ミルク給食問題、タウンニュースが取り上げてくれました!

milk.jpg 先日、ある方がFacebookに投稿した右の写真をきっかけに、「カネがないからミルクは飲むな? ~『オイシイ牛乳』のウマくない話~」という記事を書きました。これは、中学校のミルク給食について「給食費が足りなくて3月いっぱいまで牛乳が配れていない」という実態に驚いて、調査して書いたものです。

 その後、タウンニュースの記者さんが、たまたま私のBlogを見て関心を持ち、本日号の記事にしてくださいました。
 →「ミルク給食は必要か」タウンニュース横須賀版
 コンパクトに全体像がわかる記事で、さすがプロの仕事ですねー。あと、Facebook投稿→Blog投稿→メディア記事、という流れがなんとなくネットワーク情報型時代を象徴している気もします(笑)。

 ちなみにその後、ミルク給食を実施している近隣の市町村も気になって調べてみました。
●逗子:年額9000円を集めており、横須賀のような早期終了は起きていない
●葉山:横須賀同様、早期終了
●鎌倉:横須賀同様、早期終了。年額5000円位なので、12月とかに終了
※横浜は給食がなく、三浦は完全給食のため、関係なし
 という状況でした。早期終了型の某市職員のコメントとしては、「冬は寒いから、冷たい牛乳を飲みたくないという子も多いんですよ。それに、病気による学級閉鎖や欠席なども多い季節です。なので、早めに終わることで牛乳代が余らず、いい仕組みだと思いますね」とのこと。あるイミ納得です。

 あと、横浜市がミルク給食をやらない理由は何か? 私の推測では、横浜市はかつて地方交付税の不交付団体だったので、私が過去記事で指摘したようなミルク給食実施のインセンティブが働かなかったんでしょうね。「ミルク給食を実施することにより、国が地方交付税で給食分の費用を面倒見てくれる」という財政面の「大人の事情」は関係なかったわけです。

 しかし、タウンニュースの記事でもそれとなく匂わしてありましたが、この「ミルク給食」問題の本質は「生徒不在」ということだと思います。
●市は、財政上のことばかり考えている。
●国は、酪農業界をまもることばかり考えている。
 (知人の岡高志区議の記事「東京学乳協議会 続」が大変分かりやすい。ほかJudgit!の「学校給食用牛乳等供給推進事業交付金」等、参照)
●親は、子どもの健康に気を遣う立場なのに、議論の蚊帳の外に置かれている。

 本当に生徒のために「ミルク給食は必要か?」というタウンニュースの指摘は、正鵠を射ていると思います。必要なら、年間通じて提供できるようにすればいい。不要なら、財政上のメリットを手放しても、廃止すればいい。特に、うちの教育委員会が弁当注文(スクールランチなるもの)にこだわるのであれば、なおのことミルク給食は中途半端な存在です。ここらへんで、
(A)完全給食に移行しちゃう。
(B)弁当(持参&注文)に絞り、ミルク給食をやめちゃって、地方交付税のメリットも手放す。
という判断をしてもいいのかもしれませんね。

 ちなみに、私の父方が牛乳に含まれるラクトースを分解できない家系で、周りは「そもそも牛乳が飲めない人」ばかりでした。っていうか、日本人の4人に1人がそうだったんですね! その意味では、牛乳は全員提供に適さない食材かもしれません。

 教育委員さ~ん。完全給食やらないなら、ミルク給食やめませんか?

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