2017年04月29日

【視察報告後編】横須賀に市電(LRT)はなじむのか?〜富山市〜

 視察3日目は富山市だ。「せっかく舞鶴に行くなら、同じ日本海側だし経費節約のためにもまとめて行きたい」と思ったところ、日程を快諾頂けた。
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 富山市には何年も前から行きたかった。もちろん、お目当てはLRT(新型路面電車)だ。
 私は、「ヨコスカ市電計画」なる構想をブチ上げ、我が市へのLRT導入を目論んでいる。

 その実現可能性を探るべく、先進事例の富山市がどうやって日本初でLRTを導入できたのか、その秘訣が知りたかったのだ。

 ありがたいことに、路面電車推進課7年目の土木職の専門家にお話を伺うことができた。っていうか、「路面電車推進課」なる部署があるまちは、日本広しといえども富山市ぐらいじゃないか?


鉄道をめぐる近年の状況

 富山市の事例の前に、鉄道をめぐる概況をおさらいしておきたい。
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 1987年に国鉄が民営化された。当時の政権は右の新聞広告のように「不便になりません。運賃も高くなりません。」と謳っていたが、約束は守られなかった。不採算路線では、減便や廃線が検討されることとなった。
※読売新聞1986年5月22日号国会資料より引用
 「ローカル線(特定地方交通線以外)もなくなりません」との言い方も、我々庶民にはわかりにくい。約80路線にも上る特定地方交通線のほとんどが、庶民が思い描く「ローカル線」そのものだったはずだ。もちろん、全ての路線を残すべきだったとは言わない。不可能だ。とはいえ、やはりこの広告はあまりに不誠実だったのではないか?
 いずれにしても、この民営化に、モータリゼーションによる乗客減と、現役世代の減少に続く人口全体の減少が追い打ちをかけていった。

 ところで国鉄と違い、日本の私鉄は「民鉄モデル」を確立している。つまり、鉄道だけではなく同時に沿線の不動産開発をし、住宅や商業施設も整備することで、鉄道だけでは儲からなくても小売や不動産も含めた連結で利益を確保するというモデルだ。これなら、線路は維持できる。
 ただし、旧国鉄は「民鉄モデル」が不要だったために、鉄道事業以外の収益源に乏しい。JRへと民営化し、近年でこそ、駅ビルやエキナカなど不動産と小売に力を入れているが、都市部の話だ。地方においては、それらが成り立たず、収益源にならない。また、私鉄なら自分が敷いた沿線に住む住民に対して線路を維持する社会的責任も感じるだろうが、自分で線路を敷いたわけではないJRにとっては、路線を維持する道義的な責任も薄いだろう。さらに、新幹線と平行して走る在来線は競合するため、JRから経営を切り離せる制度となっている。それらの路線を、行政や第3セクターが引き受けるケースも多い。
 かくして、旧国鉄路線をはじめとして、日本全国で廃線や減便が相次いできた。

 ここで考えたいのは、「廃線をする鉄道会社は悪いのか?」ということだ。
 鉄道会社は公的な事業とはいえ、あくまで民間企業である。株式会社であれば、第一義的には株主に対して利益を最大化する責任がある。もちろん、経営には多様なステークホルダーへの配慮やCSRの観点も重要だ。しかし、赤字を垂れ流し続ける不採算路線をあたかも慈善事業のように維持し続けていれば、経営陣は説明責任を問われ、株主代表訴訟を起こされる可能性すらある。そこへ「企業の社会的責任を!」と叫んだところで、二宮尊徳先生から「経済なき道徳は寝言だ」と言われるのがオチだ。
 つまり、私は「そこまで鉄道会社を責めても仕方ないでしょ」と考える。

 じゃあ、どうすればいいのか? どんどん減便され廃線されていく様を指をくわえて見ているしかないのか?
 いや、そうではない。
 ここで海外に眼を転じてみたい。両備グループ代表・小嶋光信氏の言葉によれば、実は「日本は公共交通のガラパゴス」らしい。
 ケータイにおいては、ゴテゴテと機能を付加する形で垂直統合型の独自の進化を遂げた日本の「ガラパゴス・ケータイ」が、水平分業型のスマートフォンの台頭によって駆逐された。同様に、日本の公共交通も海外と比べて独自の進化を遂げていた。日本の特徴は、公共交通を行政が支援しない点にある。
 日本においては、高度成長期の人口増と経済成長という恵まれた時代背景もあって、先に述べた「民鉄モデル」があまりにも成功した。そのため、「公共交通は民間が担うもの」という常識が生まれた。しかし、日本の常識が世界の常識ではない。また、成長局面において成功したモデルが、成熟局面においても機能するとは限らない。だが、成功体験が邪魔して、発想の転換ができなかったばかりに、多くの行政が、まちの衰退を招きかねない公共交通の廃線や減便をみすみす放置し続けてきた。
 ちなみに、我が市も例外ではない。全く同じ構図が当てはまると私は見ている。3.11以降のJR横須賀線の減便、湘南新宿ライン発着駅の横須賀駅から逗子駅への変更、逗子駅乗り換えの増加……。こうした利便性低下に対して、JR東日本に「お願い」するばかりで何の手も打ってこなかった。営利企業に、利のない「お願い」で動いてもらおうなんて虫のいい話だと気付かないあたりが現市長の限界であり、旧常識の足かせに囚われすぎだと言える。
 一方、とりわけ欧州においては、公共交通を行政が担うことは一般的なようだ。もちろん、日本でも市電などは行政が担っている。しかし、民営の公共交通に行政がカネを出す、ということには違和感を覚える向きも多い。だから、正確に言えば、民間が担っている公共交通に対し行政支援することが一般的だ、ということになる。

大成功事例としての富山市

 こうした文脈の中に、富山市のLRTはある。
 廃線も選択肢に挙がっていたJR富山港線を、「そんなの、あなたがた事業者の仕事でしょ」と放置することもできた。そのかわりに、富山市は知恵とカネを出して公設民営方式のLRTとして再生した。続いて、長年にわたり廃線となっていた環状路面電車を、公設民営方式のLRTとして再生した。
 いずれも、民間事業を行政が支援しながら、行政ニーズにも応えてもらう形をとった。その結果、ノウハウのない行政が丸抱えすることに比べ、比較的に少ない投資で大きな効果を生んだ。
 沿線の住宅着工件数は増え、地価も上がり、沿線への転入者も増加し、高齢者や女性などの交通弱者の移動手段も確保され、出歩くことで健康寿命も伸び、ついでに市内消費額も増加し、何よりも市民の利便性と満足度が向上した。
 より露骨に言えば、いずれの鉄道事業者とも利益が出ており、市長はこの実績を引っ下げてあちこちで表彰されて選挙でも圧勝し、市内事業者には初期投資や運営経費含め様々なおカネが落ちた。みんながWin‐Winで、誰も損しない。政策のあり方として、こんな上策はない。

事業の採算性について

 では、富山市の支出額はいくらあり、それは費用対効果で見合う額だったのか?
(1)ポートラム:JR富山港線のLRT化(富山駅北側)
(2)セントラム:LRTによる環状路面電車の再生(富山駅南側)
 富山市が関わったこの2路線について、それぞれイニシャル・コストとランニング・コストに分けて概観してみたい。

(1)ポートラム:JR富山港線のLRT化(富山駅北側)
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●イニシャル・コスト(整備費用)
 全体の整備費用としては約58億円だったという。ただし、元々進められていたJR富山駅の高架化と併せて整備したため、二度手間になる部分を避けることができたうえ、一定の費用を高架化のサイフで賄うことができたという。加えて、国からも補助があった。さらに、事業主体はあくまで第三セクターの冨山ライトレール株式会社であるため、事業者の投資によるものもあった。
 そのため、事業者への助成や市が担当する区間の整備費用など、富山市による純粋な投資額は約17億円だったという。うーん、安い。

●ランニング・コスト(運行費用)
 冨山ライトレール株式会社の2015年度の収支としては、約3億7300万円の収入に対し、約3億5000万円の支出で、黒字だという。ただし、これが黒字になるのは、富山市が「運行事業補助金」として7000万円を補助しているためだ。
 また、その他に、車両と軌道の一部区間は市が保有しており、その維持管理に毎年約1億円がかかるという。
 つまり、市としては年間1億7000万円をかけてポートラムを走らせていることになる。別の言い方をすれば、年間1億7000万円をかけることで運賃を全区間一律200円に抑えているとも言える。
 これをどう考えるか?
 おそらく、運賃が300円になれば、同じ乗客数なら補助金不要だ。しかし、300円なら乗客は減るだろう。そうすれば自然と広告費収入も減ることになる。つまり、公的補助なしで全てを賄おうとすると、路線が成り立たなくなる。かといって、減便などのコストカットをすれば、さらに乗客は逃げ、負のスパイラルに陥ることになる。おそらく、現時点での均衡点が7000万円の補助と、1億円の維持管理費負担なのだ。
 富山市は人口42万人で、一般会計の規模は約1500億円だ。横須賀市は人口40万人で、一般会計の規模は約1400億円。だいたい同じ規模だ。
 このうち1億7000万円をかけて、ポートラムを維持できるなら、それは安いんじゃないだろうか?

(2)セントラム:LRTによる環状路面電車の再生(富山駅南側)
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●イニシャル・コスト(整備費用)
 全体の整備費用としては約30億円だったという。ただし、国庫補助が約13億円あり、富山市による純粋な投資額は約17億5000万円とのこと。うーん、安い。
 これにはカラクリがある。既に富山地方鉄道という会社が富山駅を起点に逆V字型に2系統の路面電車を走らせていた。この逆V字の間に2系統をつなぐ路線を市が敷設して、A字型にした。さらに、このA字の上半分の△の中を環状線として、市が提供した新型車両を走らせた。簡単に言うとこういうことだ。つまり、市がやったことは、(T)逆V字をA字にするための940mの軌道を敷いたこと、(U)できた環状線を専用に走らせる3編成の車両を購入したこと、それだけだ。しかも、この環状線はかつてあった区間で、目新しい発想ではない。

●ランニング・コスト(運行費用)
 運行費用はもっと面白いことになっている。簡単に言うとゼロだ。
 より正確に言えば、富山市が敷いた軌道は富山地方鉄道に有料で貸し付けるが、同額を維持管理費等として富山市が同社に払う。また、環状線分の運賃は同社に入ってくるが、その額が富山市からの環状線の運営委託料代わりとなる。
 路面電車としては全国初の上下分離方式とのこと。ランニング・コスト0で新しいサービスを提供できたわけで、なんともうらやましすぎるスキームだ。しかも、この環状線は儲かっているらしく、富山地方鉄道側は車両をもう1両増やしたいと言ってきているそうだ。

横須賀市への洞察

 ご担当者のお話を私なりに整理すると、富山市は4つの面で恵まれていたと言える。
A)既存路線の設備を活用できた

B)同時期にJR富山駅を高架化する計画があり、併せて整備することができた

C)市長に先見の明があり、富山駅の高架化話が出た際にトップダウンで決断した

D)以前から路面電車があったため、市民の理解があった。新設する宇都宮のような、賛成派と反対派に分かれた政治的対立はほぼなかった。

 翻って、我が市はどうか?
A)「ヨコスカ市電計画」では、既存のJR横須賀線への乗り入れをする構想もあるが、かなり難易度は高いだろう。おそらく、既存設備の活用は期待できず、新設が中心となる

B)久里浜駅前への総合病院建設など都市機能整備を行い、それに併せてJRと京急の連絡通路を整備すれば、結節点としての機能強化となり、乗客増加が見込める

C)市長に先見の明などない。投資のできない、ただのシブチン。首をすげ替えなければ何も動かない

D)かつて市電の路面電車計画もあったが、京急がその計画を埋めた。市民の顕在ニーズはない。加えて車社会化しており、行政主導の公共交通への理解も得られにくい。おそらく、宇都宮と同様の政治的対立が起こるだろう。京急とJRに対しても、乗客の取り合いではなく自動車から公共交通への誘導、というコンセプトを理解頂かないと摩擦を生む可能性あり

 以上、富山市と比べると条件は恵まれていない。非常な困難が予想される。しかし、50年後のこのまちのあり方を考えれば、都市の骨格としての公共交通は重要だ。とりわけ枝と幹で言えば幹となる鉄道の整備は今からでも必要だと考える。
 今後も、構想を実現する方策を温めたい。
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2017年04月27日

【視察報告中編】骨太な舞鶴と、軽薄な横須賀。違いは、市長の差か?

 視察2日目は、「地方創生時代の政策と議会のあり方を学ぶ」 in 舞鶴の追加的視察ツアーに参加した。

 まず、舞鶴引揚記念館に伺い、館長や語り部の方々からお話を伺いながら展示を観覧した。

IMG_3035.JPG 前日の講演の中で北川正恭氏が『岸壁の母』は知っているか? と問いかけたのだが、150人の聴衆の中で知らないのは私ともう一人だけだった。北川氏は「そういう人が政治家をやる時代になったのか……」と驚かれていたが、本当に知らないのだから仕方ない。
※写真は現地に復元された桟橋→
 ただし、その物語は知らないが、引揚者のことは聞いていた。特に戦後、我が市でも浦賀港が引揚者を受け入れる場所となり、せっかく帰還したにもかかわらずコレラや栄養失調で亡くなった方も多かったと聞いている。
IMG_3034.JPG ところで、舞鶴と浦賀との大きな違いは、浦賀が2年で引揚指定港の役目を終えたのに対し、舞鶴がシベリア抑留者の引揚指定港だったために13年間にわたって役目を果たしてきたことである。これについては、舞鶴にはシベリア抑留に関する様々な史料が残っており、それらを「ユネスコ世界記憶遺産」として登録するために努力し、2015年に晴れて登録された。また、史実をきちんと展示して広めていくためには指定管理者任せではうまくいってなかったため、2012年度より市の直営化し、2015年のリニューアル・オープンにつなげたという。全て、現在の多々見市長の下で行われた改革だが、この原動力となったのが、右の写真にも映っている現在の館長であり、市長に「直訴」して改革を訴えたという噂も聞いた。直営化後、来館者数は減少から増加に転じているという。

 しかし、館長も館長なら、その提案を容れた市長も市長だ。
 文化財の保護や展示にはカネがかかる。引揚の歴史といった地味な内容では、「集客による経済効果でペイする」みたいな上手い話にはならない。300円の入館料では、来館者が1万人増えたところで300万円にしかならない。しかし、市長は、先に述べたような行財政改革で削るべきところは削りながら、引揚記念館には直営化とリニューアルという、金銭的リターンのない「投資」をしたわけだ。やるべきことはやる、という覚悟を感じる。
 なおかつ、「ふるさと納税」の活用もしており、そのあり方にも矜持を感じた。以前、過去記事『佐世保で気付いた「ふるさと納税」の浅薄さ』でも取り上げたように、全国の「ふるさと納税」は、なりふり構わぬオマケ商法大合戦の様相を呈している。しかし、舞鶴市は「ふるさと納税」の使途を引揚記念館による平和教育に限定している。
 もちろん、佐世保市同様に魅力的な地場産品を豊富に持っている舞鶴ならば、魅力的なオマケで寄付をもっともっと「釣る」こともできたはずだ。しかし、舞鶴市は「引揚の歴史をもっと多くの人に伝えたい」という大義を訴えることに主眼を置いている。多少の返礼品は設けているものの、基本的には大義に訴えるマーケティング手法「Cause Related Marketing」の枠をはみ出していない。

 ひるがえって、我が市はどうか?
 「このままじゃ他のまちに吸い取られるばかりだから、うちもオマケ商法に参入します」と「ふるさと納税」の返礼品競争に手を染め、多少は寄付が増えたものの「転出超過」は解消していない。舞鶴市と比べると軽佻浮薄ぶりが浮き立って見える。
 また、我が市にも「浦賀港引揚記念の碑」「浦賀引揚援護局引揚者精霊塔」「供養塔」などはあるものの、どれだけ生涯教育に活用してきただろうか? そもそも、戦争・平和・引揚・庶民の困窮といったテーマにどれだけ向き合ってきたのだろうか?
 本市の現在の博物館のあり方は、近代日本を凝縮して体現してきたこのまちの特異な歴史にふさわしいものなのか? 美術館も法律上は博物館だが、骨太なテーマに向き合いもせずに、背伸びして美術館をつくる必要があったのだろうか? 今からでもそれらの施設を使って、集客とかカネとかそんな話に拘泥せずに骨太なテーマに向き合うのが、このまちに生きる我々の責任なのではないだろうか?
 舞鶴市の生き方を見ると、そんな気がしてならなかった。
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 続いて、舞鶴赤れんがパークをガイドさんの案内で見て回った。
 以前、過去記事『京都府舞鶴市 「赤れんがを活かしたまちづくり」』でも取り上げた通り、過去に一度足を運んだ場所だ。
 当時は、整備したてで、活用もまだ緒に就いていなかった。そのため、当時の視察報告では酷評したが、現在ではかなり有効に活用しているようだった。
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 その後、お昼ごはんにはせっかくだから舞鶴名物の肉じゃがをいただき、自衛隊の海軍記念館と自衛隊桟橋を見学して、2日目の視察を終えた。
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2017年04月25日

【視察報告前編】市長で、市は変わる。〜舞鶴市〜

IMG_3029.JPG 2017年4月18日(火)〜4月20日(木)の日程で、舞鶴市と富山市に視察に伺った。今回は、議会全体や各委員会の方針に沿った公的なものではなく、いわば「自主企画」であり、一議員として、政策判断や政策実現のための材料を得ることを目的としたものである。
 ただし、市民のみなさんの税金である「政務活動費」を、交通費・宿泊費等に使っている。だからこそ、どれだけ意義のある視察だったか、私には説明責任が問われることになる。今後の仕事ぶりで市民のみなさんに判断頂きたい。

 初日は、ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟主催の研修会「地方創生時代の政策と議会のあり方を学ぶ」 in 舞鶴に参加した。

 様々なことを学んだ。しかし、最も痛感したのは「市長で、市は変わる」ということだ。
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 同議連の研修会は例年、前年のマニフェスト大賞受賞者のまちで開催する。そう、昨年の大賞に輝いたのが、多々見良三・舞鶴市長だった。(お写真は舞鶴市ホームページより→)
 正直に言って、昨年の授賞式での数分間のプレゼンテーションを聞いて、「あんまり政治家っぽいオーラのない市長だな。医師として医療の現場をよくわかっている専門家が、地元の医療問題を解決しただけで、基本的には気の優しいジェントルマンなんだろうな」とか思っていた。
 大いなる勘違いだった。今回、じっくりと講演を聞いて、ガラリと認識を変えた。多々見市長は「プロの経営者」だった。

 ピーター・ドラッカーが、『非営利組織の経営』という有名な本を書いている。今回、多々見市長の話を聞いて、この本を思い出した。ドラッカーがこの本の中で、自分が関わった病院経営の事例をひきながら原理原則を説いていたからだ。
 この本を読んだ当時、私は環境NPOに関わっていて、「非営利組織と言えばいわゆるNPO団体」みたいなイメージで読み始めた。ところが、当然のことだが、病院も、学校も、市役所も、PTAも、NPO(非営利組織)なのだ。そう捉えたことがなかったので、「よのなか科」の勉強をサボってきた20代の私には新鮮だった。
 その後、自分自身も転職し、NPO団体の他に、政治家事務所、政党、市役所、と多くの非営利組織に関わってきた。そして、きっとドラッカーの言う非営利組織の経営に必要な原理原則は、どのNPOにも当てはまるのだろうなと思った。むしろ、成熟社会においてはどんどん人間がカネで動かなくなりつつある中、営利組織にすら当てはまるんだろうな、と思った。

 閑話休題。つまり、よくよく考えてみれば、多々見市長は舞鶴共済病院という非営利組織の経営を5年半にわたって担ってきた経営者なのだった。ドラッカーの説くように、経営には原理原則がある。それを、知っている人は、病院だろうが行政だろうが、応用できるのだろう。
 彼の経営判断や経営手法の詳細については省くが、本人の話を聞く限り、多々見市長は「気の優しいジェントルマン」などではない。物腰こそ柔和だが、「創造的破壊者」だ。
 事業仕分け、職員人事評価、単なるコスト削減だけの行革に陥らないスクラップ&ビルド型の予算編成、それを可能にする企画調整と財政運営部署の一本化、ファシリティマネジメント推進など、矢継ぎ早に打ち出してきた。2011年2月の就任だから、同年5月から市議になった私とほぼ同じ6年の間にこれだけのことを実施してきたことになる。
 もちろん、仕組みづくりだけでなく、この間に市内4つの中核病院の連携型経営「統合」や、「舞鶴引揚記念館」の直営化と関連資料のユネスコ世界記憶遺産登録など、具体的な課題でも実績を積み上げてきた。

