横須賀市議選で3期目当選しました。

 横須賀市民のみなさま3,056名からの負託を受け、横須賀市議会議員に選ばれました。3期目の4年間の任期を頂きました。  この間、ご支援下さったみなさんに、心から感謝しています。公職選挙法上、お礼は申し上げられないのですが、また直接お目にかかりたいと思います。  さて、当選できたとはいえ、前回は現職で最も得票を伸ばした私が、今回は一転して現職で最も票を減らした議員となりました。 一期目 2,977(26位) 二期目 4,165(7位)+1,188 三期目 3,056(23位)-1,109  1期目の4年間に積み上げた票を、2期目の4年間に失ったことになります。  この原因は、3つあると思います。  第一に、私の活動に対する評価です。「1期目よりも、会派に入って丸くなっちゃって、すっかり牙を抜かれて、あまり魅力を感じない」という声も何人かからもらいました。おそらくそういうことなのでしょう。あと、「俺が、俺が」というよりも「会派で」「仲間で」という仕事の仕方と打ち出しをしてきたことが影響していると思います。「市民の声を聴く会」、「よこすか未来会議」、「選挙ポスターOpenData化作戦@横須賀」や、議会改革状況・議員定数の調査など、全体のための仕事をしたことも、評価されるわけではないことが改めてわかりました。  第二に、他の候補者との構図です。若い改革派のポジショニングで、無党派層の浮動票を集めるスタイルで仕事をしてきました。しかし今や、もっと若くて活動的で加えて男性の候補者…

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「小林は、雇っておくとトクなのか?」~チラシ30号をお届けします~

 いよいよ、横須賀市議選が始まりました。小林のぶゆきは、今回もちゃんと立候補しています。  そして、今回の選挙から全国の意識の高い先輩議員らのおかげでマニフェスト(選挙ビラ)が解禁されました。本当に感謝です。そして私は、いつものチラシ第30号を配ります。  今回のテーマは、選挙本番特集「小林は、雇っておくとトクなのか?」でお伝えしています。  →ダウンロード(PDF)  内容に目新しさはありません。今回も「民主主義の学校」である地方政治の場から、いわば主権者教育をしています。上から目線ですみませんね。でも、この国の民主主義は危機的状況なんです。だから、私のごとき30代入ってからようやく世の中に目覚めたような遅咲きの議員でも、立派に「民主主義の学校」の教師が務まってしまう。そんなニッポンを同時代として我々は生きています。  とはいえ、日本全国と比べても横須賀市民の民度はとっても高いので、チラシはどんどん受け取ってもらえます。いつも一号あたり駅前で10,000部以上お配りしているんです。もしも、受け取る人がみなさん投票するならば、私は前回も前々回もトップ当選ですがね。でも、応援してるわけじゃなくても、しっかり受け取って情報収集して吟味する意識の高い市民が多いのが横須賀市の特徴です。こういう、民度の高い土壌で2度選ばれてきたことを、私は誇りに思っています。  ところが、残念ながら公職選挙法の上限で今号は4,000枚しか配れません。心待ちにして下さる方々に申し訳なく思っています…

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シルバー人材センター最賃逃れ問題、解決しました。

 私のチラシ29号でお伝えしたシルバー人材センターの最低賃金逃れ問題は、おかげさまで解決しました。そのお礼とご報告です。  チラシでも触れたとおり、公益財団法人横須賀市シルバー人材センターから派遣された駅前駐輪場の職員は、実に時給870円。駐車場に至っては、なんと時給820円という低賃金でした。県の最低賃金983円より100円以上も安い異常な額で、相談を受けたとき私も驚きました。チラシを見た方々からも「これ本当の話なの?」「安すぎるよ」と抗議の声があがりました。会派・研政の仲間も「市の施設で最低賃金未満などありえない」と一緒に市と折衝してくれました。その結果、チラシで取り上げた駐車場と駐輪場は、この4月から983円以上に値上げされました。  ところがその後の調査で、他の市施設でも同様の問題が判明。右表のような状況でしたが、厚労省ガイドライン違反を指摘すると、全部署が順次、問題解消を約束してくれました。解決してから定年退職した課長をはじめ、4月着任の新任課長らの迅速な仕事ぶりにも心から拍手を送ります。また、市の要求に誠実に応じてくれた同センターの新旧幹部の方々にも感謝しています。こんなに早く市が動くのは正直言って驚きましたが、「過ちては改むるに憚ること勿れ」との言葉通り、気付きさえあれば優秀な人たちなので、方針が決まれば対応は早いんだなと実感しました。  今日のタウンニュースでも記事が掲載されました。数十人いると思われる市の施設で働くシルバー人材センター登録スタッフの方にも届くとい…

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35人以下学級の未達成を隠蔽する教育委員会にメスを

 某小学校の保護者から、右画像のような情報が寄せられました。  つまり、「横須賀市教育委員会が頑張って横須賀市独自の財源をひねり出して実施してきた小学校3年生の35人以下学級が実施できない」という校長からの報告です。県職員となる正規の教員や臨時任用の教員に比べ、市職員となる契約教員は待遇が悪いという噂が広まったのかわかりませんが、教員を集められなかったようです。  これについては、私たちの会派・研政は長谷川昇議員を中心に以前から「市職員契約教員の契約条項や給与を県職員臨時任用教員並みにすべきだ」と訴えてきました。なので「問題を先送りしてきたツケを払っているのではないか」と感じています。それはそれで問題ですが、今からでも遅くはないので条例改正案を出して解消すればいいと思います。  ところが、もっと大きな問題があります。教育指導課が、この問題をひた隠しに隠すのです。  まず、市民代表である議会向けに報告がありませんでした。小3の35人以下学級の予算は、議会が承認しています。議会が認めて執行させようとした予算を、執行できなかったわけです。税金を使うからには狙った効果をあげるために税金を投入するわけです。それができなかったわけです。だったら、「あなたがた議会が狙った事業を、私たち教育委員会はできませんでした。さて、どうしましょうか?」と報告するのが筋というものです。  しかし、4月1日に新年度が始まっても、4月5日に新学期が始まっても一向に報告がありませんでした。おかしいと思って教育指導…

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