80.8点。吉田市長の二期目「政策集」第三者最終評価を公表します。

※文中、メディアを批判していますが、タウンニュース横須賀版におかれては、2017年6月9日号できちんと第三者最終評価について記事中で触れていることをご紹介しておきたいと思います。
IMG_3199.JPG 本来ならば、本人と報道機関がまず公表すべきです。しかし残念ながら、なされていないので私のほうで公表し、情報提供します。
→二期目「政策集」吉田雄人氏の自己評価(2017年6月2日)(PDF)
→二期目「政策集」第三者の外部評価(2017年6月2日)(PDF)

まず、なぜ小林が公表するのか?
 私が5月31日の一般質問で「二期目の最終評価はどうなっているのか?」と質問したところ、吉田市長は「6/2に公表する」と回答してくれました。そこで、翌日の新聞や彼のホームページ・SNSをくまなく調べたのですが、どこにも見つからなかったのです。その旨、市長側に問い合わせたら、6/2の16:00に記者発表をしていたにもかかわらず、メディアが報じてくれなかったらしいんですね。「市長選が近いから、特定の陣営の宣伝になることは避けよう」などと思ったのだとすれば、報道機関にしてはあまりに見識が低すぎます。現職市長の評価は、公的な意味合いが強いはずですし、本来ならメディア側が「客観性」「中立性」に逃げず、独自に評価したっていいようなものですからね。また、市長も忙しいのはわかりますが、せっかく作ったわけですし、自分のSNSやホームページでイベントの宣伝するのもいいですが、こういう地味だけど大事な仕事もきちんとUPすべきだということを、釘を刺しておきたいと思います。
 とはいえ、議会で質問した私に対しては、市長はきちんと最終評価結果資料を送ってきてくれました。紙じゃなくて、データでご自分のホームページにUPしてくれたほうがお互いラクなんですがね。まあ、それでも誠実な対応だと評価しています。

次に、なぜ最終検証が必要なのか?
 吉田市長の二期目の任期も、あと1か月余りとなりました。
 一期目にも、彼はマニフェストを掲げ、それに対する中間評価(約2年経過時点)と、最終評価(4年経過前)を実施しました。これ自体は、非常に評価できます。検証可能な公約を掲げて選挙に臨み、当選後にはその判断材料も示しながら検証できるようにする。そんな、マニフェスト運動を成立させる基盤のようなものであり、歴代の横須賀市長はここまでやれていなかったものです。
 そして、それを二期目にも怠らなかったことは率直に評価したいと思います。二期目は、一期目に2度の「検証大会」を開いてくれた横須賀青年会議所に対し、市長がお願いしていないのか、お願いしたけれど断られたのか、理由は知りませんが、「検証大会」は実施されませんでした。その代わりに、「横須賀市長政策集評価委員会」の手で中間評価と最終評価が行われました。

最後に、過去の評価に関連する資料の共有。
 せっかくなので、各時点の資料類を、ご紹介しておきます。吉田雄人氏のホームページからは辿れなくなっているものもいくつもあるので、今回、アーカイヴ的に私が保存しておいた資料も含め、まとめて共有します。
一期目マニフェスト
【本体】
→マニフェスト骨子版(PDF) →マニフェスト最終版(PDF)
 
【中間評価】自己評価:60.5点/外部評価:59.3点
→「マニフェスト中間検証大会のお知らせ」吉田氏HP/2011年5月24日
→「中間評価「59.3点」は及第点」タウンニュース横須賀版/2011年6月3日号

→マニフェスト評価結果の概要(PDF)
→マニフェスト評価結果の報告書(PDF)
→マニフェスト評価の根拠情報(PDF)
→マニフェスト評価結果の詳細(PDF)

【最終評価】自己評価:77.4点/外部評価:75.7点
※中間評価の時点でマニフェスト自体を変更しており、最終評価は変更後のマニフェストに対して行われた
変更版マニフェスト(PDF)
※公約として掲げたマニフェストを任期途中で変更することの是非については、この記事が示唆に富んでいると思います。→「マニフェストの修正について考える-横須賀市長マニフェストの中間検証大会を例に-」PHP研究所
→「市長のマニフェスト達成度 外部評価は75・7点」神奈川新聞2013年5月3日
※詳細資料は、私の手元にデータで残っていない。

二期目政策集
【本体】
→政策集(PDF)

【中間評価】自己評価:言及なし/外部評価:68.8点
→「市長任期の折り返し:中間評価を発表しました」吉田氏HP/2015年7月10日
→「中間評価は68.8点 横須賀・吉田市長が2期目折り返し」神奈川新聞2015年7月11日
→「有識者評価は68.8点」タウンニュース横須賀版/2011年6月3日号

→「政策集」自己評価(PDF)
→「政策集」外部評価(PDF)
→「政策集」外部評価詳細史料(PDF)

【最終評価】自己評価:70点/外部評価:80.8点
→「政策集」自己評価(PDF)
→「政策集」外部評価(PDF)

 ところで、ご覧のとおり、公開される資料がどんどん貧弱になり、省力化されています。これは、せっかく作ってもきちんとした検証がされず、称賛されることもないため、「そこにエネルギーを割いても仕方ないなあ」と市長が思ったとしたら、それを責められないでしょう。議会でも、私ほどこの件をきちんと追ってきた議員も少ないと思います。議会や有権者の責任もしっかり問われるべきではないでしょうか。
 なお、今回は情報の共有を主眼としています。私からの政策集への評価は、別途ご報告したいと思います。

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