この間、湘南サニーサイドマリーナ(株)を批判してきた理由

 ある市民から次のようなメールを頂いた。 「サニーサイドマリーナの件、ブログで拝読させていただきました。法律についてまったくのド素人なのですが、もし違法性があるなら警察に任せて、政治家の方には、政治の分野でより横須賀をよくする活動をしてほしいなと思いました。寒くなってまいりました。お体に気を付けて活動ください。」  「みんなの利益(これを公益と呼ぶ)を実現するのが政治であり、私は今まさに政治の分野で活動を頑張っている。警察は我々政治家の作ったルールの下で公益を実現するための一機能である」旨のお返事をしたが、多分それでは疑問や関心に応えていないと思う。  そこで、なぜ私がこの間、同社を執拗に批判してきたかを丁寧に説明したい。  同社は12/17に市へ係留施設の占用申請書を提出した。  これが認められてしまうことは、不法業者を後付けで認めることとなるため、行政機関としてはやってはいけないし、ルールが歪められることになる。  そのため、何としてでも申請に対し占用許可を出させないことが大事だと考えた。  そこで、大きく2つの手法をとることとした。  第一に、市に同社の問題点を情報提供することだ。同社は、不法埋立の他に天然記念物の破壊も行っていたため、その情報提供をしてきた。  第二に、市民にこの問題をお知らせして、世論を喚起することだ。市民の関心が高まれば、市長もおいそれと占用許可を出せないだろうと考えた。  この2つ目の理由のために12月後半、タウンニュース、Blog、F…

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湘南サニーサイドマリーナによる環境保護区破壊

 「出るわ出るわ」というのが正直な感想です。  地元漁業者の「あそこって自然保護区なんじゃねえの?」という素朴な声を受けて、本日、神奈川県教育委員会教育局生涯学習部文化遺産課に行って、天然記念物である天神島と笠島の自然保護区エリアと大楠漁協による浚渫エリアを地図で見比べてみました。すると、まさかの話ですが、自然保護区の海を掘っていたことがわかりました。しかも、県もそれを許可し、市も許可してしまったことがわかりました。  つまり、県と市と事業者が「ついうっかり」環境破壊をしたようです。  問題が次から次へと出てくるので、一人では追いきれませんので、市議会全体として扱うことを提案していきたいと思います。

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明日発売の週刊新潮が湘南サニーサイドマリーナ(株)の不法行為と国県市の忖度をスクープ

※本記事は、裁判所の決定により、不法海洋投棄疑惑を記載した箇所を後日に削除していますのでご容赦ください。詳しくは『湘南サニーサイドマリーナ(株)に完全勝訴!』でご説明しています。 ※裁判所の決定により、この箇所に不法海洋投棄疑惑を記載した文章は削除することとなりました。この記事については、ほとんど削除となった点、ご容赦ください。 ※なお、表題件の『週刊新潮』は2020年12月24日号でした。

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湘南サニーサイドマリーナ(株)による不法行為の告発

 表題件について、ある市民からの通報を受けた横須賀市民オンブズマンから依頼を受け、共同で調査した結果、芋づる式に数々の不法行為が明らかになった。とりわけ、芦名漁港を不法占拠した無許可の係留施設整備は現在も進行中だ。  本件については、ある漁業関係者から聞きつけたと見られる週刊誌から先に取材を受け、木曜日にスクープが予定されている。発売時にはまた報告するので、ぜひお買い求め頂きたい。  また本日、横須賀市民オンブズマンと被害を受けた近隣住民による記者発表も行われた。この記者発表の際の基礎資料は私が準備し、市民に公開すべきものであると考えるため、ここに共有する。  →ShonanSunnySideMarinaProblem20201215.pdf  ※ただし、参考資料については必ずしも情報提供者の同意が取れていないため、一般公開はしない。また、関係者に関する公開されていない情報は黒塗りにしている。

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漁港をボートパークに活用しよう!

※本記事は、裁判所の決定により、不法海洋投棄疑惑を記載した箇所を後日に削除していますのでご容赦ください。詳しくは『湘南サニーサイドマリーナ(株)に完全勝訴!』でご説明しています。  ある市民から提案を受けた。  「漁業者も減っているので、北下浦漁港は余裕があるようだ。下浦では、ウィンドサーフィン・ワールドカップも開かれ、SUPも人気だ。数年前にホテルもオープンし、マリンレジャーに活用されている。ついては、北下浦漁港の一部をボートパークに転用して、プレジャーボートなどを泊められるようにしてはどうか?」  これは、いい提案だと思った。 (1)国民の税金を使って整備した漁港施設の有効活用 (2)市が進める「観光立市宣言」にも資する (3)市長が掲げる3構想のうち「海洋都市構想」と「音楽・スポーツ・エンタテインメント都市構想」にも合致  市がやらない理由が全く見つからない。  そこで、現在の漁港の利用状況を調べた。  水産振興課の担当者に数字を聞いたらすぐに資料を用意してくれた。 ※2019年港勢調査から横須賀市が抽出した情報をもとに横須賀市議会議員小林のぶゆき作成 ※北下浦漁港には三浦市の漁業者分は含まず  北下浦漁港の三浦市分はわからないが、横須賀市分はかなり人数が少ないのがわかる。登録してある組合員数よりも、実稼働している漁業者数はかなり少ないのが通例なので、実際にはもっと少ないだろう。  そして、確認したところ、既に佐島漁港ではマリンレジャーへの転用実績が…

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