広域水道企業団議会議員に立候補しました

PEZ89_kouenmizunomibada_TP_V.jpg みなさんは、どこから水を買っていますか?

 「どこからって、水道の水は市と契約するんでしょ!?」と思うかもしれませんが、そうとは限りません。
 忘れがちですが、水道水は買わなくてもいいんです。井戸水で事足りる家もありますし、タンクに入った水を民間企業から買うだけで済ますこともできます。
 しかも、「市役所から買っている」と思いますが、正確には会社から買っています。みなさんは、市役所の傘下の「公営企業」という別会社と契約しているんです。横須賀市の場合は「横須賀市上下水道局」という会社です。
※画像提供:ぱくたそ

 ところで、横須賀市が売っている水は、自前の水と、よそから仕入れた水のブレンド水となっています。ざっくり1/3ぐらいが自前の水源でしょうか。ちなみに、お隣の三浦市は、全ての水が仕入れた水です。市内に水道管だけ持っていて、仕入れた水を売る販売店型の営業形態です。一方、お隣の逗子市や葉山町は水を売っていません。代わりに、神奈川県が運営する「県営水道」という会社が逗子市内・葉山町内に水道管を引いて水を売っています。横須賀市や横浜市のように、自前で水源を持っていて、自前で製造(浄水)もするのは、実は全国的には少数派です。

 さて、前置きが長くなりましたが、横須賀市が水を仕入れている会社があります。
 この会社が、「神奈川県内広域水道企業団」です。これは、神奈川県、横浜市、川崎市、横須賀市の、いわば「合弁会社」です。「もっと大きな相模原市も藤沢市も入っていないのに、なぜ横須賀市の名前があるの?」と思うかもしれません。実は、横須賀は今でこそ大きくありませんが、明治時代初頭は横浜より大きなまちでした。県内では横浜市の次に市になっていて川崎より先です。そして、海軍が相模原方面から水をひいた経緯から水利権と取水・浄水の設備を持っているため、この「合弁会社」に参加しているわけです。

 この広域水道企業団も「地方自治体」です。つまり、県庁や市役所のような役所です。役所には監督する議員が必ず必要ですから、横須賀市議会と同じように広域水道企業団議会があって、そこには議員がいます。
 「え?市議選には投票したけれど、そんな投票していないぞ」と思うかもしれませんが、そのとおりです。企業団議会議員は、「合弁会社」なので、いわば出資元の会社から出資割合に応じて役員を送り込むようにして議員が送り込まれます。横須賀市からは1人が、市議の中から選ばれて送り込まれます。

 今回、これに立候補しました。この後、14:00からの本会議で選挙があります。
 まず間違いなく、落選するでしょう。
 でも、いいんです。
 一石を投じるために立候補しました。

 水に関する大事な仕事です。市議の報酬とは別に年間972,000円の報酬ももらえます。なのに、決め方が不透明で、所信表明もなく、会派間の密約でいつも決まってきました。任期4年間を分割して1年交代で回してきました。そして、選ばれた人も、市議会に何の報告もしません。市議会を代表して出ているのに、そんなのおかしいと思ってきました。
 これを「見える化」します! これが、私の所信表明・マニフェストです。

 では、今から落選しに行ってきます。

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