2011年09月08日

9/1一般質問(3) 中学校給食

〜9/1の一般質問について、議事録を待たず原稿をブログでも紹介します。(3)〜

まず、横須賀市では実施されていない中学校の完全給食ですが、優先順位の高い施策だと考えます。
第一に、三浦市以外の隣接する自治体が導入していないため、差別化ができます
第二に、共働きの多い横須賀市では、親の負担軽減により就業の幅を広げられるほか、少子化対策にもなります
第三に、横須賀市では栄養状態の偏った子も多く、せめて給食でバランスのいい食事を提供することにより、近年問題になっている格差の固定化を少しでも解消できます
第四に、ソフトな公共事業として、市内に経済波及効果があります
第五に、災害時には、給食のインフラがあることが大変、有効です

kyushoku.png公立中学校の完全給食は、全国81.6%の学校で実現しており、首都圏では千葉が100%、東京が96%となっています。しかし、われらが神奈川はわずか16.1%と全国ワースト2位。現在、ワースト1位の大阪府では橋下知事の肝入りで2011年度から5年間でなんと246億円を補助する方針で、7.7%から65%程度まで跳ね上がる見込みです。そうすると、神奈川も今後お尻に火がつくことが予想されます。近年では相模原市が導入中、逗子市も平成26年度の導入を検討しています。横浜市も検討の動きがあると、文部科学省の担当者から聞いています。
市長、このままでは横須賀市が、自治体間のサービス競争に負けてしまいます。

こうした危機感の中、仮に横須賀市で完全給食を実施した場合、どの位の費用がかかるのか、試算をお願いしたところ、学校保健課の皆様が苦労して数字を作って下さいました。相模原市の事例を元にボックスランチ方式の給食を導入した場合の数字ですが、初期費用が約2億5千万円、運営経費が毎年約4億5千万円とのことです。
所要額が明らかになりましたので、私は「中学校給食よりも優先順位の低い事業等があれば、それを削って導入すべき」と考えますが、市長の見解をお聞かせください。
なお、完全給食導入にあたっては、お弁当も可とする選択制にすること、中学校教師の負担を増やさない施策を併せて行う必要があることを申し添えます。

それでは、どの事業を削るべきか。

まず、初期費用2.5億円については、旧市立横須賀高校跡地が最低価格12億80万円で売りに出ていますが、これが順調に決まれば十分に賄えるはずです。

続いて中学校給食の毎年の運営経費4.5億円ですが、私が今回ターゲットにした、中学校給食よりも、優先順位の低い事業等と、その削減額は次の通りです。
forkyushoku.png1)中央斉場の市民無料火葬事業 1.9億円
2)横須賀芸術劇場の芸術普及事業 1.5億円
3)住宅用太陽光発電システム設置費補助制度 0.1億円
4)一般電気事業者からの電力調達 1億円以上
合計4.5億円以上を見込んでいます。

以上、4つの事業等について、一つ一つ詳しくご説明し、それぞれについて市長のお考えを伺っていきたいと思います。
posted by 小林のぶゆき at 16:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めまして、私は横須賀市在住の小学2年生の娘二人を持つ母です。
小林議員の中学校給食に関する一般質問を読ませて頂きましたが、私もこの意見に同感です。一日も早く中学校給食を実現していただきたいです。

結婚してから初めて横須賀市に住むことになったのですが、子供が小学校にあがる頃横須賀市は中学校に給食がないんだよ″と知人から聞かされびっくりしました。富山県出身の私にしてみれば考えられないことであり、本気で横須賀市に住まいを持ったことに後悔をしました。     
その後、中学校給食について調べてみると、全国の8割が実施。それに対して神奈川県のあまりにも低い実施率に愕然としました。
また、この現実を知らない横須賀出身の保護者が多いということも身近で感じ、非常に問題だと思いました。    

お弁当を毎日持たせるという現実は、仕事を持つ親にとって大変厳しいことです。また、体と心が大きく変化する時期に栄養バランスのとれた食事を子供たちに提供することは、教育の一環であるとともに、将来横須賀市を担う子供たちへの投資といっても過言ではないと思います。

食育を掲げる教育委員会や横須賀市学校給食会等は、この事態に何の疑問も持たないのでしょうか? 私は、この現実を問題にしてこなかった横須賀市が不思議でなりません。

去年の市議会選の時、矢島真知子議員が自宅に選挙活動で来た際に横須賀市の中学校給食実施のお願いをしたところ、その当時1年生だった娘を見てまだ、先のことですからね″と一言。驚きましたね〜。私ですら、今から取り組まないと実現できない課題だとわかるのに、当の議員候補がまるで短期間で実施可能な問題、若しくはその問題は頭にないといった発言を平気で有権者にしてしまうんですから。議員失格もいいところですよ。

やはり、中学校給食がないのが当たり前と考えていたり、自分には対象となる子供がいないといった議員が多いから今までこの議題に取り組んでこなかったのでしょうか?本当に私には理解できません。

しかし、中学校給食問題に対して活動をしている小林議員の月刊「小林のぶゆき」および一般質問を見て、子供のことをちゃんと考えている人が横須賀市にいた!と本当に嬉しくなりました。小林議員がおっしゃる通り、この問題の優先順位は非常に高いと思います。
横須賀市長にもこの問題の重要性を早く理解し、実施に向けて動いて頂きたいです。
小林議員の今後の活動に大きく期待しております。本当に頑張ってください。
Posted by 豊田 at 2011年09月12日 15:07
9月1日の本会議 録画でみました。
うちは、小学生も中学生もおりますが、
小林さんの考えと同じく、
中学校の完全給食、賛成です。
義務教育の間くらい、弁注(べんちゅう)よりも、いろいろ考えてくださっている給食の方が良いのではないでしょうか。
親の都合とか市のお金の都合とか抜きにして、子ども中心で考えると教育上は給食の方が良いそうです。
市民にアンケートというのもあるかもしれないし、中学生自身にアンケートとってみても良いかもしれませんね。
Posted by ふくぱぱ at 2011年09月17日 00:00
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