視察報告:うちもマネしたいな。大津市議会

 2014年4月21日~22日の日程で、「地方議会のネクストステージを議論する研修会」@大津に参加してきました。もう2か月も経っているのですが、視察報告です(苦笑)。  これは一種の議員向け研修会で、第8回マニフェスト大賞で最優秀成果賞および全体のグランプリに輝いた大津市議会の取り組みを学ぶことが今回の目玉。  なお、大津市議会ホームページから、当日の中継動画と配布資料を見ることができます。気前がいいというか、ちゃんと伝える努力をされています。  初日の4/21には、大津市議会の本会議場にお邪魔し、議長じきじきに取り組みをご説明下さいました。  正直言って、マニフェスト大賞の授賞式でも大津市議会の取り組み概要の紹介があったのですが、あまり印象に残っていなかったんです。今回、じっくりお話を伺うことで、やっと大津市議会のスゴさがわかりました。  大津市議会は、何がスゴいのか? 「政策検討会議」で議論を深める  学ぶべき点はいくつもありましたが、何と言っても最大のポイントは、「政策検討会議」という会議体です。各会派1名が出席し、議員同士で政策についての議論をしています。  「うちの議会も新しい政策条例を作れるようにならなければならない」という強い問題意識の下、「政策検討会議」を検討していたとのこと。そんなところに、2011年10月に大津いじめ自殺事件が発生し、「議会としてしっかりした対策をとらなくては」と早速「政策検討会議」での議論が始まり、2013年2月に「いじめ防…

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「政教分離」なら、公明党じゃなく安倍首相に言おう。

 新聞を読んでいたら、無茶苦茶な「政教分離」論が載っていて驚いた。公明党を牽制する意図で政府関係者が発言したらしいが、「政教分離」は安倍首相にこそ向けられるべき言葉だ。  そもそも、基本的に「政教分離」は公権力の側が宗教を利用しないための考え方だと理解している。たとえば、第二次大戦中に国家神道が利用されたり、日蓮信者から出てきた「八紘一宇」の概念がアジア侵略の正当化に使われたりした。神道から仏教まで軍部も見境なかったわけだ。  とにかく、まずはその反省がある。  また、「政教分離」で公権力が特定の宗教を支援するのを禁じていると理解している。だから、行政の施設をつくるときに神道方式の地鎮祭をやらなくなったし、お祭りへの補助金も出さなくなった。  こういうことが、日本国憲法第20条で想定している「政教分離」の考え方だと思う。  と、ここまで読んできてお気づきだろう。安倍首相はかなり政教分離に抵触している。  「神道政治連盟」に入っているのは、別にいい。個人の信仰の自由だ。しかし、靖国神社に「内閣総理大臣 安倍晋三」の名前で参拝したり玉串料を納めたりするのは、常識的に考えてアウトだ。どう見ても、公人としての行動だ。  なお、靖国神社は伝統的神道ではない。つまり、天皇陛下も参拝なさらない。創価学会などと同じように、いわゆる新興宗教に分類される。ちなみに、私は大学で宗教学専攻だった。出来は悪かったが。  一方、公明党は政教分離されていると私は考える。  創価…

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横須賀総合高校の卒業生よ、怒れ。母校の将来がグチャグチャに!

 本日、第7回「横須賀市立高等学校教育改革検討委員会」を傍聴してきた。  まず端的な感想。あまりにグチャグチャな議論にあきれた。なお、前回の検討委員会については→コチラ  委員長を務める教授が「中高一貫校」にやたらとこだわって誘導していたが、司会進行能力に乏しい御用学者だからなのか?  事務局の市職員が「中高一貫校」ありきのレールに無理矢理乗せようとして、論理矛盾した答申案を書いたからなのか?  なんだか両方あてはまりそうな気がするが、なにしろお粗末で残念だった。  というのも、これまでの委員会の議論の中で、総合高校のあり方について本当に素晴らしい構想や方向性がたくさん示されてきた。委員のみなさんの見識には本当に感服している。ところが、委員長や事務局が中高一貫校をしきりに持ち出すから、「なぜ中高一貫校なのか?」「この委員会では中高一貫校をどう位置付けるか?」の議論に多くの時間が費やされてしまい、構想や方向性の議論を深められなかった。  混乱の第一は、「制度論」と「改革プラン」をごっちゃにしていたことだ。  「改革プラン」としては、さっき述べたように、本当にダイヤの原石のようなキラキラした構想がいくつも示された。 ●国連「ユネスコ・スクール」への加盟を目指そう! ●文部科学省「スーパー・グローバル・スクール」を目指そう! ●「国際バカロレア」認定校になって国際的な大学入学資格を得よう! などなど。どれも意欲的だし、どれか一つでも実現すれば大きなことだ。国際文化都…

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市議会議員オペラ無料招待ワイロ疑惑が、新聞に。

 本日、市議会事務局から、こんなFAXが届きました。どうやら、今朝の朝日新聞湘南版に「横須賀全市議へ招待状:芸術文化財団、最高3万円分」という記事が載ったようです。  この記者さんが、どこかで聞きつけたのか? それとも、私の過去記事「市議会議員のオペラ無料招待は『ワイロ』か?『議員特権』か?」をご覧になったのか? それはわかりません。  ただし、「自分が問題だと思ったことは、やっぱり世間の常識に照らしても問題だったんだな」と、変な話ですがホッとしました。「俺もまだまだ市民感覚を失っていないな」と。  ところで、本題の前に、このFAXにツッコミと擁護を(笑)  まず、ツッコミ。  このFAX送信票には、こう書いてあります。「休日のところ、お騒がせして申し訳ございません。」 この態度は間違いです。事務局は議員の召使いじゃなくて、あくまで対等。こっちは議員のプロ、そっちは事務のプロなんだから、こんなにへりくだることはないのです。むしろ議員側が「休日にもかかわらず、こうして情報共有して下さってありがとう」と言うべき案件です。  ところで、記事がコピーされているけど、これってちゃんと朝日新聞に著作権の件、OKもらったのかなあ???  次に、擁護。  FAX送信票には、続けてこう書いてあります。「別添、記事が朝日新聞6月7日(土)朝刊湘南版に掲載されました。お問い合わせがあるかもしれませんが、あずかり知らぬこととお答えいただければと存じます。」 なんだか、そっけない対応をしろと…

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新人議員コラボ企画!第3回声を聴く会は『軍港資料館』

「軍港資料館」の話があるけど、 今どんな方向になっているの?  ということで、「声を聴く会」好評につき第3弾です。市のモンダイについて、市民のみなさんのご意見を議員がじっくり聞きます。いわゆる公聴会で、山城保男議員と協力して先駆的に取り組んできました。  →チラシ  今回は、「市民の関心の高い『軍港資料館』について声を聴きたい」と、2人でテーマを選びました。 「軍港資料館」って何? 本当に必要なの? ティボディエ邸 = 軍港資料館? 別なの? 新しく建てる? すでにある施設を活用する?  これまでの経過をわかりやすく説明し、みなさんのご意見を伺います。そして、6月20日以降の検討委員会で、委員の山城保男議員が議論の参考とさせていただきます。心配しないで何も準備しないで来て大丈夫です。このまちのオーナーである、あなたのご意見をお聞かせください! 新人議員コラボ企画 第3回 議員有志で市民の声を聴く会 ・日時:2014年6月18日(水)19:00~20:30 ・場所:産業交流プラザ 第1研修室 ・対象:横須賀市民(未青年や外国籍も歓迎します) ・主催:無会派の新人議員(山城保男・小林伸行) ・内容:(仮称)軍港資料館について

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人口だけでなく議会も藤沢に抜かれた横須賀

 残念なお知らせです。  本日、早稲田大学マニフェスト研究所が「議会改革度調査2013ランキング」の結果を発表しました。昨年のランキング2012では県内1位・全国17位だった横須賀市議会。今回はどうだったか?  結果から言えば、横須賀市議会は県内3位、全国41位に転落しました。  「おそらく、大磯には負けるだろう」とは思っていました。が、まさか藤沢にまで負けるとは……。人口で負け、経済でも負け、議会改革でも負け……。  なんというか、横須賀市議会が後退したのではなく、停滞していたから他所に抜かれただけの話ですね。形ばかり整えたけど、中身は伴ってなかったからなあ(涙)  でも、まだまだ藤沢になんか負けないものが一つ残ってます! 横須賀は、議員報酬と議員定数が、いずれも県内No.1!(→過去記事参照) こればかりは藤沢市の追随を許さないでしょう!  少し自虐的過ぎた? ふぅ(タメイキ)。

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