「PerfectBOAT」という、富裕層向けのボート雑誌があります。この2021年2月号(1月5日発売号)の巻頭ページ(表2)見開きを飾ったのは、湘南サニーサイドマリーナ(株)の広告でした。(誌面ではありますが、広告なので転載します)
→PerfectBOAT20210105(pdf) この広告には、いくつかの不都合な真実があります。

●「200ft.超のメガバース」とうたっているが、その部分(イラスト一番左のPier X)は、市の占用許可をとっていない。市は許可を出さないと言っている。
●大きい順にPier X、A-Ⅰ、A-Ⅱ、B、C、D、Eの7区画を計画しているようだが、占用許可が取れているのはBとCだけ。
●しかも、BとCの占用許可が取れたのは、2020年12月24日。この広告の〆切は
PerfectBOAT編集部からのE-mail画像(PDF)のとおり12月17日。大胆にも見切り発車。
つまり、横須賀市と湘南サニーサイドマリーナ(株)は握っていて、この雑誌が出る頃までには許可が出る見込みが立っていたわけです。

また、湘南サニーサイドマリーナ(株)はボートオーナーらに、こんなパンフレットを配っています。
→BrandNewMegaBerth(pdf)
これを見ると、毎年これらのバースで数億円の売上が見込めるようです。特に近年、首都圏ではマリーナ不足となっているようで、船も大型化しているため、大型の船が置ける湘南サニーサイドマリーナ(株)の構想は魅力的に映るようです。

ただし、そのポンチ画を書いている場所は、あくまで横須賀市が管理している漁港です。浦賀の住友重工は、他人の土地に市が勝手に画を描いたことで気分を害し、市とは組まないことを当時の社長が判断したようです(時間が流れ、今では水に流してくださったようですが)。横須賀市は、市民の海に勝手に画を描かれて、何も言わないのでしょうか?

実際、許可を出したのはBとCだけですが、A-Ⅱは既に完成、A-ⅠとXも完成間近という状況です。にもかかわらず、市は不法占拠を止めようとしません。


上地市長が握っているのか?
服部・みなと振興部長が握っているのか?
それとも国から圧力をかけられているのか?
お金は動いているのか?
お金じゃなければ何で法を歪めているのか?
市民の財産を預かっている横須賀市議会は、検証しなければなりません。
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ひまわり