横須賀市AEDマップをつくりました。

 「誰かが作るだろう」と思って、そのままにしていたのだが、今日、知人の話を聞いて、さっそく作ることにした。  →横須賀市AEDマップ https://bit.ly/38Bz9C6  なんでも「路上で倒れた老人を見つけてAEDを探したが見つからず、救急車を呼んで来るまで付き添うことしかできなかった」と言うのだ。  確かに、市のホームページにもリストがあるものの、これではいざという時に直感的にすぐ探せない。  「よこすか わが街ガイド」という地図にも落としてはあるものの、スマホでは見にくい。  そこで、このURLさえスマホのブラウザにブックマークで入れておいて頂ければ、Google Mapsなどでさっと見つけられるし、何ならスマホでナビもさせられるハズだ。  なお、私が自分で勝手に作ると信頼性がないと思うので、データソースは「横須賀市オープンデータライブラリ」からとったものだ。2020年1月21日時点で掲載されていた情報であり、ソースが更新されたことに気づけば、いずれ同じURL上で更新したいと思う。

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【委員会視察報告:後編】市役所のデータはどこに置けばいいのか?

 前回(→ユニークな場所を使った集客を横浜に学ぶ)に引き続き、1/20~21の委員会視察報告だ。※画像提供:ぱくたそ  視察2日目の1/21には、NTT西日本さんの大阪某所のデータセンターにお邪魔した。  なお、本稿を書くにあたっては、同僚の本石篤志・総務常任委員会副委員長(元・横須賀市職員)に、道中で様々なことを教えて頂いた。この場を借りて感謝する。ありがとうございました。  ただし、仮に記載に間違いがあれば、それは私の聞き間違いであり、本石議員のミスではないことは申し添えたい。 ●なぜデータセンターを視察したのか?  私は今年度、総務常任委員会委員長であり、データセンター視察を提案していない。そのため、委員会を代表せず、私個人の問題意識を述べる。  本市のシステムは数多くあるが、中でも大きいのが次のようなものらしい。 ●基幹系システム  (住民基本台帳・税・介護保険・国民健康保険など。インターネットにはつながない閉鎖系だが、行政センターとは結ばれている。担当職員のみアクセス) ●行政系システム  (職員がPCで日常的に様々な作業をするもの。インターネットにもつながれている開放系。3,000人近い多くの職員がアクセス) ●教育系システム  (学校の教職員が生徒の成績記録を含む様々な作業をするもの。教職員らが使う2,531台の端末がアクセスし、それらの端末はインターネットにもつながれている開放系)  基幹系と行政系は本庁舎内の某所に、教育系は久里浜の某所に置い…

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【委員会視察報告:前編】ユニークな場所を使った集客を横浜に学ぶ

●委員会視察とはどういうものなのか  1/20・21の行程で議会の総務常任委員会として視察に伺った。もともと10月に3件視察を予定していたが、台風19号に伴って延期し、再調整が叶った横浜市とNTT西日本さんにお邪魔することとした。  会派視察は、会派としての政策づくりの参考とするために、会派内で議論して必要な場合に視察を組む。  同様に、委員会視察は議会としての政策づくりの参考とするために実施するものだ。ただし、現在は先進各市のような「政策形成サイクル」として体系的に政策を具現化しようと取り組み始めたものの、広報広聴会議による市民意見の聴取、委員会視察による調査、政策検討会議での政策立案が、それぞれバラバラに動いており、十分なサイクルとはなっていない。だから、従来の「各委員のその時点の関心事を挙げてその中から絞り込んで予算範囲の3日以内で行けるだけ行く」という方式も悪くはないが、「政策形成サイクル」を目指す今となっては連動させるべきだろう。この点については、今後、議会内で改善提案をしたい。 ●なぜユニーク・ヴェニューなのか  今回、一日目には横浜市でユニーク・ヴェニューの展開について学んだ。  ユニーク・ヴェニューはフランス語由来の英語であり、“Unique Venue”を訳すと「独特な場所」だろうか。  観光庁の説明がわかりやすい。 ユニークベニューとは、歴史的建造物、文化施設や公的空間等で、会議・レセプションを開催することで特別感や地域特性を演出できる会場のことを指します。…

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横須賀市の魅力度は全国64位 ~地域ブランド調査2019より~

 お正月に、5年ぶりに「地域ブランド調査2019」を追いかけてみた。  横須賀市の順位は、64位だ。過去最低の順位となった。  私がチラシ第10号で初めてお伝えしたときは、実に30位(2011)だった。推移としては次の通りで、長期低落傾向にあるのかもしれない。 ※画像提供:ぱくたそ ●2006 34位 ●2007 ?位 ●2008 43位 ●2009 37位(→) ●2010 33位(→) ●2011 30位(↑) ●2012 61位(↓) ●2013 44位(↑) ●2014 43位(→) ●2015 39位(→) ●2016 51位(↓) ●2017 63位(↓) ●2018 47位(↑) ●2019 64位(↓)  県内の傾向も、この5年間変わらないようだ。横浜と鎌倉がベストテン常連で、箱根が20位前後で続き、横須賀は逗子市や茅ヶ崎と競い、意外なことに因縁のライバル藤沢は100位以内にランクインしない。「意外と、元祖・湘南である横須賀市が『湘南市』と改名すれば、藤沢市に人口でも負けないかもしれない」などと思ってみたりする。  横須賀市分のより詳細な報告書も5万円程度で購入できるが、今のところ政務活動費を使って入手するほど自分の仕事に直結するわけではなく、市民に大きなメリットがあるとも思われないので順位だけ追ってみた。また、思い出した頃に見てみたい。

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小泉又次郎「理由無き解散」演説の書き起こし

 2020年も、よろしくお願いいたします。  さて、年始に、元横須賀市長・元逓信大臣の小泉又次郎の演説をじっくりCDで聴く機会があり、さすがは国民から人気のあった大衆政治家だと感銘を受けた。  せっかくなので、書き起こしてみた。お年玉として、みなさんに贈りたい。 小泉又次郎「理由無き解散」 1937年(昭和12年)3月  私は、小泉又次郎であります。  諸君。第70回帝国議会は、突如として解散せられました。  元来、議会の解散なるものは、予算案その他、重要なる政策に対し、政府と議会とが意見の衝突を来たしたる場合においてのみ行うべきものであって、この理由以外に解散はできぬはずである。もし、敢えて為す者あるならば、それこそ不法極まる非立憲的行為であると言わねばなりません。  林内閣は今期議会に臨むにあたり、45日にすぎぬ審議期間の緩急を図らずして、28億7千万円にわたる総予算案ならびに追加予算案7件その他83件という、歴代の政府に未だかつて類例のない多数の法律案を提出して、我々議員に協賛を求めたのであります。我々はつとに、現下の世情時世を認識し、内外に切迫せる国家的重大問題に直面しては、真剣に挙国一致・国難打開に邁進する覚悟と決心とをもって、組閣の当初からあまり虫の好かなかった林内閣ではありましたが、何ら捉われることなく、国家本位から陰になり陽になり、これを助けて、予算案をはじめとし政府提出の重要法案48件は慎重審議を尽くして貴衆両院を通過させ、その他に衆議院を通過し…

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切実さに向き合う2020年へ

 2019年は、多くの方にお世話になりました。ありがとうございました。  今年4月には市議選があり、3期目に挑戦しました。3,000名を超える方々に投票頂き、再選することができました。  とはいえ、2期目4年間もまじめに取り組んで、良い提言もし、実績も残し、誰よりも議員本来の仕事をしてきた。そんな自負を持っていたので、前回最も票を伸ばした議員が今回1,000票以上の最も票を落とした議員となったことで、落胆して人前に出る自信を失いました。票数は現在、議員のただ一つの評価指標だからです。  だからこの半年間、声を聴く会や街頭プレゼン、チラシ配布、市政相談ピクニックといった政治活動もお休みして、個々の相談対応と政策づくりに引きこもっていました。  ただ、いつまでも市政報告をサボるわけにもいかないので、11月から12月にかけて駅頭チラシ配布をしました。経済的に余裕がなくて、新聞折込やポスティングでのお伝えはできておらず申し訳ありません。    「頑張っても、報われないな。」  それが、今の正直な心境です。  事実を調べもしない的外れな批判にさらされ、チラシを配れば邪険にあしらわれ、手掛けた実績は理解されず、仕事ぶりが報道で注目されることもなく、昇進も昇給もすることがない。  でも、そんな泣き事こぼすと笑われるでしょうね。どんな仕事でも報われないことは多いものです。それに政治なんて、過去の歴史を見れば追い落とされたり殺されたり、もともと報われないことだらけの世界ということが私に…

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なぜ横須賀市議と市長のボーナス増に賛成したのか?

