2014年01月25日

私のまちの議員さん、報酬と定数はどうなの?

CompensationMap.pngCompensationGraph.png 全国の市区町村の議員報酬&議員定数を、(1)データマップ、(2)グラフ、(3)生データの3点セットで公開します! 「私のまちではどうなんだろう?」「他と比べてどうなんだろう?」と関心を持った方、どうぞ活用ください!
●(1)データマップ
  →議員報酬(PDF)
  →議員定数(PDF) 
●(2)グラフ
  →散布図(PDF)
●(3)生データ
  →(Excel)
 ※市区は、2012年12月31日時点の情報で、人口は2012年12月31日現在の住民基本台帳人口。
 ※町村は、2012年7月1日時点の情報で、人口は2012年7月現在の住民基本台帳人口。
 ※イラスト提供:わんパグ
●経緯
 「なぜ小林はこんなこと調べてるんだ?」「ヒマなのか?道楽か?」と思われないよう、経緯をご説明します(笑)。
 以前、「横須賀データマップ」の制作にあたって、市議会議長会の資料から全国の市と区の議員報酬&議員定数を地図に落としてみました。

 その後、これを見て全国の町と村の議員報酬&議員定数のデータを提供下さる方がいました。さすが、オープンデータ時代ですね! これで全国すべての市区町村のデータが揃ったわけです。ちょうど、横須賀市議会でも定数についての議論が始まっているので、これをもとに全国と横須賀市を比べてみたいと思い、今回チラシ第15号を制作しました。

 というわけで、せっかくこうやって調べたりまとめたりしたので、オープンソースで気前よく提供することにしました(というか、元データは私も気前よく頂いたわけですが笑)。
 データを提供してくださった方にも「恩返しにお送りします」と言っていたのですが、だいぶ延び延びになっていて、ようやくできました。

 どうぞご活用ください!
posted by 小林のぶゆき at 12:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月24日

ミルク給食問題、タウンニュースが取り上げてくれました!

milk.jpg 先日、ある方がFacebookに投稿した右の写真をきっかけに、「カネがないからミルクは飲むな? 〜『オイシイ牛乳』のウマくない話〜」という記事を書きました。これは、中学校のミルク給食について「給食費が足りなくて3月いっぱいまで牛乳が配れていない」という実態に驚いて、調査して書いたものです。

 その後、タウンニュースの記者さんが、たまたま私のBlogを見て関心を持ち、本日号の記事にしてくださいました。
 →「ミルク給食は必要か」タウンニュース横須賀版
 コンパクトに全体像がわかる記事で、さすがプロの仕事ですねー。あと、Facebook投稿→Blog投稿→メディア記事、という流れがなんとなくネットワーク情報型時代を象徴している気もします(笑)。

 ちなみにその後、ミルク給食を実施している近隣の市町村も気になって調べてみました。
●逗子:年額9000円を集めており、横須賀のような早期終了は起きていない
●葉山:横須賀同様、早期終了
●鎌倉:横須賀同様、早期終了。年額5000円位なので、12月とかに終了
※横浜は給食がなく、三浦は完全給食のため、関係なし
 という状況でした。早期終了型の某市職員のコメントとしては、「冬は寒いから、冷たい牛乳を飲みたくないという子も多いんですよ。それに、病気による学級閉鎖や欠席なども多い季節です。なので、早めに終わることで牛乳代が余らず、いい仕組みだと思いますね」とのこと。あるイミ納得です。

 あと、横浜市がミルク給食をやらない理由は何か? 私の推測では、横浜市はかつて地方交付税の不交付団体だったので、私が過去記事で指摘したようなミルク給食実施のインセンティブが働かなかったんでしょうね。「ミルク給食を実施することにより、国が地方交付税で給食分の費用を面倒見てくれる」という財政面の「大人の事情」は関係なかったわけです。

 しかし、タウンニュースの記事でもそれとなく匂わしてありましたが、この「ミルク給食」問題の本質は「生徒不在」ということだと思います。
●市は、財政上のことばかり考えている。
●国は、酪農業界をまもることばかり考えている。
 (知人の岡高志区議の記事「東京学乳協議会 続」が大変分かりやすい。ほかJudgit!の「学校給食用牛乳等供給推進事業交付金」等、参照)
●親は、子どもの健康に気を遣う立場なのに、議論の蚊帳の外に置かれている。

 本当に生徒のために「ミルク給食は必要か?」というタウンニュースの指摘は、正鵠を射ていると思います。必要なら、年間通じて提供できるようにすればいい。不要なら、財政上のメリットを手放しても、廃止すればいい。特に、うちの教育委員会が弁当注文(スクールランチなるもの)にこだわるのであれば、なおのことミルク給食は中途半端な存在です。ここらへんで、
(A)完全給食に移行しちゃう。
(B)弁当(持参&注文)に絞り、ミルク給食をやめちゃって、地方交付税のメリットも手放す。
という判断をしてもいいのかもしれませんね。

 ちなみに、私の父方が牛乳に含まれるラクトースを分解できない家系で、周りは「そもそも牛乳が飲めない人」ばかりでした。っていうか、日本人の4人に1人がそうだったんですね! その意味では、牛乳は全員提供に適さない食材かもしれません。

 教育委員さ〜ん。完全給食やらないなら、ミルク給食やめませんか?
posted by 小林のぶゆき at 13:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月20日

議員はこれでいいのか? チラシ第15号を、世に問う。

report15.png 隔月刊「小林のぶゆき」第15号を制作しました。印刷版は1/28(火)あたりから各地で配布予定です。
 →ダウンロードはこちら

●第1特集:議員報酬は高すぎる?
●第2特集:議員の仕事は何なのか?
で、お届けしています。

 第1特集『議員報酬は高すぎる?』では、なんと!議員定数と議員報酬を、全国約1,700の一般市町村と横須賀で大大大的に比較! 実は県内No.1ということは、3年前に私が明るみにしました。が、全国におけるポジションは、今回、私の独自調査により初めて明るみになったと思います。ぜひ、ご覧あれ。

 第2特集『議員の仕事は何なのか?』では、民間企業の取締役と議員を比べながら、議員の仕事が報酬に見合っているのか、一つの判断材料をお示ししてます。

 予め言っておくと、私は議員の仕事を誇りに思っています。だからこそ、このままでいいのかを問いたい。ぜひ読んでくださいね!
posted by 小林のぶゆき at 23:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月08日

カネがないからミルクは飲むな? 〜『オイシイ牛乳』のウマくない話〜

 赤ちゃんのミルクじゃなくて、中学生の話。
 市は、子どもたちの成長より財政を優先しているのかもしれない。そんな話です。
   〜   〜   〜
 横須賀市の中学校では、完全給食はないのですが、ミルク給食はやっています。
 このミルク給食。実は、市にとって「おいしい」仕組みです。「オイシイ牛乳」のポイントは何か?

(1)給食にかかる経費は、材料費は保護者が負担、それ以外の調理などは市が負担することになってます。つまり、ミルク給食には調理は要らず、業者から届いたものを配るだけなので、市の負担は保管の冷蔵庫代程度で済みます。最も手間とお金のかからない給食方式が、ミルクだけの給食なのです。

(2)一方で実は、給食を実施すると「地方交付税」が増えます。例の、市の足りないお金を国が仕送りしてくれるやつです。で、「住民にとって必要なサービスをこんなにやっているから、これだけ不足するんですよ〜」という市の主張を、国が査定するための「地方交付税算定台帳」というものがあるのですが、そこに給食の項目もあるわけです。そうすると、国も「あ、給食実施しているのね。じゃあお金かかるでしょ。よし、その分は国も面倒みましょ」となるわけです。ところが、国は細かいところまで見ないので、完全給食とミルク給食の区別なんてしません。誤解を招く表現と指摘を受け修正→国は完全給食とミルク給食の区別をしない制度となっています。つまり、調理にお金のかかる完全給食をやろうが、ミルク給食だろうが、国からもらえるお金は変わらない。そうすると、市の財政だけを考えれば、収入を増やして支出を最小にできるミルク給食は、とってもおトクなのです。

 「オイシイ牛乳」のカラクリ、ご理解いただけましたでしょうか? 道理で、横須賀市は完全給食に足を踏み出さなかったわけです。
   〜   〜   〜
 ところで、市はこんなに「おいしい」ミルク給食の費用すらケチっているようなのです。
 どういうことか?

milk.jpg 横須賀市のミルク給食代は、年間6,050円です(一部6,000円などそれ以下の学校もある)。かつては、6,050円で1年に飲む分の牛乳、160〜170本がほぼまかなえていました。ところが、牛乳の値上がりが続いていて、6,050円で買えるのは約130本にまで減ってしまった。そうすると、知人がFacebookにUPしていた写真を転載しますが、4月から飲み始めて翌1月14日には予算オーバー。こうして学校側も「もう牛乳は配れないから、めいめい飲み物持参でよろしく」と言うしかない。

 もちろん、ミルク給食代を値上げすれば3月いっぱいまで牛乳を配れます。ところが、いくら親が「給食費なら値上げしてもいいから、子どもに牛乳飲ませてやって」と願っても、それはできません。なぜなら、6,050円は「上限」だからです。
 →横須賀市「学校給食」のページ

 本来なら、学校ごとにスタンスが違っていいはずです。「うちの学区は、貧しい人が多くて給食代の負担に耐えられないから、5,000円に抑えて11月まで牛乳を配ろう」という学校があってもいい。これなら、現状でもできます。ところが「カネの問題じゃない。子供の健康のために牛乳を飲ませてるんだから、給食費を7,500円に値上げし、学校がある日は毎日牛乳を配ってもらおう」という学校は認められない。

 なぜ6,050円の上限を撤廃しないのか?
 どうせ払うのは保護者で、別に市じゃないなら、なぜ上限を設定するのか?
 いよいよ今日の本題に入ってきました。

 先ほど「給食の材料費は保護者が負担する」と書きました。ただし、経済的な事情で払えない人もいます。だから、生活保護や就学援助の家庭は給食費がかからない制度になっています。つまり、その分は市が負担するわけです。すると、6,050円→7,500円と約25%値上げすれば、市の負担も25%増えることになるわけです。とりわけ、横須賀市には生活保護・就学援助世帯が非常に多い。財政当局から制限がかけられている教育委員会としては、上限を撤廃したくてもできないのです。
   〜   〜   〜

 さて、そもそも横須賀市は、なぜミルク給食を実施しているのか? ホンネは財政面の「大人の事情」だったとしても、タテマエとしては「生徒の心身の健全な発達に資する」ためのハズです(学校給食法)。生徒の健全な発達に牛乳が必要だと思って提供しているなら、「毎日牛乳を飲ませてあげたい」という親の気持ちに制限をかけるべきじゃない。

 また、「生活保護や就学援助の世帯は自己責任だ」と言う人もいます。確かに、だらしない親も中にはいるでしょう。でも、子どもに責任はあるのか? ここは日本です。江戸時代から「子どもを愛する国民性」と世界に紹介されてきた国であり、いまや世界有数の豊かな国のハズです。
 そして、貧しい家の子どもにミルクも飲ませてやらないほど、横須賀市民は冷酷なのか? いや。私は、市民の想いと市の態度はズレていると思う。

 さらに言うなら、教育委員会に渡す予算を配分しているのは、市長です。この吉田市長は「選ばれるまち」というスローガンを掲げています。しかし、貧しい家の子どもに飲ませるミルク代をケチるようなまちを、誰が選ぶのか? この件は小さい問題かもしれませんが、一事が万事です。先日、藤野議員が予算の上限の問題を議会で指摘されていた通りです。

 最後に、教育委員に……
『アンタら、「査定大臣」になってんじゃないよ。横須賀の教育を考えるなら「要求大臣」になりなさいな。「芸術劇場で歌ったり踊ったりさせるカネがあるなら、子どもたちにまわして」と市長に要求すべきだ。「教育委員会がおかゆをすすっているのに、ハコモノでスキヤキを食うな」と交渉すべきだ。こんなことだから、市長の部下だった人が教育委員になることに俺は反対したんだよ。教育現場は「カネが足りない」「ヒトが足りない」と苦しい中、必死にがんばってんだ。アンタらが市長から予算をぶんどってこないなら、誰がやるのよ? 何のために、5人も揃って月15万もの高禄を食んでるのさ?』
と、苦言を呈したいところですが、グッと呑み込みたいと思います(苦笑)。
posted by 小林のぶゆき at 13:01| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月01日

2014年に

 2014年を迎えられたことを、みなさんと共に感謝したいと思います。

 さて、2013年を振り返ってみれば、激動の一年だったと思います。国政で、地方分権の流れに逆行する動きも相次ぐ現状。地方政府の立場からも、もっと国への働きかけと監視を強めなければいけないと感じています。


 私自身の2013年を振り返っても、様々な出来事がありました。

 各種報道などで取り上げて頂くことも多い一年でした。
→保健所健診センターについての一般質問
→『世論時報』12月号
→『政治山』コラム
→『毎日フォーラム』1月号

 このほか、『横須賀データマップ』により、昨年に引き続き「マニフェスト大賞」で受賞しました。同賞を2回受賞したのは、横須賀では藤野議員に続き2人目となります。

 「GISコミュニティ・フォーラム」(5月)でも、地方議員による地理情報システム活用事例ということで、招かれて発表してきました。

 「横須賀ハコモノ研究会」も、第4回(5月)、第5回(11月)と開催して、公約に掲げた公共施設問題に切り込んできました。関連した記事を寄稿した書籍も、今月中に出版予定です。

 また、基地県・沖縄に視察に行き(1月)、「基地のまち」横須賀と比較したレポートも、いろいろな方から評価頂きました。


 このように、市外では評価頂く一方で、市内では横須賀市議会初の懲罰を受け戒告処分となりました。

 毀誉褒貶が激しいのは、私が偏りの大きいタイプであることの表れかもしれません。2014年は、地元での取り組みが、地元でも評価頂けるように、努めていきたいです。また、バランスや調和に気を配っていこうと思います。

 2014年もよろしくお願いします。
posted by 小林のぶゆき at 22:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする