験は、江戸時代に諸外国と結んだ不平等条約の改正を明治政府が急いだ一つの大きな動機となったという。  神戸港から持ち込まれたコレラが京都などで流行したため、新政府軍は神戸に「仮営施設」、京都に「避病院」を設け、検疫を開始した。しかし、1877年にはコレラで約8,000…

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子ども向けオンライン主権者教育、引き受けます。

 お声がけ頂いたのをきっかけに、小学生向けの「よのなか科」の授業として1~1.5時間の主権者教育プログラムをつくりました。  せっかく作ったので、連絡を頂ければ、無料でお引き受けします。今は、コロナ問題でこんな状況なので、オンライン用に紙芝居も用意しました。  見本として、以下、貼り付けておきますが、絵が下手だと思っても笑わないでくださいね。昔、ファシリテーション・グラフィックのプロの方に「絵心よりも真心ですから」と慰めてもらってから「下手でも伝わればいいさ」とふっきれました。  これは小学生向けですが、どんなことを教えるかは、2年前に中学生向けのテキストを作ったので、これを見て頂ければおおよそのイメージがつかめると思います。  →「中学生にもわかるセイジの話」20180327(PDF)  これは、Facebookで50回連続投稿した内容をテーマ別に編集して小冊子にまとめたものです。 以下は主権者教育に力を入れる私の思いです  「地方政治は民主主義の学校」と言われます。  自分が地方政治に関わって学んだことを、今度は教えていかなければいけない。そう思って、高校生や大学生向けの政治家インターン(I-CASやドットjp)も数多く受け入れてきましたし、神奈川大学・関東学院大学・立教大学・日本大学などでも、このテーマでお話しする機会を頂いてきました。  ただ、その度に思うのは、「意外とみんな知らないんだな。なぜ日本では、義務教育のうちにこういう大事なことを教えてお…

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コロナの中、議会をどう運営すべきか?

※4/23追記:私は下記の提案を議会運営委員会で議論するのが当然だろうと考えていたが、本日の議会運営委員会で「今後話し合う議題とはしない」旨、決定された。残念。ただし、今後立ち上がると想定される(仮)「新型コロナウイルス感染症対策検討協議会」でこの提案も参考に議論をしてもらえる可能性はあるようだ。  新型コロナウィルス対策は、議会として議論せねばならない。  一方、外出を8割以上削減するため、議会は市民のお手本となるべきであり、在宅ワークを目指すべきだ。  ところが、「地方自治法」という法律によって、議会は議場の椅子に座って「定足数」を満たさなければならない。  こうした中、解決策を考えた。他市議員とのネットワークを活かして次のような先進事例を参考にし、4/23の議会運営委員会に向けて提出した提案内容を共有しておきたい。  →鈴鹿市議会「新型コロナウイルス感染症対策についての意見を市長に提出しました」  →取手市議会「取手市新型コロナウイルス感染症対策本部長へ提言及び調査を求めました」  →取手市議会「取手市議会におけるオンラインビデオ会議の運営方法」  →早稲田大学マニフェスト研究所「緊急発表 地方議会は、新型コロナにどう対応したか? その1」 ※画像提供:ぱくたそ 令和2年4月20日 議会運営委員長 様 横須賀市議会議員 小林 伸行     発言の申し出について  令和2年4月23日の議会運営委員会に委員外議員として出席し、別紙のとおり発言したいので…

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