■自分のボーナス増に賛成しました  横須賀市議会は12月13日、自分たち議員のボーナスを335%から340%へと5%増額した。これにより、年間46,835円多く頂くこととなり、横須賀市議の報酬は今後、年間1094万円となる。  ちなみに、計算式はこうなる。 毎月分(月額646,000円×12カ月)+ボーナス分(基準月額646,000円×1.45×340%)=毎月分(7,752,000)+ボーナス分(3,184,780)=10,936,780円  つまり、私は自分の報酬を増やすことに賛成したこととなる。  なお、同時に市長・副市長・教育長のボーナスも335%から340%へと5%増額し、各年間38万円前後増額させた。  私は、現在の横須賀市の業績を考えると、議員も市長らも報酬を増やすべきか疑問に思っている。しかし、今回、賛成したわけだ。  それはなぜか? 以下、言い訳に聞こえるかもしれないが、理由を述べたい。 ■議員報酬は、そもそもいくらがいいの?  まず、議員報酬について私の考えを述べる。  私自身は、きちんとした評価のもとで成果報酬を導入できるなら、自分の報酬はもっと上がっていいと思っている。議員は会社で言えば取締役だ。経営者としての自分の見識とこれまでの実績について自信を持っており、株主(市民のみなさん)に十分な利益をもたらしてきたと自負している。  しかし、現在は成果報酬ではない。単純に個人の成果報酬にすると、「私はこんなに実績出しました!」と目に見える手柄を…

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上場企業の基準を、議会に当てはめろ!

■上場企業の基準「コーポレートガバナンス・コード」って何?  「上場企業」という言葉はご存じかと思う。証券市場で一般に株を売り買いできる会社のことだ。  株を売り買いするには、経営の情報がきちんと公平に提供されていなくてはならない。経営状態が全く分からない会社の株を買う人などいないし、本当かどうかわからない情報を元に株を買うのはリスクが大きい。中の人しか知らない情報で売り買いされると一般の株主は不利となる。だから、上場企業は外部監査も受けるほか、粉飾決算やインサイダー取引などは厳しく罰せられることになっている。 ※画像提供:ぱくたそ  こうした上場企業は、日本では東証やマザーズやJASDAQなどに上場している。これらの取引所を統括しているのが日本取引所グループ(以下JPX)だ。このJPXでは、全ての上場企業に企業統治(コーポレートガバナンス)の基本原則に従うことを求めている。東証一部二部には、より細かい原則も求めている。これらを「コーポレートガバナンス・コード」と呼び、日本におけるコーポレートガバナンスの事実上の標準(デファクト・スタンダード)となっている。 ■企業のルールを市町村に当てはめる!?  これを、市町村に当てはめてみようと思った。  なぜ、私はそんなことを考えたのか?  私は、卒業後にベンチャー企業に就職し、在職中に上場して持ち株会やストックオプションなども経験したので株について肌で学ぶことができた。また、その後はNGO活動を経てコンサル会社で企業経営を学び…

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横須賀市議の報酬と定数はどう変わってきた?

 私は2016年から『全国の議員報酬&議員定数「見える化」プロジェクト』を大学生の協力も得て実施している。議員定数と議員報酬が各地で話題になっていることもあり、現在、こちらの更新作業を進めている。  その合間に、横須賀市の議員定数と議員報酬の推移について、昨年の「議員有志で市民の声を聴く会」で提供した資料を更新したので、みなさんに共有したい。なお、ついでに元データも貼り付けておく。 年度 議員報酬 人口 1946 300 249,702 1947 1,000 261,805 1947 2,000 261,805 1948 3,000 268,587 1949 3,000 279,012 1950 8,000 252,350 1951 17,000 260,393 1952 17,000 266,143 1953 17,000 270,104 1954 17,000 275,382 1955 25,000 279,828 1956 25,000 278,478 1957 25,000 280,154 1957 25,000 280,154 1958 25,000 282,014 1959 25,000 284,694 1960 30,000 288,169 1960 35,000 288,169 1961 35,000 294,144 1962 55,000 301,282 1963 80,000 306,045 1964 80,000 311…

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オッサン職場、市役所に女性幹部のクオータ制を。

■オッサン職場の現状  以前の記事にも書いたように、横須賀市役所はオッサン職場だ。  →横須賀市役所は、なかなかのオッサン職場だった  人口ピラミッドならぬ職員ピラミッドを見れば一目瞭然だ。私のようなオッサンばかりで、女性と若手が不自然に少ない。ちなみに、一般職員全体に占める女性割合は28%だ。(※平成28年4月1日現在の一般職員。再任用常勤職員を含む)  →右画像のExcel元データ  そして、オッサン職場と言うのは人数だけではない。同質性を好む雰囲気や重たい意思決定プロセスなど、職場風土もオジサン化していると感じるのだ。  ちなみに、いい仕事ができていれば、別にオッサンばかりでも問題ない。しかし、実態としてそうではないからこそ、市職員のトップである上地市長も今年度の施政方針で「職員の意識改革」を掲げ、なかなか思うように動かない組織にイライラして胃の痛む思いをしている話も漏れ聞こえてくる。  これを打ち破るにはどうしたらいいか?  解決策の一つとして、私の所属する会派・よこすか未来会議では先般、上梓した「政策提言2020」の中で、次のように掲げている。もちろん、解決策としてだけでなく、基本的には社会的公正のために掲げている。 ③課長級以上の女性を12%にするクオータ制を導入すること。また、採用に関しては女性を増やすこと。 ■そもそも、なぜ女性が少ないの?  ところで、なぜ横須賀市役所には女性が少ないのか?  多くの日本企業では、試験の成績だけで採用する…

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【会派視察報告:後編】コミュニティバスの色々な方式を朝倉市に学ぶ。

 会派視察2日目には福岡県朝倉市に伺った。 ■なぜ朝倉市に伺ったのか?  朝倉市は、かつて邪馬台国の中心だったという説もあり、旧・秋月藩の城下町でかつては秋月県の県庁所在地だったという。  しかし、そんなかつての繁栄とは対照的に、現在は苦境に立たされている。かつて8万人近くいた人口が、今や5万人まで落ち込んでいる。特にここ10年が急減している。そこへ追い打ちをかけるように、2017年7月の九州北部豪雨で多くの人命を奪われ、道路などのインフラも大きな被害を受けた。  この朝倉市は、横須賀市の2.5倍の広さを持ち、人口は1/8。つまり、人口密度は本市の1/20となる。加えて、農業者が多く65歳以上の免許保有率が62%とのことで、自家用車を持つ割合も多いと思われる。本市から比べると、公共交通を導入するには極めて効率が悪い。  そこへ、かつて西鉄バスと甘木観光バスが運行していた複数の路線が、人口急減に伴って採算が合わなくなり、相次いで廃線となった。これに対応し、交通空白地域を解消するために、市がコミュニティバスによって代替することとした。現在、様々な事業手法で10路線ものコミュニティバスを市が運用している。  一方、我が横須賀市は、集住する住宅団地も多く、コミュニティバスを導入しやすい環境だ。しかし、市が関与するコミュニティ交通は一路線たりともない。現在は浜見台で住民と事業者が立ち上げた「ハマちゃんバス」のみだ。  そのため、大変失礼ながら、苦境の中で歯を食いしばって地域公共交通…

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【会派視察報告:前編】教育先進都市・戸田市にあって横須賀市にないもの

■連日の視察となった理由  先週に引き続き、11/5~11/7の行程で会派で視察に向かった。  議会日程の合間でメンバーの日程が合う頃で調整するとこの時期となったため、どうしても視察が集中する。視察報告を書くことも含め、なかなか忙しいが、今後の政策のための有意義な仕込みの時間だと考えている。  今回の視察では、埼玉県戸田市で「教育改革」について、福岡県朝倉市で「コミュニティバス兼スクールバス」について学んだ。団長・副団長と私は、マニフェスト大賞受賞者の事例発表の研修会に参加するため2日の行程だが、他のメンバーはもう1日、岡山市で「学童保育の公営化」について学んだ。 ■戸田市に伺った背景  横須賀市は「人口減少が止まらない!」と嘆いているが、戸田市は「人口増加が止まらない!」と嬉しい悲鳴を挙げており、その点では対照的だ。  ただし、教育はどのまちでも重要な課題だ。だから教育先進都市・戸田市の話を加藤議員から聞いて、ぜひ知りたいと願った。  もちろん、良い教育を施しても、まちを巣立ってしまうかもしれない。お金を注ぎ込んでも投資対効果が不明確かもしれない。しかも、効果が表れるまで10年はかかる。そして、その効果は測りにくい。  とはいえ、全ての雛が地元から巣立ってしまうわけではない。人間には慣性があるので一定割合は残るし、教育が良ければ「自分たちの子どもも地元で産み育てよう」と考える可能性も高まるだろう。  そして、教育こそ歯を食いしばって投資すべき最重点分野だ。  基本…

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【会派視察報告:後編】総合計画は議会がつくれ!?

(2019年10月30日~11月1日の会派視察報告の後編)  3日目・11/1は松山市の「日本一のまちづくり」のその後の取り組みについて視察に伺った。 ■松山市の総合計画  松山市は前市長時代の2002年12月に10年間の第5次総合計画を策定し、議会の議決を受けて確定した。  この総合計画において、松山市は「憧れ 誇り 日本一のまち 松山」という将来像を掲げた。そして、その中の重点取り組みとして「地球にやさしい日本一のまちづくり」など6つの「日本一のまちづくり」を打ち出した。  これに学ぼうと思ったのだ。  その背景には、2つの動機がある。 ■背景1:横須賀市の基本計画改定  第一に、横須賀市が基本計画の改定時期を迎えていることだ。  本市は、現在の2011~2021年度の11年間の基本計画が間もなく終了する。だから、そろそろ2022年度からの10年前後の基本計画の準備に取り掛からなければならない。この参考にしようと思ったのだ。  ところで、さっきから「総合計画」と「基本計画」という言葉が入り混じって混乱させたかもしれない。  「総合計画」というものが、いちばん大きな箱だ。その箱の中には、次の3つの箱が入っている。3つが揃って総合計画だ。基本的に、全ての市町村がこれをつくっている。 ●基本構想 ●基本計画 ●実施計画  基本構想が最上位で、実施計画が下位である。そして、その下に単年度の計画や分野別の中期計画がぶら下がっていく形式となる。  と…

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【会派視察報告:前編】横須賀市のための機中八策

 2019年10月30日~11月1日の行程で会派視察に行った。(写真は高知駅前にあった維新の志士像)  今回は、「全国市議会議長会研究フォーラムin高知」に参加し、せっかく四国まで足を伸ばしたので、近隣で持ち帰れそうな取り組みとして松山市の「日本一のまちづくり」のその後の取り組みも視察させて頂くこととした。  似たようなイベントとして「全国都市問題会議」もあるが、2度参加して企画や運営方法に疑問を持ったため金輪際参加しないことに決めた。  一方、この市議会議長会フォーラムは当選当初、毎年のように参加して得るものが多かった。今回は会派で行って、フォーラム前後も含め大いに議論しようと決め、参加した。 ■第一部 講演  最初は、中島岳志教授の講演で幕を開けた。政治学の基本概念をきちんと整理するような大学の授業で、わかりやすく、我々同業者には勉強になったのではないか。ただし、横須賀市への持ち帰りはないため、報告は割愛する。 ■第二部 パネルディスカッション  続いて第二部はパネルディスカッションで、「議会活性化のための船中八策」と題して、議会活性化の議論となった。  こういう場のテーマは議会改革の話となりがちだが、「改革のための改革」ではなく、住民のための「議会活性化」に焦点を当てていたのは好ましかった。  議論としては、船中八策に倣い、多くの議会が取り組むべき打ち手を討議の中から見つけていこうというものだった。そのため、何か一本筋のある議論というよりは拡散しがちではあっ…

