5/25マニフェスト大賞2019キックオフ大会@名古屋から横須賀市政への持ち帰り

D04FC298-D6E0-45B9-8E85-23697DFD3EDE.jpeg 今日は、マニフェスト大賞2019キックオフ大会@名古屋で研修してきました。横須賀市政に、いっぱいお土産情報があったので、持ち帰るために書き出してみました。

   *   *   *
可児市議会では、議会報告会の報告資料はつくらない。議会だより「議会のトビラ」を使っている。
別途、読み原稿も作らない。最初からグループに分かれ、グループごとに議員が2名付いて自分の言葉で説明。

可児市議会が議会改革を進めるきっかけとなったのは、議員全員で政務活動費を出し合って行った市民向け議会アンケート。

可児市議会は、12分番組を地元ケーブルテレビに一定期間、毎日2回(3回?)流している。令和元年5月の回で、番組「議会のトビラ」は第6回目。

可児市議会は、議会事務局の職員の異動については議長が「こいつはもう少しここに置いておけ」とイニシアチヴをとっている。

若者を子ども扱いするな、ということだな。ロジャーハート 参画のはしご 『子ども・若者の参画』

「私たち抜きに、私たちのことを決めないで」という言葉を思い出した。

可児市議会「高校生議会」卒業生の大学3年生の言葉。「未来の市民を育てる責任が、議会にはある」

   *   *   *
新城市では「若者議会」の提案で公共施設のリノベーションを次々と行っている。しかも、年間1000万円以下でやってのけている!

新城市は、「若者議会」の卒業生から、新城市議1名、中野区議1名を輩出している。だから何だということじゃないが、公共人材育成の指標。

新城市では、「若者議会」のほかに、「女性議会」も始まっている。

新城市「若者議会」の実践から見えてくることは、若者が地域のことを考える「場」を作ると、若者が地域に愛着を持ち、大学などで一度離れても帰ってくる率が高くなるという事実。

   *   *   *
犬山市議会の改革立役者の言葉。「議会改革ではなく、議会機能向上を目指せ。議会内部の改革から、成果を出す議会へ」

犬山市議会では、一般質問のあとに議案も含めて議論する全員協議会を開いて議員間討議。一般質問への答弁が納得行かなければ、そこで議員の決議を付す。実際に一般質問を受けて公共施設の予約方法について変えさせた実績あり。

犬山市議会では、本会議後の委員会で、委員会のシナリオに、予め議員間討議「議案に対する質疑が終わりました。これより議員間討議に移ります」と入っている。討論の前のタイミング。その最大公約数を意見集約して、委員長報告に含めることで実際にコミュニティバスが増便になった事例も。

犬山市議会のフリースピーチ制度。持ち時間5分。市当局呼ばない。平日夜と日曜昼間。議員からの質問もOK。事前に原稿を出してもらう。人数は7名制限。フリースピーチの後には、全員協議会を開き、市民の声の中から何をどう反映するか議論。

犬山市議会事務局からは、フリースピーチは「議会報告会や広聴会・市民意見交換会などでやってもいいのでは」という投げかけもあった。

犬山市議会の議場でのフリースピーチは、市民に議会を身近に感じる効果も大きかったという。

   *   *   *
よこはま自民党の話を聞いていて思うのは、条例をつくることも大事だが、時代に合わない条例を改廃することも大事ではないか?

条例の効果がどうだったのか、評価する仕組みも大事ではないか?

よこはま自民党提案で横浜市議会が作った中小企業振興条例では「どの程度、市内に公共事業が流れたのか?」を報告させる仕組み。横須賀市では、そんなふうにはっきりした指標じゃなかったよね?

   *   *   *
水道から水が飲めるのは、世界で16カ国。漏水率の世界平均は30~40%。日本平均は約7%。

水道料金は全国平均で36%の値上げが必要と新日本監査法人による試算

使用水量ごとの1m3あたりの単価を、給水原価と比べた表を横須賀でも作るべき

   *   *   *
北川教授より「議員としてしっかり活動してきたから、みなさんはバッジつけているんだろう。しかし、この場に議会として活動して成果を出した人はどれだけいるか?」。うーん、痛いなあ。

以上

この記事へのコメント