2016年07月16日

市職員の給料は高いのか?〜正規/非正規の身分制度にメスを〜

img_b6f429cf225413189f83ffc81197e6de338786.jpg 東洋経済の『最新!「公務員年収ランキング」トップ500』によると、こんなことになっているらしいです。
県内1位(6位) 厚木市 717万円
県内2位(10位) 逗子市 707万円
県内3位(17位) 川崎市 703万円
県内4位(20位) 横浜市 701万円
県内5位(36位) 藤沢市 690万円
県内5位(36位) 大和市 690万円
県内7位(61位) 平塚市 682万円
県内8位(65位) 南足柄市 679万円
県内9位(71位) 茅ケ崎市 678万円
県内10位(80位) 伊勢原市 676万円
県内10位(80位) 神奈川県 676万円
県内12位(106位) 葉山町 668万円
県内13位(111位) 相模原市 667万円
県内14位(116位) 小田原市 666万円
県内15位(126位) 横須賀市 665万円
県内16位(131位) 綾瀬市 663万円
県内17位(150位) 海老名市 657万円
県内18位(161位) 鎌倉市 654万円

 かつては鎌倉が全国1位とか聞いていたけれど、某・岡田市議がガリガリ追及した結果、今はそうでもなくなったようです。

 それはさておき、横須賀市。
 全国1700強の都道府県・市町村の中で126位だから、高いほう。
 ただし、県内34県市町村の中では、15番目だからほぼ真ん中。
 さらに、県内19市の中では、13番目だからむしろ下のほう。
 じゃあ、そんなに高くもないのか?

 国家公務員と比べるとどうか?
 この数字は2014年度なので、同じ年の横須賀市のラスパイレス指数を見てみると100.8。つまり、国家公務員よりも0.8%高い水準ということになります。色んな見方がありますが、要するに国家公務員とだいたい同じくらいということです。

 一方、民間に比べればかなり高い。
 国税庁の「民間給与実態統計」2014によれば、民間の平均年収は415万円。全国には所得の低い地域もあるので、東京国税局管内(千葉県・東京都・神奈川県・山梨県)に絞っても民間の平均年収は481万円。この数字と比べれば、横須賀市職員の平均年収664万円は対全国で1.6倍、対東京国税局管内で1.38倍。まあ、高い。

 ただし、この比較はフェアじゃない。
 横須賀市職員の664万円は、いわゆる正規職員のみの数字です。横須賀市役所には非正規職員もたくさんいます。っていうか、正規/非正規っていう言葉が既に差別的ですよね。おそらく、非正規職員を合算した場合の平均年収は東京国税局管内の481万円を大きく下回るでしょう。

 横須賀市役所はかつて私が議会で指摘したようにブラック企業まがいのことも平気でやる会社です(リンク先の平成25年9月24日(第3回定例会)本会議参照)。この非正規の方々は最低賃金(Minimum Wage)は払われていても、まっとう(Decent)な生活賃金(Living Wage)は払われていません。横須賀市は一貫して、賃金の安い非正規を増やしてきました。こうやってWorking Poorを量産しながら、正規職員の賃金は高止まりさせておくというのは、僕は倫理的じゃないと思う。

 実際、正規/非正規の給料格差は、能力の差ではありません。単に、入社の入口が違っただけの差です。つまり、「身分制度」です。江戸時代じゃないんだからさ〜、と思いますが、日本人はこの現状をおかしいと考えない不思議の国の民のようです。とはいえ、日本の国際競争力が低いのも、女性が活躍できないのも、可処分所得が増えなくて景気が良くならないのも、根本原因はこの身分制度にあると考えています。横須賀市職員の年収が高いんじゃない。世の中の非正規雇用の年収が低すぎるだけなんです。

 現政権には、こんなに安定した政権基盤を得たんだから、公務員も民間も含め正規/非正規の江戸時代的身分制度を解消すべく、同一労働同一賃金を一気呵成に導入してほしいものです。労働組合側も、ホンネでは嫌だと思う人も中にはいるでしょうが、世論や非正規系ユニオンの手前、イヤとは言えないはず。絶好の機会です。こういう本質的な仕事にエネルギーを傾けてほしいと思います。

 で、横須賀市についてはどうするか?
 小林のぶゆき、これまでに何度もこの問題を取り上げてきましたが、またガリガリ追及していきますよ!
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2016年07月11日

参院選2016、横須賀における開票結果はどうだったか?

 参院選2016が終わり、全体としては日本国民の公民意識を疑う結果でした。ただし私にとっては、あの衆院選2012・2014や参院選2013に比べれば、野党共闘の結果なのか将来に希望の残る結果となりました。
 さて、国全体の開票結果は新聞で報道されていますが、横須賀市内ではどうだったのか? 横須賀市選挙管理委員会「選挙の部屋」の数字を加工し、見やすくしてみました。
 →平成28年7月10日執行参議院議員通常選挙・開票確定
投票率 55.26%
1 自由民主党 三原じゅん子 59,956
2 公明党 三浦のぶひろ 35,913
3 無所属 中西けんじ 21,555
4 日本共産党 あさか由香 19,941
5 民進党 かねこ洋一 18,789
6 民進党 真山勇一 17,566
7 おおさか維新の会 にわ大 7,191
8 社会民主党 森ひでお 2,982
9 日本のこころを大切にする党 清水太一 1,718
10 無所属 佐藤政則 1,642
11 幸福実現党 いき愛子 972
12 支持政党なし 片野えいじ 708

 ということで、当選したとたんに自民から追加公認を得た中西氏を含めると、与党で圧倒的な票ですね。有効投票数188,933のうち、自公で62.2%。自民だけでも43.1%。対して、民進は2人合わせても19.2%、次に共産党で10.6%。それが、横須賀における野党系の今なのでしょう。

 これを、市議選に読み替えていくとどうか? 3,000票あれば安定して当選できると仮定して単純計算では、公明は12人立てられそうだし、共産党も今の倍の6人立てられそう。民進も、組合系だった金子氏分を別にすれば、浮動票型だった真山氏分で考えても6人は立てられそう。おおさか維新も2人立てられそうですが、社民はネットもいることを考えると1人もムリなのかもしれない。
 なんて、計算通りにはいかないのが、政党政治ではない地方選挙の醍醐味なのでしょう。
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2016年07月08日

ようやく中学校給食が実現へ!

 中学校給食の実現が、本日、ついに決まりました。
 私は、議員になる前の6年前から、中学校給食の導入を訴えてきました。当初は孤軍奮闘でしたが、市民の理解が拡がり、声が上がり、議員の意識も面々も変わり、包囲網が出来上がりました。
 こうした圧力に屈して、市長も方針転換を余儀なくされ、市長が予算をつけると言ったら、教育委員会もコロリと方針転換して、ここに至りました。
 やはり、市民の力です。これは、横須賀の市民社会にとって、大切な成功体験だと思います。
 あとは、どれだけいい内容を、どれだけ早く、導入できるか。まだまだ仕事は続きます。
 →決定を知らせる文書はコチラ(PDF) (同内容を以下貼り付けます)
平成28年(2016年)7月8日
市議会議員様
教育委員会教育長
中学校完全給食の実施を決定しました
 本日開催した総合教育会議において市長と教育委員会で協議した結果、6月27日に教育委員会で決定した「中学校の昼食のあり方に関する基本方針及び行動計画」を踏まえ、市立全中学校で全員喫食による完全給食(主食・おかず・牛乳)を実施することを決定しました。
 総合教育会議では、教育委員会は、生徒の心身の健全な発達のために、食育の充実を図る必要があることなど、また、市長は、食育の充実に加えて、市民の皆さまや市議会からご意見やご要望をいただいており、子育て世代の負担軽減や満足度の向上、そして今後子育て世代を呼び込むという点からも優先度の高い事業であることなど、それぞれ意見を述べました。
 今後は中学校の現地調査等を行い、具体的な開始時期や実施方式(自校方式・センター方式・親子方式)*について、検討を進めていきます。

望ましい昼食のあり方
(1)生徒が適切な栄養を摂取できる
(2)昼食を「生きた教材」として活用し、学校における食育を推進できる
(3)生徒が楽しく食事をすることができる

基本方針
 望ましい昼食のあり方を実現するため、全員喫食による完全給食を実施する

行動計画
(1)安全・安心な給食を提供する
(2)温かく、おいしい給食を提供する
(3)生徒の昼食時間を確保する
(4)栄養教諭や学校栄養職員を効果的に配置する
(5)小・中学校間で一貫した食に関する指導を行う
(6)生徒の食への関心を高める取り組みを充実させる
(7)教職員の負担軽減策を講じる
*実施方式
自校方式:中学校に新たに給食室を建設し、校内で調理する方式
センター方式:新たに給食センターを建設し、センターで調理した給食を各中学校へ配送する方式
親子方式:小学校の給食室で、小学校の給食に加えて中学校の給食を調理し、各中学校へ配送する方式
(中学校で複数校の中学校分を調理する場合もあり)
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2016年07月05日

7/17(日)は、横須賀市の将来をみんなで考えよう!

shisetsu2016.jpg 7/17に「市民参加で考える施設再配置と中心市街地活性化」と題したシンポジウムが開催されます。

 私は議員になる前から、ずっとハコモノ問題を訴えてきました。なぜなら対応次第で、このまちの未来が明るくもなり暗くもなるからです。「横須賀はこのままじゃダメだ!」「市は何やってるんだ?」と問題意識を持っている方は多いと思うので、ぜひ足を運んでほしいです。
 まちづくりは、行政だけでするものじゃないし、民間だけでするものでもない。意識を合わせ、心を合わせて、みんなが同じ将来像で進めば、このまちはホントにいいまちになるはずです。
 そのためにも、このシンポジウムはぜひ聞いてほしい。会場で発言してほしい。今回は私も企画にご協力し、過去に「横須賀ハコモノ研究会」でお招きした南学先生に再びお越し頂けることになりました。きっと目からウロコの話が聴けると思います。
 当日、会場でお会いしましょう!
 →詳細チラシ(PDF)
【市民参加で考える施設再配置と中心市街地活性化】
●日時:7/17(日)13:30〜16:00
●場所:産業交流プラザ 第一研修室
●参加費:無料

 ヨコスカをよくする会では、市の公共施設の統廃合計画に注目し、これまでに何度もこの問題を取り上げてきました。学校やコミュニティセンターなど市民が使う施設のあり方を考えることは、どんな横須賀のまちづくりをしたいかを考えることです。今年の1月23日にも『市民参加で描くヨコスカの未来』と題したシンポジウムを開催し、専門家の知見も交えて市民の視点から施設の統廃合について考えてきました。今回は、市の計画づくりに際して検討委員会委員長を務めた南学教授を、全国を飛び回る合間を縫って横須賀にお招きすることができました。施設の量を縮小しつつも行政サービスを充実させる「縮充」の考え方と全国の先進事例についてご講演頂きます。また、横須賀中央エリアの活性化のために奮闘してきた大滝商店街振興組合前理事長の品川哲朗さんに現場の視点で、「横須賀学生政策コンペ」を開催しているスカペンコ代表の竹岡力さんには未来を担う若者の視点から、さらに、市の担当の方にも参加をお願いして、一緒に横須賀のまちづくりを考えて頂きます。 どうぞお楽しみに。

●基調講演
 南学さん
 (東洋大学客員教授/元横須賀市施設配置適正化計画検討委員会委員長)
 「公共施設マネジメント ー「拡充」から「縮充」への発想転換ー」
 略歴:横浜市生まれ。77 年、東京大学教育学部を卒業。同年横浜市役所に就職。在職中にカリフォルニア大学大学院に留学派遣。帰国後、市立 大学事務局、市長室等を歴任後、静岡文化芸術大学助教授、横浜市立大学教授、神奈川大学特任教授などを経て現職。

●シンポジウム
 「市民参加で考える施設再配置と中心市街地活性化」
 (中央・久里浜・追浜商店街…)
 パネリスト
  @南学さん
  A大滝商店街振興組合前理事長・品川哲朗さん
  B学生団体スカペンコ代表/大学生・竹岡力さん
  C横須賀市担当者

主催:ヨコスカをよくする会 大滝町1-26清水ビル3階
   電話 046-827-2713 FAX 046-827-2731
共催:市民参加のまちづくりの会
posted by 小林のぶゆき at 11:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月03日

いよいよ本日7/3(日)14時〜まちの未来デザイン会議:追浜編

Hearing20160703.png いよいよ本日です。
 今回の「議員有志で市民の声を聴く会」のテーマは、「まちの未来デザイン会議」。地域別シリーズの第一弾は、追浜行政センター管区です。
 お待ちしています!
 →詳細チラシ(PDF)
 現在、市は「施設配置適正化計画」という公共施設リストラ計画をつくり、削減を進めようとしていますが、どうも評判が悪いようです。削減は必要だけど、それだけでは希望は持てません。「この地域はどんなまちづくりをしたら素敵なんだろう?」「そのために、どこにどんな施設があったら、みんなが笑顔になれるんだろう?」というデザイン思考で、まちの未来を描いてみたいと思います。
●追浜駅前に商業ビルが建って、図書館と保育園が入ってたら便利だわ
●学校の体育館をゴージャスにして、地域のホールとして使ってみたら?
●広い駐車場がついている集会施設がほしいな
などなど、自由な発想でまちの未来を描き、人口減少に合わせて施設を減らしても、もっともっと便利にすることはできないか?
 みんなで、まちの未来を一緒にデザインしてみませんか?

・日時:2016年7/3(日)14:00〜16:00
・場所:追浜コミュニティセンター第1学習室(追浜駅12分)
・対象:横須賀市民
・申込:不要(でも、できればご連絡くださいm(_ _)m)
・主催:市議有志:小室たかえ080-9152-3158/橋英昭070-2209-3301/小林伸行070-6640-3927

「市民の声を聴く会」って?
 議員に選ばれたからといって、何でも好きに決めていいわけじゃないですよね。そこで、3か月に1回のペースで「議員有志で市民の声を聴く会」を開催して、市の色々な課題について、市民のみなさんの声に丁寧に耳を傾けてきました。そして、頂いた声を参考にしながら、議会で議論し、じっくり考えて賛成/反対/修正など議決してきました。この取り組みは、マニフェスト大賞でも表彰されました。
 これまでは、学校統廃合や保育園再編など市全体の問題を課題別に取り上げてきました。ただし、色々な課題がそれぞれ関連していたり、市全体だと大きすぎてイメージしにくかったりすることもありました。そこで、課題別ではなく地域別に、みんなで考える場を設けてみることにしました。それが、今回の「まちの未来デザイン会議」シリーズです。今後、他の地域でも順次開催していく予定です。お楽しみに!
posted by 小林のぶゆき at 00:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする