2017年06月09日

保育園でも完全給食が実現か!?〜あの上地パパが公約の一丁目一番地に

Kamiji.png 中学校給食の陰に隠れて、あまり注目されていませんが、実は保育園でも、横須賀市は完全給食を提供できていません。
 この問題は、私が議員になる前、政治活動を始めて一番最初に配ったチラシでお伝えしました。いわば、私の一丁目一番地です。
 →チラシ「小林のぶゆき」第1号(2011年1月発行号・PDF)

NurseryLunch.png 今となってはもう古いですが、独自調査による近隣市との比較表も右に貼り付けておきます。

 その後、水面下で市と折衝しても色よい返事がもらえず、しばらく寝かせてしまっていました。もちろん、あきらめたわけではなく、高知県南国市の炊飯器給食を会派で視察に行くなど、材料は集めていました。そして今年3月、会派を代表して質問する機会を頂いたので、南国市視察を元に、満を持して公の議会の場で市に投げかけました。

 ところが結果は、末尾の議事録のとおり吉田市長の答弁は、煮え切らない「後回し」対応でした↓。事前に通告しておいたわけですから、心の準備や考えの整理もできたはずなのに……。
 これが「人口流出日本一になってしまった! 危機感を持っている! 何としても社会減を食い止める! 子どもが主役のまちづくりをすすめる!」と公言してきた市長の返答なんです。そりゃ、8年も市長やったところで、事態は好転しないはずです。

 ただし、ヒョウタンからコマで、議会での質問が思わぬ実を結ぶかもしれません。私の代表質問を聞いて下さった上地克明・前議員が、ご自分の政策として取り入れてくださったのです。
 →上地克明ホームページ「4つの約束」
Kamiji.png しかも、上地さんにとっても一丁目一番地です。なんと、自分が市長になったら受給できる退職金・約2200万円を廃止して、そのお金で保育園に完全給食を導入するというのです!

 正直言って私は、退職金の廃止はやるべきじゃないと思います。ちっとも結果を出せなかった吉田市長に払う退職金は1円でも惜しいと思いますが、いい人材を行政経営者として招くには、きちんとした報酬を用意するべきだからです。

 でも、「上地さんらしいな」とも思いました。議員時代に、何度か一緒に食事させて頂いたりしましたが、「カネ持ってる奴が遣わなかったら、横須賀が元気にならねえじゃねえか。おう、飲み行くか」と誘ってくださるような方でした。ホントに、金に頓着しないというか、自分で作った「中小企業振興条例」を自ら実践するというか(笑)、活きたカネの遣い方をしようとする人だと感心したからです。まあ、でも奥さんとか家族は苦労したろうな(苦笑)
 いずれにしろ、上地さんなら「オレが退職金もらうより、そのカネで可愛いガキたちに温かいメシ食わせてやったほうが、よっぽど横須賀のためじゃねえか」とか男気的な美学で本気で思ってるんだろうな、と容易に想像がつきます。

 ただ、財源をどこから持ってくるにせよ、保育園で主食を提供するのに、たいしたお金はかかりません。公営保育園10園×炊飯器3台=30台分くらいの炊飯器を買えばいいだけです。1台3万円としても、30台+予備10台×3万円=120万円もあればお釣りがくるでしょうね。お米代は、保護者の実費負担なので、市の負担は原則ナシです。あとは、調理費。保育園の調理員さんたちが炊けば費用はかかりませんが、その手間を拒まれた場合、近隣の弁当屋さんや飲食店に頼んで、炊飯器3台を毎日炊いて持ってきてもらう委託契約を結べばいいだけです。退職金2200万円−120万円÷4年=年間約500万円で、おそらく十分まかなえるでしょう。

     *     *     *
 ……私は、市長選では誰も応援しません。市長をチェックする立場の議員として、応援することに抵抗があるからです。でも、私が掲げている政策と同じ政策を掲げる方には、やはり期待してしまいます。
 ただし、前回は「公共施設マネジメントをし、将来世代にツケを残さない」「中学校給食の実施ニーズに応える」と公約した吉田雄人氏に期待して一票を投じましたが、私はまんまと裏切られました。次も「三度目の正直」はないでしょうね。「二度あることは、三度ある」です。
 とはいえ、前回の市長選に向けて制作したチラシ13号「緊急特集:横須賀市長選、争点は何か?」が好評だったこともあり、公約を破るような人も含め、各候補予定者の政策を今回もきちんと比較しようとは考えています。

 その過程で、市長選への出馬表明をしている上地克明さんの政策をチェックしたところ、うれしい記載があったので、今回ご紹介しました。
 みなさん、じっくり見比べて、投票には行きましょうね!!!
2017年2月27日 会派:研政 代表質問
 →動画:市議会中継>平成29年>第一回定例会>2月27日本会議>1時間3分30秒ごろ〜
◆8番(小林伸行) 中学校の完全給食ばかりが注目されていますが、市立保育園の3歳から5歳児でも中学校同様に部分給食が続いています。11園中、10園では、副食のみで、御飯などの主食は自宅から持参することになっています。一方、公設民営の田浦保育園及び大半の民間保育園では、完全給食が提供されています。子どもが主役になれるまちを目指すのであれば、市立保育園でも完全給食を実現し、温かい御飯を食べさせてあげてはいかがでしょうか、伺います。


◎市長(吉田雄人) 公立保育園でも完全給食を実施することについて御質問をいただきました。
 子ども・子育て支援新制度における公定価格では、3歳未満の子どもは主食費と副食費が、3歳以上の子どもは副食費が組み込まれ、3歳以上の子どもの主食費については、現物の持参または実費負担とする取り扱いとなっています。
 この取り扱いは、昭和24年の保育園の給食制度創設時からのものだと聞き及んでいます。この3歳以上の子どもの取り扱いを受けて、公立保育園10園では、保護者に御飯などの現物の持参をお願いしています。
 御提案いただいた公立保育園の完全給食ですが、現状では、調理室の広さや整備上の制約、人員配置上の観点から、追加的に3歳以上の子どもに主食の提供を行うことが難しい状況にあります。まずは、各園の状況を把握し、課題を整理していきたいと考えています。

◆8番(小林伸行) 続いて、市立保育園での完全給食の話ですけれども、先ほどの答弁を伺っていても、現物持参と実費負担が基本というのは、これは国の制度の話で、別に地域主権的な、自分たちがどうするかの話の御答弁ではないですね。

◎市長(吉田雄人) 国の話として申し上げました。

◆8番(小林伸行) だから、我々は自分たちで考えて、いかようにでも行えばいいと思うのですけれども、先ほど既存の保育園では広さの面、人材の面で難しいというような御答弁だったのです。いろいろと言いわけをされますけれども、では、何で公立の田浦保育園ではできたのですか。

◎市長(吉田雄人) 御存じのとおり、田浦の場合は公設民営に近い形で行っている中で、実費は恐らく取っていると思いますけれども、そういう成功事例もありますので、私も決して否定的な立場で答弁をしていません。ただ、やはり現実的には、認定こども園等を新設する際に具体的に考えられる話かなというのが、まず一番最初に私は発言通告を受けて思いました。しかし、今後課題を整理していく必要性というのは感じました。

◆8番(小林伸行) そのように難しく考えないでほしいのです。先日、我が団では高知県南国市に視察に行ってきました。これは小学校での炊飯器給食の事例ですけれども、小学1年生のクラスで、炊飯器2つです。1升炊きの炊飯器を2つ入れて、1クラス40人ぐらい賄えてしまうのです。保育園であれば、食べる量は少ないですから、保育園全体でも炊飯器2つ、3つの話だと思います。なので、そのように難しいことはないのです。どこか業者に御飯を炊いてもらって、炊飯器ごと納めてもらえばすぐにできる話ではないですか。やはり子どもが主役であれば、これはいい施策になると思うのです。実施していただけませんか。

◎市長(吉田雄人) 今いただいた御提案も含めて、ぜひ課題を整理していきたいというふうに思います。
posted by 小林のぶゆき at 01:26| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「給食」の問題は、「主食」(炊飯器)だけで解決できることではないのではないかと思いますが。
Posted by kemukemu at 2017年06月12日 18:41
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