【委員会視察報告】番外編:小舟木エコ村に行ってみた

IMG_1830.JPG 委員会視察の番外編です。
 近江八幡市での「市民バス運行事業」についての視察中に、あの「小舟木エコ村」が近江八幡市だったことに気付きました。バス停に名前があったんです。

 小舟木エコ村は、日本でも早期に造られたエコタウンです。「持続可能な社会のモデル」を謳い、地元を代表する建設会社の秋村組が、株式会社地球の芽という関連会社の下で展開したようです。庭に在来種の木を5本植えることと、菜園を設けることが条件となっており、農的暮らしが推奨されているほか、多くの家庭に太陽光パネルが乗っています。近江八幡市とも連携してまちづくりの計画を作り、市内でも高めの価格設定だったそうですが、ほぼ全戸売り切ったようです。
 →近江八幡市ホームページ「小舟木エコ村地区計画」

 私が環境コンサルの会社で仕事をしていたとき、ボスが関わっていました。
 →「野菜は要りません」

 そんな縁で「行ってみたいな」と思いつつまだ見たことがなかったので視察終了後、電車までに時間があったのでタクシーで小舟木エコ村をまわってもらいました。

 新しい団地というのは、まだ誰も住んでいないまっさらな所なので地区計画や住民協定をかけやすく、色々なことができます。市内だと、馬掘海岸などが敷地の分割禁止や最低敷地面積の建築協定をかけています。
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/4840/sidouka/kyou.html

 最近では、藤沢市の辻堂駅前で松下系の工場跡地にパナソニック・グループが「サステイナブル・スマートタウン」というものを展開しています。全戸に太陽光パネルを乗せたエコ住宅で、一気に販売しないで団地の年齢層が偏らないことと街のブランド希少価値を下げないことを両立しているようです。


 さて、小舟木エコ村に話を戻します。
 地元の方にも聞いてみましたが、小舟木エコ村は、わりと地元のコミュニティから浮いているようなこともないようで、周辺より高級感があって、好感をもって受け止められている雰囲気でした。まちの中心部との交通や主要施設の配置など、まちのデザインとしてもよく考えられているという評判のようです。
 ただし、保育園の建設計画を巡っては住民と市役所&株式会社地球の芽との摩擦もあるようですね。どっちが正しいというものではないと思いますが、いったん人が住んだ後だと、合意形成が難しくなるんだろうな。全体のコンセプトやフレームは予めデザインしておいて、それに合った人だけ住んでもらうようにすることが、コンセプトを全うして付加価値を付けるコツなのかもしれません。

 横須賀でも、市の土地を売るときには、参考にできると思います。多少、環境や景観面で厳しくしたほうが、単に事業者任せで住宅開発するよりも付加価値を高められそうです。


 以上で、みなさまの税金によってまかなって頂いた委員会視察のご報告を終えます。

以下写真は、中央部にある公園、自治会的集会施設、共同菜園、お住まいなど
IMG_1826.JPGIMG_1825.JPGIMG_1831.JPGIMG_1828.JPGIMG_1832.JPGIMG_1833.JPGIMG_1827.JPG

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック