横須賀市長はボーナスを自ら返上。市議会はどうするか?
4/30に上地市長と副市長は、自らのボーナスを全額カットすることとした。
コロナで市長・副市長の仕事はむしろ増えており、緊張感を持って様々な難しい判断を下していることと思う。だから、本来であれば、6月分期末手当は増やしこそすれ、減らす理由はない。しかし、彼らは姿勢として、自ら全額カットする意思を見せた。
そのご意思を尊重して私も賛成し、議会として可決した。
ちなみに、金額は市長2,751,739円+副市長2,340,713円×2名=合計約743万円を返上だ。
※画像提供:ぱくたそ
さて、問われるのが、市議会だろう。
結論から言えば、私は今の議会ならボーナス返上は当然だと思う。なぜなら、今なおコロナ対策を何もできていないからだ。
ちなみに、市議のボーナスは年約318万円で、うち6月分は150万円だから、40人分だと約6000万円となる。
市長も市議会も、経営陣は本来、仕事の量ではなく、仕事の質で判断されるものだと私は思う。今のところ議員の仕事量は増えていないが、代わりに仕事の質が高ければ別に期末手当をカットする必要はない。
しかし、その仕事の質が問題だ。そもそも、コロナ対策の会議体を立ち上げることは決定したものの、実は現時点で一度もコロナ対策の会議を開いていない。
市民の不安や市民の願いをすくい上げて、何をすべきかを整理し、精査し、市役所が無理なく回るよう咀嚼して、必要な対策を指し示す。今やるべきことは、そういうことだろう。
そんな仕事がで…