2016年05月31日

「重複」は「じゅうふく」じゃなく「ちょうふく」が正しい理由について

 「重複」を「じゅうふく」と読む人がだんだん増えている気がして、僕は最近どうも過敏になっちゃっています。
 「じゅうふく」でも間違いじゃない、という辞書もあるそうなのですが、やっぱりこれは「ちょうふく」が正しいと思うんです。
 その理由があまり知られていないと思うので、解説します。

 中国語を勉強していた時に、「重」という字には“zhong”と“chong”という2つの読み方があって、読み方によって意味が変わることを知りました。ざっくり言うと“zhong”は「重い」という意味で、“chong”が「重ねる」という意味です。で、“zhong”(ジョンっていう感じ)を日本に持ってきた音読みが「じゅう」で、“chong”(チョンっていう感じ)を日本に持ってきた音読みが「ちょう」だと僕は勝手に推測しています。

 「重複」は、「重ねて複数ある」ほどの意味だと思うので、この用法だと“chong”で「ちょう」と読むのが正しいと思うんです。実際、中国語でも“chong fu”です。なので、やっぱり「ちょうふく」が正しいんですよ。

 あ〜、ずっと言いたかったこと書き出して、スッキリした!
posted by 小林のぶゆき at 18:32| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月25日

自民党の地方議員と国会議員は、別モノだ。

 自民党の地方議員と国会議員は、全くの別モノです。地方議員に立派な人がいるからといって、自民党の国会議員に投票しちゃダメなんです!
 僕は、言葉を慎むということができないタチなので、結論をハッキリ言います。自民党の地方議員にはホンモノがいっぱいいるけど、国会議員は党の力で当選しただけのニセモノがゴロゴロしています。

 じゃあ、オマエは何なのか?
 僕は、祖父は自民党の町議会議長、叔父さんも自民党の町議でした。そして、今なお田中角栄を尊敬しています。つまり、自分では「保守本流」を受け継いでいるつもりでいます。そして、田中角栄の系脈にあるのは小沢一郎さん率いる民主党だと思って、かつて民主党で秘書になりました。だから、この観点で地方政治を見ています。
 今日も、「ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟」の神奈川勉強会事務局長として、「オープンデータとこれからの公民連携」というイベントの事務を仕切らせてもらいました。横浜市議会自民党の、黒川まさる議員鈴木太郎議員くさま剛議員にも、お越し頂きました。いずれも、本当に立派な議員です。僕が選挙区に住んでいたら、投票すると思います。立場上、お名前を出すのは控えますが、横須賀市議会自民党・自民系にも、立派な議員はたくさんいらっしゃいます。昔の自民党の、いい伝統を受け継いでいる、地域の代表として恥ずかしくない選良が最も多い政党は自民党系だろうなと、素直に思います。

 でも、国政はまた別モノなんです。地方政治と国政は、切り分けて考えてください。いくら、地元の自民党の議員がいい人だからって、自民党の国会議員に投票しちゃダメなんです。
 地方の自民党の議員は、地域の声に揉まれています。鍛えられています。国政の自民党は、立憲主義を捨てたので腐りました。でも、地方の自民党は腐ってません。みなさん、惑わされないでください。身の回りの、自民党の議員がいい人だからといって、衆議院や参議院の自民党の議員が立派かどうかは、別の話です。

 お願いです。いくら、地元の自民党県会議員・自民党市町村議会議員が立派だからといって、自民党国会議員に自動的に投票しないでください。別モノです。
posted by 小林のぶゆき at 22:38| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月20日

横須賀火力発電所を再稼働するなら石炭じゃなく原発に置き換えろ?!

Kurihamaport.jpg 横須賀市久里浜にある横須賀火力発電所。1960年から2005年ごろまで稼働し、かつて世界最大の出力を誇った発電所です。その後、2011年の原発事故など需要逼迫時には再稼働していましたが、ほとんど廃炉状態となっていました。

 この横須賀火力発電所を、これまでの石油火力中心から高効率石炭火力に置き換えて、再稼働させる計画が進んでいます。現在、環境アセスの意見募集をしています。
 →(仮称)横須賀火力発電所新1・2号機建設計画に係る計画段階環境配慮書等の送付及び縦覧について(神奈川県)
 →(仮称)横須賀火力発電所新1・2号機建設計画 計画段階環境配慮書 手続きについて(東京電力F&P)

 これについて、吉田市長は概ね歓迎の意向を示しています。
 →横須賀火力発電所に新しい火が立ち上がります!
 →東京電力常陸那珂火力発電所を視察しました!
 横須賀市議会内の空気としてもおおむね歓迎する方が多く、有志議員で市長に続いて常陸那珂火力発電所を参考に視察に行くようです。


 さて、こうした中、小林はどんなスタンスなのか?
 Show The Flagということで、態度を明らかにしておこうと思います。

 まず、横須賀火力発電所の再稼働自体は大歓迎です。市内に雇用も復活し、税収も増えます。確かに、NOxやSOxなどの大気汚染物質も排出されますが、現在の環境技術はかなり向上しています。また、煙突も高くするので、地域環境への影響があっても、たぶん横須賀より周辺の市町村のほうが大きい気がします。

 ただし問題は、石油火力から石炭火力に転換することです。高効率になっているとはいえ、石炭の場合CO2排出係数が大きくて、要するに温室効果ガスを最も大量に出す方式だということです。
 ところが、横須賀市にとっては、市内のCO2を削減する義務もインセンティヴもありません。地域環境の問題なら市の利害に直結しますが、地球環境の問題は基本的に市の仕事じゃない。それは本来、国や国際社会の仕事です。だから、必要なら国が規制をかけなきゃいけない。国が石炭火力に制限をかけない以上、地域経済と地球環境を天秤にかけたとき、「横須賀市民の利益至上主義の立場に立てば石炭火力の容認もやむなしか」とも考えていました。私みたいに、環境NGOで活動していた人間ですら、立場が変わればこういう考え方の筋を一応は建ててみるわけです……。

 そこで、最近の環境NGOやシンクタンク、メディアの論調に、もう一度耳を傾けてみました。
 →国内石炭火力建設に過剰感、6兆円強「座礁資産」も−英大学院が試算(Bloomberg)
 →ニューラルとFFGJ、海外主要銀行の「石炭ダイベストメント報告書」発表(sustainable japan)
 →石炭発電の問題(No Coal Go Green!キャンペーン)
 →「金融安定と気候変動に関する調査研究」報告書(日本総研)

 これを見ると、「石炭火力はリスクが大きい」というのが、もはや国際社会の新ジョーシキになっていることがわかります。つまり、「地球環境を壊すリスクが高いものへの投資はさすがにヤバイでしょ」というわけで、石炭火力から投資引き上げ(ダイベストメント)されちゃう。ということは、これはもはや環境リスクだけでなく財務リスクもあるわけです。なにしろ、石炭は「カーボン・リスク」が高いわけです。
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 そこで、自分の態度を決めました。
 「横須賀火力発電所は、ガス火力発電所として再稼働してもらうのが、横須賀市民にとって最も利益が大きい」と。

image.jpeg 結局、石炭火力だと採算が悪化するかCO2規制がかかってしまうかして、操業停止になるリスクが高い。いきなり稼動停止されちゃうと、地域の雇用も減り、地域での調達なども減り、地域経済にダメージがある。要するに、横須賀市民にとっては、環境影響よりも社会経済的な影響のほうが大きい。こうした社会経済的な負のインパクトを未然に防ぐには、不透明な石炭火力じゃなくて火力発電の中でも最もCO2原単位の少ないガス火力が望ましい。
 こうした観点から本日、アセスに対しても上記のような私の意見を提出しました。
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 ただ、最もいい方法は、横須賀火力発電所を原発にリプレイスして再稼働することかもしれませんね。
 私は昔から脱原発の立場で活動してきて、2012年の衆院選でも「総選挙で、グッバイ原発。」というネガティヴ・キャンペーンを仕掛けてきましたが、相も変わらない現状に、いいかげん心がねじれました。2005年ごろに『東京原発』という映画を観たのですが、3.11の原発事故を経て「やっぱり原発は福島県じゃなくて首都圏に置くべきだった」との思いを強くしましたので、前言撤回!
 横須賀火力発電所は石炭火力でもガス火力でもなく、原発にしてもらいましょ〜!
 放射能は出すけど、CO2は出さないから、何もモンダイなし!
posted by 小林のぶゆき at 00:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする