「みんなの願い」キャンペーンを終えました。

 横須賀市長選2021に向けて、広聴&主権者教育の取り組みとして「みんなの願い」キャンペーンを仕掛けてきました。  キャンペーンの詳細は過去記事をご覧頂ければと思いますが、本日で活動を終えましたので、そのご報告です。  →『6月は市長選!「みんなの願い実現大作戦」をはじめます』  街宣車も、みなさんに書いて頂いた願いごとでいっぱいになりました。  最終的に確定した10項目の政策は、既に出馬を表明している上地克明氏と岸牧子氏の両横須賀市長候補予定者の事務所にお届けしました。その他の方にはこちらからご覧頂ければと思います。 →みんなの願い政策(pdf)  なお、この2か月にわたってお話ししてきた内容を、自分の記録のために最終日だけ録画してみました。参考までにUPしておきます。

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「みんなの願い」キャンペーンの政策案β版

 4月から2か月にわたって展開してきた「みんなの願い実現大作戦」。8回の井戸端会議と連日のSNS論議から抽出した政策案をβ版としてまとめました。  これを元に、今日6/12(土)18:00~20:00@青少年会館と、明日6/13(日)18:00~20:00@産業交流プラザでの議論を経て、市長候補予定者にお届けします。  現時点では次の10項目となっています。 ●コロナ禍を受けた直近の政策案 #1 コミセンにテレワーク拠点を整備 #2 公園や公衆トイレの水道蛇口を足踏み式に ●短期的な政策案 #3 空家と青少年の家をリノベーションして子どもの遊び場を #4 浦賀港を巨大マリーナ・パークに #5 流通しない「負動産」や低価格物件は、市が無料仲介して空き家解消 #6 高齢者の運動を習慣化して介護予防 ●中期的な政策案 #7 公園を役割分担して市民がもっと楽しめる場に #8 公共施設のありかたをゼロベースで見直し #9 開発促進から緑の保全に転換 #10 英語村を誘致  全文は、以下に貼り付けるほか、→PDFはコチラ コロナ禍を受けた直近の政策案 【政策案#1】 コミセンにテレワーク拠点を整備  コロナ禍により在宅勤務の人は増えていますが、家では何かと仕事にならない場合も多いもの。そのため、テレワーク拠点が人気です。本市でも、産業交流プラザのコワーキング・スペースがいつも満席状態となっています。  そこで、コミュニティセンターには余剰スペースも多く、稼…

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全駐労の推薦をお返ししました。

 この記事は、主に全駐労の方々に向けて書いています。 ※全駐労とは、日本政府の雇用で米軍基地に派遣されて働く方々が組織する労働組合です。市内に五千名以上いらっしゃり、その支援を受けて私は10年前に市議に当選しました。  全駐労は今回、市長選に際して現職支援を決定しました。これに伴い、横須賀支部から現職への批判を控えるか、推薦を辞退するか、求められました。悩んだのですが、市長を監督する立場の市議として急に黙るのは潔くないため、推薦をお返しすることに致しました。  全駐労に対して不満や不平はありません。たまたま今回、お互いに重要な点で態度が分かれただけです。この10年、ご支援のおかげで腰を据えていい仕事ができました。心から感謝申し上げます。  私は市議として、絶対に市長候補を選挙応援しません。そのため、これまでも市長選の度に支援者を失ってきました。しかし、政治家は態度を曖昧にするより立場をはっきりさせて、有権者が政治家を選べることが民主主義にとって良いことだと考えています。今後も、市民派議員として筋を通していきます。  皆様に直接、伺ってお礼を述べる機会がないので、以下がお礼のお手紙です。本当にお世話になりました。組織内議員ではなくなりましたが、今後も相談やお困り事があれば気軽にご連絡頂ければ幸いです。 2021年5月27日 全駐労横須賀支部 執行委員長 酒井一豊様 推薦取消のお願い 横須賀市議会議員小林伸行  10年前、横須賀市議を志した私を、国会議員秘書当時のご縁で…

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上地市長4年間の総括を~出馬時のチラシ再UP~

 吉田前市長に行ったのと同様に、上地市長に対しても4年間の総括をしたいと思います。本日6/2の本会議の一般質問7人目で、16:00以降に登壇する予定です。  なお、基になる上地市長の公約については、吉田市長のようにマニフェストとしてパッケージで示されてはいないので、チラシ集を元にしました。みなさんにも公開しておきます。  →上地候補のチラシ2017(PDF)  (ちなみに、他の2陣営についても4年間は保管してきました)  インターネット中継もしているので、よろしければどうぞご覧ください。  →各議員の質問事項の概要(発言通告書)はコチラ

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横須賀市議会の不思議な復調~全国ランキング18位へ~

 毎年、この時期にお伝えしている「議会改革度ランキング」結果のご報告だ。  →早稲田大学マニフェスト研究所「議会改革度調査2020」  わかりやすよう、横須賀市議会と上位を抜き出して、右上の表にまとめた(2021年6月1日公開情報を基に小林作成)。  2011年の全国10位から少しずつ順位を落としていたのだが、急にランクを上げた格好だ。  より詳しく見ると、「情報共有」「住民参画」「機能強化」の3つの評価項目のうち、情報共有は元々高めで住民参画と機能強化が弱かったが、今回は機能強化の得点が上がった。つまり、会議のネット中継など情報公開はまあまあしているほうで、相変わらず市民の声を聴く姿勢は弱いものの、今年は仕組みだけはちゃんと整えられた、といったところだろうか。  第一に、前任の板橋議長が力を入れていた政策形成サイクルの仕組みづくりが評価されたのだろう。政策検討会議の石山委員長もタッグを組んで良く頑張った。第二に、議会局職員が手続きや図書室の改革など内部の体制整備を固めたことが功を奏したものと思われる。  しかし、住民参画が弱い。これは、横須賀市議会のアキレス腱だ。どんなに体裁を整えても、住民の声をカタチにできない議会に存在価値などない。立派に器は用意したので、あとはいい中身を詰めるのが我が議会の課題だ。  県内では1位に返り咲いた。ただし、昨年まで100位にも入っていなかった横浜が36位まで順位を上げ、県内でも茅ヶ崎に次ぐ3位となった。横浜は自民党だけが先進的で議会全体…

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