昨年12月の「懲罰特別委員会」の質疑全文

 私は、昨年12月に議会から「戒告」処分を受けました。  気付けば、その議事録ができあがってUPされていたので、大きな関心を集めた案件ですから、ここに転載いたします。  まず、懲罰を受ける原因となった、平成25年12月10日予算決算常任委員会での、私の討論はこちらです。  議案第129号横須賀市下水道条例中改正についてに賛成する理由を述べたく、5分ほど討論させていただきます。  私は、資金不足を補うため、全体として17%分の値上げをすること自体には賛成の立場です。  しかし、基本料金から従量料金まで全てを一律に17%値上げするというやり方は、配慮に欠けると感じました。そのため、一貫して原案に懐疑的な質疑をしてきました。  整理すると、原案には大きく2つの問題点が挙げられます。  第1に、所得が低い世帯には、生活防衛の手段を提供するべきだと指摘してきました。  現在は、2カ月で20立方メートルまでは基本料金に含まれるという基本水量が設定された料金体系です。しかし、20立方メートルも使わない世帯も多い。そこで、基本水量を廃止するか下げることで、節水すればするほど節約できるようにすべきだと考えてきました。  第2に、企業など大口の顧客に対して、過度な負担を強いると指摘してきました。  我が市の従量料金は、累進制になっています。また、他市と比べても逓増度が高くなっています。そのため、一律に17%を値上げすると、大口になればなるほど累進して影響を受けます。例えば2カ月で1万立方メ…

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藤野議員はカン違いしてない? ~委員会選びの舞台裏~

 このBlog記事(→参照)を読んで、藤野議員の発言を知りました。  私たち横須賀市議会議員は、4つの委員会のどれかに所属することになっています。これについて、彼は「いろいろな圧力があって委員会を変えさせられて今でも根に持っている」と言うのです。しかし、これは間違いです。  こんなことで彼がウソをつくとは思えないので、カン違いだとは思いますが、事実ではないので訂正しておきます。他人の私闘に首を突っ込む気は毛頭ないですが、流れ弾がこっちにも飛んできたので防御したいのと、同じ無会派の山城議員に対して失礼だとも思うからです。  まず、彼の発言をTwitterから引用します。【藤野 英明(横須賀市議会議員・無所属) ?@ycc_hf 7月14日】 @m_saigo とんでもないです!僕が西郷議員のすごい所だと感じるのは、西郷議員の1番やりたい政策は「経済政策」だと傍目に見ていて感じるのです。つまり、委員会で言えば、経済部、政策推進部などを所管している総務常任委員会。それなのに、その他にあたるであろう生活環境常任委員会にもめちゃめちゃ精通していて、消防局、資源循環部などの各部局の職員のみなさんからとても政策通だと高く評価されているところです。今回、自分自身が生活環境常任委員会に所属して(させられて)各部局を回ってヒアリングを続ける中で、西郷議員が各部局から深く信頼されていることがとてもよくわかりました。僕はいろいろな圧力があって委員会を変えさせられて今でも根に持っているのですが(苦笑)…

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市議会議員オペラ無料招待ワイロ疑惑、続報。

 この問題、2回にわたって報じてきました。朝日新聞にも2度掲載されました。 →市議会議員のオペラ無料招待は「ワイロ」か?「議員特権」か? →市議会議員オペラ無料招待ワイロ疑惑が、新聞に。  昨日で、招待された全ての公演が終わりました。「途中で議員招待を取り下げるかもしれない」と思っていましたが、驚くべきことに最後まで招待をし続けていた事が判明しました。新聞沙汰になっても「自分たちは間違っていない」と胸をはるこの民間業者の姿勢は、ある意味あっぱれで逆に信頼できますね。  もちろん、無料招待に応じた議員はいないと私は思っています。だから、事件性はないハズです。  なので、議員ではなく民間業者の運営を是正するために、追及しているわけです。  そこで、委託先(指定管理者)である民間業者と市の間で取り交わした「基本協定」と「管理業務仕様書」を手に入れてチェックしてみました。市から「芸術劇場はこのように運営してくださいね」と細かく定めたマニュアルみたいなものです。そして、今回の議員招待はマニュアルに沿っているのか? 沿っているというならマニュアルのどこにあたるのか? 委託先の民間団体に聞いてみました。  そうすると、(6)舞台・音楽芸術の情報収集・提供に関する業務 ・指定期間中に迎える劇場の周年事業を企画運営すること。にあたるとの返答。  「墓穴を掘ったな」というのが感想です。  20周年の記念事業を実施するのは別にいい。でも、なぜ20周年記念の年だけ議員を無料招待しな…