 これだけの行政経営者もそうそういないものだが、誰が見つけてきたのか? 「地元出身者じゃないから」とか「行政に関わったことない人だから」といった曇った目で見ることなく、経営能力を見初めて引っ張ってきたのは議会の人々だった。前市長が、とりわけ病院問題で舵取りを誤りそうになったとき、議員の多数が当時、当時の多々見院長のところに押しかけ、出馬を要請したのだという。
 このエピソードを聞くと、市長も市長なら、議会もまた議会だと思う。もちろん、議会には執行権はない。執行は市長に委ね、大きな視野で監督するのが議会だ。しかし、市長の執行に問題があれば、ただ市長を批判するだけでなく、より優れた執行トップを見つけてくる。これも、責任ある議会の重要な仕事だと改めて感じた。

 その他、大津市議会「ミッションロードマップ」、福知山市議会「出張委員会、高校生フレッシュ議会」、京丹後市議会「政務活動費の導入経過」、亀岡市議会「子ども議会」、舞鶴市議会「議会活動基本計画」など、様々な先進事例について、当事者から直接説明を伺った。
 以前、過去記事『走り続ける会津若松市議会から凋落の横須賀市議会が学ぶこと』でも、全国の議会改革の潮流についてお伝えした。

 改めて、議会改革は「形式要件」から「実質要件」の改革へ、第2ステージに入っていると感じた。我が横須賀市議会は、この波に乗り遅れてこそいるが、この2年余りの間に板橋衛議長を先頭にして制度整備をしてきた。あとは、中身を積み上げていくだけだ。
 議会として、しっかりと市民の声をカタチにしていく「政策形成サイクル」をまわすと同時に、6月にはまっとうな市長を市民に選んでもらって、市民起点の政策をきちんとした執行に委ね、市民満足を上げていきたい。心からそう感じた。
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2017年04月22日

いよいよ明日4/23(日)13:30〜南教授講演会&よこすか未来会議

KenseiHearing20170423.png いよいよ明日となりました。第4回「市民と議員のよこすか未来会議」。
 →チラシはコチラ(PDF)
 別に、自分たちの支援者向けにやっているわけじゃありません。我々5人に投票してくれた方だろうが、他の方を応援している方だろうが、そんなことは気にせずお越し下さい。
 南教授の話を聞きたいだけでも構いません。議員向けのセミナーなら1人3万円とかで聴講者が集まる南先生。もちろん、今回の内容は議員向けセミナーとは違いますが、「南先生の話は魅力的だけど、研政にはキョーミないしな」という方も、うちの会派の議員は懐広いので、気にせずお越し下さい。

 横須賀市の未来を考える中身の濃い3時間。お待ちしています。
第4回 市民と議員のよこすか未来会議
〜私たちの声は予算にどう反映されたか?〜
※今回も、カフェ形式でじっくりトーク
●日時:2017年4月23日(日)13:30〜16:30
●場所:産業交流プラザ 第一研修室
●申込:不要。参加費無料。どなたでもお越しください
●問合:橋英昭070-2209-3301
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2017年04月15日

4/23(日)13:30〜南教授講演会&「市民と議員のよこすか未来会議」

 →チラシはコチラ(PDF)
KenseiHearing20170423.png 私たちの会派「研政」の政策には、自信があります。それは、「政策のつくり方」に自信があるからです。
 研政では、市民の声を聴きながら、議論を重ねながら、政策を練り上げていきます。5人が普段から市民と接して拾い集めた声に加え、今回の公聴会「未来会議」での声を、実際にいくつもの政策を政策集に盛り込んできました。参加頂いた方はご存じのとおりです。
 そうして練り上げた政策を、市にも政策提言し、議会活動でも活かしています。今回は「それがどの程度反映されたのか?」、ご報告しつつ、更にご意見を伺うもので、こうやって政策づくりのPDCAサイクルをまわしていきます。

