市職員による民間事業者への情報漏洩について
私がマリーナ会社に訴えられて、裁判で勝訴した件は以前お伝えしました。
→湘南サニーサイドマリーナ(株)に完全勝訴!
この裁判の中で同社からの資料が届いて驚いた件があります。なんと、3/1の議会質問に向けて市の幹部と事前の意見交換(答弁調整)をした際に話した内容が、裁判資料に載っていたのです。
答弁調整は、密室政治につながる面もありますが、利害関係者がいる案件について公開の議会の場で話すことで悪影響を及ぼすこともあるため、事前に意見交換をしておく場合も少なくないのです。そして、今回の案件は、まさに利害関係者がいて配慮が必要な案件でした。
ところが、市職員と内々で話していた内容が、当事者である民間事業者に筒抜けだったのです。これは信義則に反しますし、それ以上に議会としての活動が脅かされる案件でした。
そのため、私は私憤としてではなく、議会人として是正する必要があると考え、2/8に市長に対する抗議を板橋議長に依頼しました。板橋議長も事態を重く見て、2/12には市長に対して調査を指示して下さいました。2/16には市長からの調査報告書が届き、「確かに情報漏洩があった可能性が高い」旨の回答でした。
その後、情報漏洩した職員に一定の人事処分が下されることになれば自動的に市側で公開することとなっていました。しかし、公開基準には該当しないことと決定した旨の回答を受けました(人事処分を下したかどうかも非公開)。
これは市民の議会で起こった事案ですので、市民のみなさんにはきちんと…