観光地・長崎に学ぶ、観光地・横須賀の目指し方~視察報告(3)長崎市~

 委員会視察、3都市目は長崎市です。  2日目に、鹿児島市から長崎市に移動し、ホテルで解散となったのが16:00。先輩議員から、長崎で見ておくべきものをいくつかオススメ頂いたので、さっそく路面電車に乗って間に合いそうなグラバー園に向かいました。……ここからは、「教育福祉常任委員会」の視察報告から外れます。  このグラバー園が「当たり」でした。  自由時間に物見遊山の観光に行ったわけじゃないですよ。横須賀にとって参考とすべきものがたくさんあったんです。  横須賀市は、これから「観光都市」に向かいます。  これは私の予言ではなくて、住民代表である議会がそう決めるのが間違いない状況だからです。横須賀市議会は、2014年12月に「観光立市推進条例」を可決する見込みです。これは、「横須賀市は、産業構造の転換によって苦しんでいる。ならば今こそ、観光でメシを食っていくぞ、という旗を立てよう!」というのがこの条例です。市長に観光振興の施策を進めるよう命じる中身です。なので、民間が乗ってくれない、もしくは、来年4月の市議選でメンバーが入れ替わって条例を廃止する、そんなことがない限りは、このまま行くでしょう。このまま「観光都市」に向かってほしい、と私は思っています。  私は2013年2月のBlogで「横須賀カジノクルーズ?!の可能性を探る(那覇港管理組合)~琉球視察報告(6)~」という過去記事を書きました。  そこに、こう書きました。「横須賀は、基地に依存したまちです。しかも近年、基…

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【公共施設リストラ計画への意見広告】その計画、ちょっと待った!

 各種の集会で配ってきた意見広告。 その計画、ちょっと待った! 横須賀の施設のあり方を 決めるのは市民です。  ということで、横須賀市の公共施設リストラ計画である「施設配置適正化計画」案に対して、市民の声を喚起しようと作ったものです。せっかくだからBlogにもUPしておきます。 →「その計画、ちょっと待った!」チラシPDF  なお、チラシにも書いた今後の集会については、近くお知らせしますね。

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「市民の声を聴く会」の第9回マニフェスト大賞での受賞について

 山城保男議員と実施している「議員有志で市民の声を聴く会」が本年の第9回マニフェスト大賞で「ネット選挙・コミュニケーション戦略賞」部門の優秀賞を受賞した件について、背景含め詳細の報告です。  「議員有志で市民の声を聴く会」の概要を、マニフェスト大賞記念冊子から抜粋します。 ■山城保男、小林伸行(横須賀市議会議員) 決める前に声を聞く「議案」報告会の取り組み~『議員有志で市民の声を聴く会』~。「もう決めたことを後から聞かされてもつまらない」という市民の声から、「議案」報告会を開催することにした。「みんなの大事な事、議会で決める前にあなたの意見を聞かせてください」というコンセプトで、「議案」を市民に報告し、様々な声を伺い、議決にあたっての参考とするというもの。ワークショップ形式で議員がファシリテーションをつとめ、委員会での質疑より前に開催することとしている。  受賞のポイントは、「他のまちでも、すぐにできて、効果がある」というのが各賞共通した部分です。詳しくは「審査委員講評」をご覧ください。 【審査委員講評】―千葉茂明 月刊「ガバナンス」編集長 全国的に議会報告会の参加者が漸減傾向にあるが、その大きな理由の一つが「決まったことを報告されてもつまらない」。ならばと発想を変え、決める前に市民の声を聞く「議案」報告会を、「議員有志で市民の声を聴く会」と題して1期目の議員2人で実施。これまでに地域自治組織をつくる条例、都市イメージの創造発信事業、軍艦資料館構想をテーマに行っている。ワークショッ…

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新人議員コラボ企画!第4回「声を聴く会」は『公共施設廃止問題』

公共施設を廃止するらしいけど、 どんな話なの?  小学校や幼稚園・保育園、貸館等を減らす……。そんな内容の公共施設リストラ計画案が発表されました。横須賀の将来を左右する大事な問題です。  認めるべきか? 撤回させるべきか?  山城保男議員と私で、「みんなの大事な事、議会で決める前にあなたの意見を聞かせてください」という趣旨の「議員有志で市民の声を聴く会」を実施しています。いわゆる公聴会にあたり、好評につき第4回を開催します。  今回は、「やはり市民の関心の高い『施設配置適正化計画』という公共施設リストラ計画について声を聴きたい」と、2人でテーマを選びました。  市の『施設配置適正化計画』案の概要をわかりやすく説明し、疑問にお答えした後、みなさんのご意見をじっくり伺います。そして12月2日~の委員会審議に向けて参考にします。心配しないで何も準備せずに来て大丈夫です。  このまちのオーナーである、あなたの意見をお聞かせ下さい! →詳しいチラシPDFはコチラ 第4回 議員有志で市民の声を聴く会 ●日時:2014年11月30日(日)13:00~15:00 ●場所:ヴェルクよこすか 第2研修室 ●対象:横須賀市民(未青年や外国籍も歓迎します) ●主催:無会派の新人議員(山城保男・小林伸行) ●内容:『施設配置適正化計画』案について ●問合:山城046-828-6686/小林070-6640-3927 ※申込不要ですが、お越し頂ける方はご連絡頂けると助かります。 …

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明日11/14(金)「基地のまちを考える連続講座」で登壇します!

うっかり告知を忘れていたのですが、新聞等でも取り上げられているのでご存じの方もいらっしゃると思います。 基地のまちを考える連続講座「基地問題、新たな視点で ~Impact of Yokosuka base~」という3回連続の意欲的なセミナーが実施されます! 私も実行委員会のメンバーとして企画に携わっていますが、第3回(11月29日)で登壇するほか、急遽、明日の第2回(11月14日)で話題提供することとなりました。 とりわけ明日は、基地観光に賛成派も反対派も、興味を持ってもらえる大胆企画を仕込んでいます。あと、下のような面白い資料がドンドン飛び出ます。乞うご期待! ●地図で見る「軍都」横須賀の歴史(歴史パラパラ・データマップ) ●横須賀市の観光投資額(経年比較) ●横須賀市のスポット・イベント別の観光入込客数(行政区別) →チラシPDFはコチラ 基地のまちを考える連続講座 基地問題、新たな視点で ~Impact of Yokosuka base~ 「横須賀」と聞いてイメージする色は、灰色と言う人が多い。 「基地のまち」とも言われるが、米軍と自衛隊の基地は、横須賀にどんな影響(Impact)を及ぼしているのか? 基地で働く人がいる。基地に不安を抱えながら暮らす人がいる。基地からの仕事を請け負っている人がいる。怖いもの見たさで基地見物に来る人がいる。これが横須賀の現実だ。 だからこそ、単純に「基地反対」vs「基地賛成」でははかれない「基地とヨコスカ」の「今」を、多角的に、立体…

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「子どもが主役になれるまち、横須賀」って、よそから来た子だけですか?! ~視察報告(2)鹿児島市~

委員会視察2日目は、鹿児島市です。学童保育の取り組みと高齢福祉と、2テーマでお話を伺います。 ちなみに、街を歩いても噴火のまちの面影は全然なかったので、先輩に「不思議ですね~」と言ったら、「車道脇を見てごらんよ」と。確かに、火山灰が溜まっている。聞けば、この街では市民がみんなで朝掃除されるそうなんです。そのおかげで、全く薄汚れたイメージなどはなかったですね。 まず、学童保育について。 横須賀の学童保育は、「民設民営」です。 いわば「行政が責任持ってやらなきゃいけないことだとは思ってません。でも、学童クラブを運営してくれるなら補助金ぐらいは出しましょう」という考え方の元で成り立っています。 それで、学童クラブによって金額は違いますが、親は平均20,000円ぐらいの月会費を払って預かってもらっているのが現状です。民間の運営者は頑張っていますが、市からの補助金が少ないので、どうしても会費が高い。そのせいか、待機児童はあまりいないようです。 鹿児島市では、基本的に「公設民営」です。 いわば「行政が責任を持って用意しなければいけない市民サービスだと思っているので、設備や制度などは役所で整備しました。ただし、運営は民間に担ってもらったほうが、同じ税金でより良いサービスができるでしょう」という考え方で運営していることになります。 それで、公設ですから料金はどのクラブでも一律で、3,500円です(他に、おやつ代や行事費などかかる)。 学童クラブを整備した当初は無料だったら…

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教育へのタブレット導入は実を結ぶか? ~視察報告(1)荒川区~

 横須賀市議会では、4つの委員会がそれぞれ年1回視察に行くことが慣例となっています。私の所属する教育福祉常任委員会は10/27~29の予定で視察となりました。  私は別な5か所を提案していましたが、委員会の合意で東京都荒川区、鹿児島、長崎市となりました。  初日は東京都荒川区で、小中学校へのタブレット導入について担当者から話を聞きます。  この政策は、「区長の強い思いで実現した事業」だそうです。5年間で年6億円前後、合計約35億円を注ぎ込むといいます。  しかし、教育を担うのは教育委員会のはずなので、区長の意向で実施するのは本来おかしいんですよね。区長の「希望」に教育委員会が共感して予算要望をし、それに対して市長が予算措置をする、というのがタテマエ上のあるべき姿だと思います。  とはいっても、横須賀もそうですが、どこの教育委員も「お飾り」なのが実態。教育委員会など地方政府の行政委員会制度(エージェンシー制)は形骸化しちゃっているんだろうな。  前置きはさておき、教育へのタブレット活用ですが、話を聞く限り、魅力的に感じました。いずれはぜひやりたいものです。  「ネットワーク情報化社会では、情報を詰め込むことより、情報を活用することが大事。日本型詰め込み教育ではなく、他人と協力して課題解決能力をつける教育への転換を」みたいな話は、前からされてきたところです。今回知ったのですが、こういう能力を一言で「21世紀型スキル」と言うようです。  こうした能力を身につけてもらうため…

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