「サニーサイドマリーナの件、ブログで拝読させていただきました。法律についてまったくのド素人なのですが、もし違法性があるなら警察に任せて、政治家の方には、政治の分野でより横須賀をよくする活動をしてほしいなと思いました。寒くなってまいりました。お体に気を付けて活動ください。」
「みんなの利益(これを公益と呼ぶ)を実現するのが政治であり、私は今まさに政治の分野で活動を頑張っている。警察は我々政治家の作ったルールの下で公益を実現するための一機能である」旨のお返事をしたが、多分それでは疑問や関心に応えていないと思う。
そこで、なぜ私がこの間、同社を執拗に批判してきたかを丁寧に説明したい。
同社は12/17に市へ係留施設の占用申請書を提出した。
これが認められてしまうことは、不法業者を後付けで認めることとなるため、行政機関としてはやってはいけないし、ルールが歪められることになる。
そのため、何としてでも申請に対し占用許可を出させないことが大事だと考えた。
そこで、大きく2つの手法をとることとした。
第一に、市に同社の問題点を情報提供することだ。同社は、不法埋立の他に天然記念物の破壊も行っていたため、その情報提供をしてきた。
第二に、市民にこの問題をお知らせして、世論を喚起することだ。市民の関心が高まれば、市長もおいそれと占用許可を出せないだろうと考えた。
この2つ目の理由のために12月後半、タウンニュース、Blog、Facebook、Twitterで盛んに発信を重ねた。もちろん、犯罪行為を取り締まるのは、立法機関である議員の仕事ではなく、執行機関である行政に任せればいい。しかし、その行政がきちんと機能していないならば、住民に代わって行政を正すことが議員の最大の仕事だと考えている。行政を正すには、議会が主戦場だが次の会期を待っては間に合わない場合もある。政治家は行政と異なり、直接市民につながっている。その強みを活かして、多様な手法を上手に使うことが政治家にとって大事なのだと考えている。
しかし、結果としては、12月24日に上地克明市長は、同社に占用を許可してしまった。おそらく、年明けから募集を開始したい同社からせっつかれていたのだろう。ここまで上地市長が業者に便宜を図る政治家だとは思っておらず、最後は市民側に立ってくれると考えていたため、意外だった。
以上のような経緯だ。
占用許可は出たが、私は何も諦めていない。現在も別の不法占用が範囲拡大しており、不法埋立も解消していない。天然記念物の破壊についても誰も責任を取っていない。今後も、市民の財産である海を守るため、声をあげ、議会に提起し、世論に訴えていくつもりだ。
参考:
↓同社と県と市による環境破壊について、地図に落とした。
自然保護区(県指定天然記念物)と離岸堤と浚渫範囲(住民証言による)を重ね合わせたところ、仮に浚渫範囲がこれより狭かったとしても、自然保護区に離岸堤を設置し浚渫したことは間違いないようだ。
この記事へのコメント
花房孝典
ひまわり
近くの漁港では、他の問題も発生したようです。明白な不正が発覚したならば特捜などとも連係して脱税、マネーロンダリングやバックの政治家なども炙り出してはいかがですか?税金に群れる利権団体と天下り役人、行政、他にも元役人と市との怪しい関係なども有ります。市民の幸せの為に市民代表として頑張ってください。
ポチ
土
現市長とこの会社の社長は旧知の仲のはずです。
社長は横須賀市の水道局に在籍していたことがあるような話です。その頃からの仲なのではないのかと想像します。
前回の市長選の際社長が周囲に応援してやってほしい、とよく言っていたようです。
あとはマリーナの付近の山をソーラーパネルの山にしたことも地元は首をかしげてしまう内容です。
ボート乗りの間で社長のことを反社会的勢力の方なのではと揶揄することもあるようです。
小林さんおひとりではなく、仲間を集めてこの問題をしっかり世にしらしめてもらいたい
ひまわり
この件は市長だけでなく副市長も絡むんですか?だとしたらズブズブですね。横須賀市の最近の公共工事やりまくり土建利権に群れる方々の悪の一部が露見したんですかね?
税金使い一部の利権者に恩恵与えるは許されませんよ。