議会の「責任感」 ~提言。これからの議会のカタチ~

横須賀市議会では、予算案の修正はあっても、否決は過去に一度もない。

確かに、予算案が出てきた時点で否決だけしたら、「議会は無責任」と言われても仕方ない。だから議会は、文句は色々あっても一部修正ぐらいで最終的には予算案に賛成してきた。

でも、今こそ提案したい。だったら、事前に「議会の予算要望」を突きつけるべきなんじゃないか? 「この点を押さえた予算を組まないと、議決しないよ」と言って、市長に反映させるわけだ。

もちろん、「会派の予算要望」は、全国的に多くの議会・多くの会派が提出している。横須賀でも毎年、各会派が提出しているようだ。でも、これは、あくまで私的なものでしかない。そして、取り入れるも、取り入れないも、予算編成権を持つ市長の自由。一つの会派で過半数を取っているような議会の場合は、市長も無視できないだろうが、構成がバラバラな議会であれば、市長にとって怖くはない。
一方の議員・会派も、多少取り入れられれば「そんなものか」と思って諦めてきたのが全国的傾向だ。「いちおう、がんばって要望はしたんだけど、市長があんまり取り入れてくれなくてさ~。まったく困った市長だよ」と言っていれば、僕のメンツは立つし、責任も問われないで済んだ。

でも、「議会の予算要望」は、市長もビビるよ。
事実上、市長の自由にはならない。だって、まるごと要望をのまなかったら、予算が議決されないんだから。

もちろん、議員の考え方は人それぞれだ。だから、「議会の予算要望」をまとめるのは、そりゃ大変なはずだ。でも、それをまとめることこそが、合議制の意思決定機関である議会の真骨頂とも言える。
市長に文句を言うばかりじゃなく、「お願い」政治を続けるだけじゃなく、建設的な案を市長に指し示すこと。それも、「議員」じゃなく「議会」として動くこと。

それが、これからの議会の「責任感」だと思う。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック