横須賀市の基地関係の収入はいくら?
よく「横須賀市には基地マネーがたくさん入ってくる」「基地経済に依存しているまち」と言われる。これについては、右から見るか、左から見るか、上から見るか、下から見るか、立場によって見方は異なる。
ただし、どの立場でも大事なのはイメージではなく、実際の数字をきちんと把握することだ。そのため、基地関連の国からの交付金を、推移でまとめたので共有する。
→PDFファイル →Excelファイル
なお、申し送りは次の通り。
※情報源は、横須賀市ホームページ「横須賀市と基地」
※交付金のうち、翌年度に繰り越していても、当該年度に計上した。今回は、経済効果のように費消された年度に注目しているのではなく、国の意思決定として交付決定された年度に着目しているため
※Excelファイルにはシートが2枚あり、市の千円単位の情報を自動換算で万円単位にしてグラフを作成
※再編交付金は2017年度に終了予定の時限措置だったが、10年延長されて2027年3月末まで見込まれる。
ちなみに、2017年度の横須賀市一般会計当初予算は1457億円であるため、2017年度の基地関係歳入28億7千万円は歳入全体の2.0%となった。みなさんにはどう映るだろうか。
なお、過去に沖縄県および沖縄市との基地関係収入の比較をし、各交付金の簡単な解説もしている。併せてご覧頂けるとわかりやすいだろう。
→沖縄は本当に基地マネーに依存しているのか?(沖縄県庁)
6月議会の大村議員の質問を聞きながら、「そう…