「ランドセル置き場」は要るのか?

LocationSchoolBagYard.png横須賀市には『ランドセル置場』という事業があります。文字どおり、学校帰りの子どもがランドセルを置いてそこで遊ぶ、というだけの事業です。アルバイトの安全監督者が見守るだけで、別に遊んであげたり勉強をみてあげたりするわけでもなく、オヤツも提供しない。それはいいのですが、学童保育でも全児童対策でもない、非常に中途半端な事業となっています。
なおかつ、市内には小学校が46校もあるのに、15ヵ所でしか実施していない。そうすると、ほとんどの場合、学校から遠くて子どもは通えない。そんな摩訶不思議な事業です。加えて、さっき気付いたんですが、「ランドセル置場」を実施している「みんなの家」という施設は月曜日が休みなんですよね。元々、「青少年の家」という名前だったのが、青少年が全然来ないので「みんなの家」に改称してみんなが使えるようにしたようですが、相変わらず大して利用されていないのが「みんなの家」です。しかし、子どもが学校帰りに遊びに来ることを考えたなら、学校の開校日である月曜日に休館する意味がわからない。電話で「なぜ月曜日が休みなのか?」と担当者に問い合わせたら「すみません、わかりません。調べてお答えします」とのこと。ことほどさように、役所というものは慣例で仕事をするもので、市民目線での見直しをしてこなかった証左です。
UsageSchoolBagYard.png
この「ランドセル置場」については「さっさとやめて、全児童対策と学童保育をちゃんとやれ」と何度も指摘してきたのですが、市役所が一向にやめないので、どのくらいダメな事業なのかを市民のみなさんにご覧いただこうと思って2014年度の利用者数を情報照会したら早速対応くださったので、公開します。
要するに、追浜なんて1人しか登録ないので、年間のべ130人利用していると言っても、一人のヘビーユーザーのために事業をしていることになる。青少年会館に至っては、10人の登録者が平均年間5回しか来ていない。こんなサービスはないよなあ。
一方で、衣笠みたいに年間2000人近く来ているところもあるので、その違いを分析するべくGISで地図に落としてみました。これから詳しく分析しますが、有意な相関はないかなあ。下記からダウンロード頂けます。
→ランドセル置き場の利用者数の分析用資料
とりあえず、今日の仕事。

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