緑の政治を、日本にも。

 昨日、「緑の党」が設立され、今日はキックオフ・イベント。また、本日は山口県知事選の投票日で、飯田哲也さんが出馬しています。7/29、日本で緑の政治が本格的に動き出す記念すべき日に、思うところを書いてみたいと思います。

27_1.jpg 昨日の「緑の党」結成総会に、私は4人の議長団の一人として関わりました。いつも議論百出で大変な「みどり」系の会議ですが、なんとか全ての議案を採決し、無事に設立できました。
 政治が市民から離れ政治不信が高まる中、本当の民主主義の政党が必要です。モーロクした政党ではなく、将来世代や若者の声を政治に反映できる政党が必要です。そして、多くの国民が脱原発を望む中、その受け皿となる政党が必要です。
 そんな思いから、私がNGOやコンサル時代に培ってきた人間関係のつながりも強く、考え方も近い「緑の党」設立をこの間ずっと応援してきました。今回も、自分が学んできたファシリテーションの経験を活かして、議長団として役立てたことを、誇りに思います。
 今日は、そうやって昨日生み落とした「緑の党」をお披露目するキックオフ・イベントでした。もう時代に合わなくなった「赤い政治」に代わって、「緑の政治」が世界で広がる中、日本でも国政で議席を獲得してうねりをつくっていってほしい。切にそう願います。

 今日はその後、日比谷公園で脱原発デモに参加してきました。道路を埋め尽くす人の川の中で、「この人たちが自分たちの代弁者を選んだら、日本の政治もきっと変わるだろうな」と、思いました。

 そして、本日投開票の山口知事選。
 今回、どの政党からも支援を受けず、市民派の候補者として出馬している飯田哲也さんとは、環境コンサル時代にお仕事でご一緒したことがあります。当時から、自然エネルギーの第一人者として活躍されてましたが、本当に気さくな方でした。
 会議が行き詰まってきそうになると、新しい視点で打開するなど、一緒にいる人を元気にする、そんな不思議なパワーを持った方でした。そんな飯田さんを、山口県民は選ぶのか? 注目しています。

 最後に、前回お伝えした記事「脱原発へ、衆院選「落選運動」を」ですが、少し進展がありました! また、ご報告できる形になったらお知らせしますね。

「日本版「緑の党」発足 「原発全廃」で国政目指す」朝日新聞より引用
 「原発の即時全廃」を掲げる日本版「緑の党」が28日、東京都内で設立総会を開き、結党した。環境や参加民主主義を旗印に欧州などで躍進する緑の党とも連携。全国に広がる脱原発を求める声を背景に、次の衆院選比例区に候補者を擁立し、国政進出を目指す。
 緑の党の母体になったのは、約70人の地方議員らでつくる政治団体「みどりの未来」。28日、みどりの未来を解散して党を立ち上げた。みどりの未来から引き継いだ会員数は約1千人。党の正式名称は会員の投票で「緑の党 Greens Japan」に決めた。
 共同代表に就任した須黒奈緒・東京都杉並区議(33)は総会後の記者会見で「衆院選への挑戦を検討している。脱原発の受け皿になるよう広い枠組みで挑戦したい」と表明した。脱原発の市民団体の協力を得て、衆院選の東京比例ブロックで候補者擁立を目指す。来年夏の参院選でも10人を擁立する方針だ。
 原発の即時全廃や脱経済成長、公正な税負担による社会保障の充実などを掲げ、人類学者の中沢新一氏らが2月につくった政治運動体「グリーンアクティブ」とも協力関係を結ぶ。
 緑の党が国政進出を目指す背景には、関西電力大飯原発の再稼働などを契機とした脱原発運動の盛り上がりがある。今年5月、原発の是非を問う住民投票の実現を求める市民グループが東京都に提出した署名は約32万人分。都議会は反対多数で否決したが、原発への関心の高さが表れた。首相官邸前でも毎週末、原発再稼働に対する大規模な抗議行動が行われている。
 欧州などで躍進する緑の党とも連携する方針だ。90カ国の緑の党で作る国際組織「グローバル・グリーンズ」に加盟。日本の緑の党は東京電力福島第一原発の事故を経て結成されただけに、各国の緑の党関係者の注目度は高い。
 この日の総会に招かれたドイツ緑の党のベアベル・ヘーン会派副代表は「ドイツでは約30年前、硬直した社会を市民の側から変えたいという気持ちで緑の党が始まった。日本でも変革を求める動きは高まっている」と指摘した。オーストラリア緑の党のスコット・ラドラム上院議員は「原発を止めることが大きな課題だ。日本で緑の党が力強いものになれば、全世界にも大きな影響があると信じている」と期待を込めた。
 須黒氏は「いままで政治に関心が無かった人たちとも、脱原発の一点でつながりたい」という。党分裂で混乱する民主党の閣僚経験者は「民主党からこぼれていく議員がいるとのうわさがある」と、緑の党の動向に警戒感を示す。
 広井良典・千葉大教授(公共政策)は「日本で環境やエコロジーの理念を掲げるグループが、『政党』という形で結集するのは初めて。現代社会を根本から問い直す政策を訴える政党が出てきた意義は大きい。一時的な運動で終わらず、中長期的に定着できる形を作れるかどうかが重要だ」と指摘した。(園田耕司)
※ちなみに、リンク先の写真のいちばん左に映っているのが私です(笑)


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