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横須賀ハコモノ事情を地図にしました ~第一弾~

 ハコモノまみれの横須賀をどうするか?  ハコモノは減らさなきゃいけない。でも、市民サービスは向上しなきゃいけない。じゃあ、どうするのか?  そこで、市は「施設配置適正化計画」の素案を発表しました。しかし、その内容には「削減ばかりで希望がない!」などなど、多くの批判の声が挙がっています。もっとも、市は素案を示しただけなので、ここから議論して市民が納得できる計画にしていくのは、市民と市民代表である議員の仕事です。  というわけで、議論しやすいようにGoogle Mapsにハコモノ情報を落としてみました。  今回は、さんざん「出せ出せ」言って作ってもらった「横須賀市公共施設マネジメント白書」の情報を落とし込みました。以前、「横須賀ハコモノ研究会」の立ち上げのときにも自分で集めたデータをGoogle Mapsに落とし込みましたが、Googleも元データも当事務所も(笑)進化しているので、前より見やすくなっていると思います。今回は、僕は一切触らずに、我が事務所が誇る未成年研究員が最初から最後まで作り上げてくれました。  ただし、これは第一弾です。小林素案も用意し、GISという道具でもっとわかりやすくして、また提供したいと目論んでいます!

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市長の「ハコモノ行脚」を追っかけしてみた ~市民の反応はどうだったか?~

 5回にわたる「市長と話す車座会議 ~横須賀市施設配置適正化計画について~」。ハコモノを17%削減するという「痛み」を伴う改革を、素案段階から市長が自ら市民に説明してまわる取り組みです。全5回に参加してきました。  ご存じのように、私は以前から「横須賀ハコモノ研究会」など公共施設問題に取り組んできました。そして、他の市町村では住民合意と庁内合意をしっかりとらなかったために、計画が頓挫した事例も学んでいました。ですから、今後を占う意味でも、今回の市長の「ハコモノ行脚」には注目していたんです。  また、市長はかつて、せっかく取り組んだ「事業仕分け」を住民と議会の猛反発で凍結せざるを得なくなった「刻印」があります。ですから、今回はどう理解して頂くのか? 手腕と真価が問われると思っていました。 フタを開けてみれば……  実際には、私の心配は杞憂に終わりました。  市民の反応も、理性的で、「地域エゴ」丸出しの発言はほとんどありませんでした。さすが横須賀の市民力です。  もしも市民から「市長、アンタはとんでもない!地域を何だと思っているんだ!」的な怒りが噴き出して、大騒ぎになったら「何を言っているんだ!これは俺たち市民が決める話だ。市長は市を代表して案を持ってきただけだ。市長を責めるな」と、さっそうと(?)登場して市長を守ろうと覚悟していましたが(笑)、幸いなことに出番はありませんでした。  また、市長も十分に場をほぐして、笑いを誘う小ネタを沢山ちりばめて(あまりウケてなかっ…

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中学校注文弁当(栄養充実版)を食べてみた!

 現在、市立中学校でお試し実施している、栄養充実版の注文弁当。教育委員会が「試しに議員も食べに来ていいですよ」とご案内くださったので、代金410円を握りしめて某中学校に行ってきました。  →今回の詳細はコチラ(横須賀市役所のページ) ●1月より、かなり改善。気温のおかげも……  今年1月のお試し実施の時は、業者さんも、普段は学校から10~20食程度の注文しか来ないところに70食以上の注文が殺到するなどして、大混乱だったようです。だから、献立どおりに作られてなかったり、3つ入っているべきものが2つしか入っていなかったり、盛り付けに難があったりしました。今回は、だいぶ落ち着いているようですね。  また、前回は冬だったので「冷めたご飯」というより「冷却したご飯」状態でした。今回食べてみたら、常温25度くらいなので、普通においしかったです。  ちなみに、今日の献立は「ごはん・バーベキューチキン・炒めビーフン・キャベツのおかか和え・漬物」ということでした。どれもやや薄めの味で、でもダシは利いている感じで、子ども向けには好感が持てました。  ちなみに学校によっては、こんな「通い箱」を利用しているんですね。衛生面やわかりやすさで安心。 ●でも410円って、給食の価格じゃないよね  最大の課題は価格! 市長は「給食並みの価格を実現する」と言っているわけですが、給食は一食300円以下が相場ですから、410円じゃまだまだ高い。かといって、業者さんは410円じゃ儲けが出ないし、特別対応の人件…

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