横須賀市議選2019の選挙ポスター情報をスマホ地図で見られるようにしました!

 「選挙ポスターOpenData化作戦@横須賀」を立ち上げました。 横須賀の新人候補者に朗報!  横須賀市選挙区のポスター掲示版の情報をGoogleマップ上に落とし込み、誰もがスマホで次々とナビしてもらいながら楽にポスター貼りをできるようにしました。もちろん、オープンデータなので無料です。なお、横須賀市議選2019・神奈川県議選2019・神奈川県知事選2019に対応することになります。  たぶん、どの陣営も何チームかに分かれて貼ることになると思います。なので、そのチーム分けをしやすいよう、色分けやポスター番号のタグを工夫して3/13に再度公開する予定です。  なお、データソースは「横須賀市オープンデータライブラリ」の情報を利用することになります。 全体版 →リンクはコチラ このサイトを開設した背景  選挙で何が大変って、ポスター貼りは大変ですよね。告示日に貼り終えたい。しかも、なるべく早く貼りたい。  おまけに、横須賀市のポスター枚数630ヶ所は、たぶん県内最多。「選挙に出よう!」という意気を、出鼻でくじく効果バツグンです。  そこで、「統一地方選2019のポスター情報を横須賀限定でオープンデータ化してしまおう」という作戦を考えたところ、横須賀市選挙管理委員会が一肌脱いでくれました。おそらく日本初の試みです。  正確に言えば、このGoogleMapsに落とし込むアイディアは、都知事選2014で家入一真氏のチームが実施済みです。(ただし、彼らは貼り終えた…

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シルバー人材センターの最低賃金逃れを斬る

チラシ29号で触れた件について、詳細をレポートする。 問題発覚の発端 2018年11月3日、私は旧知の60代男性から次のような相談を受けた。 「退職して、年金だけじゃやっていけないので、少しでも足しになればと思って、シルバー人材センターに登録して、市の駐輪場で働いています。でも、時給870円なんですよ。高齢者だと最低賃金より安くなったりするんですかね?」 ご存じのとおり神奈川県の最低賃金は現在、983円だ。 市の施設での業務であるにもかかわらず、発注先が最低賃金を守っていないとなれば大問題だ。なお、公益社団法人横須賀市シルバー人材センターは、市と資本関係はなく外郭団体ではない。ただし、市職員OBの再就職先として事実上の指定席がある、いわゆる「天下り」団体だ。市役所とは浅からぬ縁がある。 その意味で、市は「発注者」と「身内」という2つの面から、この問題に責任を負っていると言える。 現状 そこで、「株式会社横須賀市」の取締役に当たる私としては、さっそく調査を進めた。 まず、同センターの常務理事兼事務局長に問い合わせたところ、「あくまでも雇用契約の下の賃金ではなく請負契約の下の配分金であるため最低賃金制度は該当しない」旨の回答だった。この回答は予想していたが、私には違和感しかない。 併せて、同センターが引き受けている仕事の発注元である市役所の担当部署にも聞き取りを進め、右表のとおり情報を整理した。 これらの情報を基に調査を進めた結果、大きく次の4点の問題があることが…

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