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「このまちの動かしかた」~チラシ31号をお届けします~

 チラシ第31号を制作しました。印刷版は、月末から各地で配布していきます。 ●特集:このまちの動かしかた ~「市民がつくるまち」へ。議会からの再挑戦。~  →ダウンロード(PDF)  今回は、このテーマで、あまり面白くはないけれど、大事なお話をしています。  今年4月の選挙後に結成した新会派・よこすか未来会議。この会派ができたことは小さいことのようですが、横須賀市を大きく動かす可能性があると考えています。そんな思いをチラシに込めました。  なお、マニフェストについては、こちらからダウンロード下さい。  →マニフェスト2019-2023(PDF)  また、マニフェストを達成するための年度別の政策提言(旧・予算要望)は、こちらからダウンロード下さい。  →政策提言2020(PDF)

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【会派視察報告】後編:便利な行政のシステムを安く構築せよ~三条市~

 2019年10月9日~10日の視察の後編。  10日は三条市に伺い、マイナンバーカードを活用した独自サービスについて伺った。 ■なぜ三条市に伺ったのか? の前に韓国の話  私は、2015年と2018年の2回、韓国に電子行政について視察している。ちなみに、私費視察なので報告書は書いていない。以下、ナビゲーターを務めたコンサルタントの廉宗淳氏に習ったことを大雑把に書く。  1997年のアジア通貨危機で財政破綻した韓国は、IMFの管理下に置かれて公務員数を大幅に減らされた。人手が足りず、どう頑張っても行政サービスを提供できないことが明らかだったため、頑張るのではなくIT化により無人化や省力化を図った。  その一つとして、韓国は日本の外郭団体をお手本に、全国の市町村共通の基幹システムを導入した。ちなみに、日本のシステムは金ばかりかけて実際には使えなかったので導入はされなかったのだが、韓国政府はてっきり日本はやり遂げているものと思って構築した。  日本では市町村それぞれにバラバラなシステムを組んで、わざわざ非効率にすることでITベンダーを儲けさせている間に、韓国はこうしたシステムを発展させていつの間にか世界一の電子政府の国となっていた。日本に先んじて国民背番号制度を敷き、マイナンバーにより非常に効率的で便利な行政サービスを実現している。  具体的には、住民票をマイナンバーで自宅のプリンタで印刷できるようにした後、そもそも住民票を基本的に不要とした。市町村間でシステムは共通化し、基…

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台風19号への備えを。(土砂災害マップと開かないコミセン)

 台風19号への備えを、みなさんなさっていることと思います。  正確性に定評のある米軍合同台風警報センター(JTWC)の本日12時時点の情報でも、三浦半島に上陸しそうです。これを受けて、いくつか情報提供です。 ■開かないコミセンがあります  先日の台風15号で被災して屋根を修繕中で、最初から避難しておこうという方もいらっしゃるでしょう。その避難所として、市は市内16か所のコミセンを開放することとしました。  逆に、開かないコミセンもあります。「行ったのに開いてなかった!」ということのないよう、念のためお伝えします。 追浜コミュニティセンター南館 追浜コミュニティセンター北館 坂本コミュニティセンター 本町コミュニティセンター 安浦コミュニティセンター  ……しかし、こういう時に開けないコミセンは実は集約統合が必要なコミセンなのかもしれない、という気もします。 ■土砂災害マップをご活用ください  このところ雨も多く、台風時の降雨量も多いかもしれないので、土砂災害も心配です。みなさんのお住まいは大丈夫ですか?  5年前に、ひととおりの災害情報を一枚にまとめた横須賀市災害マップを制作し提供しました。  →横須賀市災害マップ(災害弱者情報・強化版)【PDF形式】  情報源の国土交通省の情報も更新されていないので、今なお使えると思います。ぜひ、一度ご確認して頂ければと思います。  一見ゴチャゴチャしていますが、たいがいの人がPCに入れている無償のAdo…

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【会派視察報告】前編:データに基づく文化は根付くか~前橋市~

 2019年10月9日~10日の旅程で、以前から関心を持っていたテーマについて髙橋議員が手配してくれたため、会派の有志で同道した。  9日は、前橋市に伺い、EBPM(科学的根拠に基づいた政策立案)の取り組みの一端を伺った。 ■前橋市を視察した理由  群馬県の県庁所在地である前橋市は、人口が減っており、今後も減り続ける見込みだ。横須賀市と同様の状況と言っていい。  成長局面では、財源も増えるので様々な課題への対応もしやすいが、減退局面ではそうはいかない。複数の課題を総合的に考えて全体最適を目指さなければならない。また、行政が何でもやるのではなく、「情報は出すからあとは民間にお願いします」という公民連携も必要となる。  こうした中、コストを削減したり企業かNPOかを問わず民間の力を借りたりするには、行政はデータを公開しなければならない。オープンデータやオープンガバメントの文脈となる。そして、公開はしないまでも、役所自身もデータを使って効率的・合理的に政策を立案し、ムダのない税金活用をしなければならない。そこでEBPMとなる。  とはいえ、EBPMなどと改めて横文字で言わなくても、そもそもテキトーに税金を使ってはいけないのである。きちんと根拠がなければならないのは当たり前の話だ。しかし、横須賀市は実際にできていないと思う。かつては正当だった根拠も、時代とともに薄れ、惰性で使っているお金もまだある。切り込んではきたが、まだまだメスは入れられる。そこで、先進的な前橋市の事例を伺いに行った…

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いよいよ本日10/2(水)19時~マニフェスト説明会&意見交換会

 うっかり当日のお知らせとなってしまいましたが、いよいよ本日10/2(水)19:00より、会派・よこすか未来会議のマニフェスト説明会&意見交換会を開催します。  申込は不要ですので、ぜひお越し頂き、私たちの会派が市民のみなさんのために考えた政策の方向性が、みなさんの願いに合っているのか、ズレているのか? その方向性に向かって、具体的な打ち手はどんなものがいいのか? みなさんのくらしの現場の声をもとにすり合わせたいと思います。  お待ちしています。  →詳細チラシはコチラ(PDF)  →タウンニュースの告知記事はコチラ ●日時:10/2(水)19:00~ ●会場:産業交流プラザ 第1研修室 ●申込:不要 ●参加費:無料 ★赤ちゃん・子連れ歓迎。 ★手話通訳にも対応しています。 ★ライブ動画も配信します。→Facebookページ →Facebookイベントページ

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ざんねんなたてもの? 児童図書館はMICEにしちゃおう

●ざんねんなたてもの、児童図書館。  児童図書館が建て替え時期を迎えようとしています。この土地をどうすべきか?  横須賀中央駅の目の前という好立地にありながら、児童図書館は知名度も低く、一緒に行く親も手持ち無沙汰で、木や蔦が鬱蒼としていて印象が暗く、低利用だったのは否めないと思います。  児童図書館の機能自体は継続すべきだと私は考えています。しかし、本当にあの場所がいいのだろうか?  正直に言って、汐入ショッパーズ・モアーズ・リヴィン・久里浜イオンなど商業施設の中にあったほうが便利ですよね。子ども向けの図書館機能は、子連れで気軽に出かける場所にあったほうが、もっと多くの子に本の世界への扉を開いてあげられると思うのです。ちなみに、それは大人向け図書館も一緒かもしれない。  じゃあ、残ったあの好立地をどうするか?  私は、会議室&ホテルのMICEが正解なのではないかと考えています。 *MICE:(Meeting・Incentive tour・Convention/Conference・Exhibitionの頭文字の略 ●児童図書館の概要  ざっくり言うと、駅が目の前の商業地域なので「ガッツリ使いなさいよ」ということになっています。  高さは20m以上にしなければいけないので、マンションならば最低でも6階建て以上ということになります。そして、最高50mまでなので、マンションならば15階建てぐらいまで建てられる場所です。 【現状の状況】 ●敷地面積: 約2200㎡(…

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