 そして、今回は市の施設配置適正化計画検討委員会で委員長を務めた南学教授もお招きし、併せてご講演も頂くことにしました。南先生は、公共施設問題の第一人者として講演や検討委員などで全国を飛び回っている東洋大学教授です。
 横須賀市の課題を誰よりも知り、全国の先進事例も数多く見てきた、専門家。その南先生がいらっしゃる東洋大学に、中央駅前の一等地である児童図書館用地のあり方について研政メンバーで委託調査をしてきました。それは、色々な面で行き詰まりを見せている「施設配置適正化計画」に対して、「こういう解決方法があるんだよ」とモデルとなる方法を示したかったからです。夢のない灰色計画から、「こうすれば施設を減らしても市民満足は上がるよね!」と希望の持てるプランづくりへ、舵を切りたかったからです。

 盛りだくさんの3時間。ぜひ、足をお運びください!
第4回 市民と議員のよこすか未来会議
〜私たちの声は予算にどう反映されたか?〜
※今回も、カフェ形式でじっくりトーク
●日時:2017年4月23日(日)13:30〜16:30
●場所:産業交流プラザ 第一研修室
●申込:不要。参加費無料。どなたでもお越しください
●問合:橋英昭070-2209-3301
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2017年03月28日

いずれにしても小林はガソリン価格を変えられませんが、横須賀は思ったより安かった?

 昨日、「市内のガソリン価格を下げることは、私にはできません。」という記事を書いたところ、多くの反響を頂きました。
 うち、某シンクタンク勤務の友人から、国のe-STATに統計があることを教えてもらいました。
 →「ガソリン」の都市別小売価格-都道府県庁所在市及び人口15万以上の市【2017年2月】
 これを見ると、どうやら横須賀はガソリン価格がこれらの都市の平均よりは安いみたいですね。
平均 131
31 横 須 賀 129

 ただし、色々と情報頂きましたが、千葉県が安いというのは本当みたいですね。以下は、安値Top5です。
23 浦 安 123
15 足 利 125
21 千 葉 125
27 府 中 125
67 徳 島 125

 以下、表中の情報全体を貼り付けておきます。価格差は、製油所からの距離や需給バランスなど色々な要因がありそうですが、こうしたエビデンスを基に議論することは大事だな、と改めて思いました。ありがとうございました。
1 札 幌 127
2 函 館 127
3 旭 川 134
4 青 森 134
5 盛 岡 129
6 仙 台 129
7 石 巻 129
8 秋 田 131
9 山 形 131
10 福 島 136
11 郡 山 126
12 水 戸 130
13 日 立 128
14 宇 都 宮 129
15 足 利 125
16 前 橋 128
17 さいたま 128
18 熊 谷 128
19 川 口 132
20 所 沢 133
21 千 葉 125
22 佐 倉 126
23 浦 安 123
24 東京都区部 127
25 八 王 子 131
26 立 川 129
27 府 中 125
28 横 浜 128
29 川 崎 126
30 相 模 原 129
31 横 須 賀 129
32 新 潟 127
33 長 岡 131
34 富 山 130
35 金 沢 130
36 福 井 133
37 甲 府 130
38 長 野 132
39 松 本 131
40 岐 阜 135
41 静 岡 132
42 浜 松 130
43 富 士 133
44 名 古 屋 132
45 豊 橋 131
46 津 133
47 松 阪 129
48 大 津 134
49 京 都 138
50 大 阪 133
51 堺 127
52 枚 方 131
53 東 大 阪 132
54 神 戸 135
55 姫 路 132
56 西 宮 132
57 伊 丹 135
58 奈 良 130
59 和 歌 山 136
60 鳥 取 134
61 松 江 131
62 岡 山 131
63 広 島 132
64 福 山 129
65 山 口 128
66 宇 部 130
67 徳 島 125
68 高 松 136
69 松 山 131
70 今 治 131
71 高 知 132
72 福 岡 130
73 北 九 州 128
74 佐 賀 137
75 長 崎 133
76 佐 世 保 130
77 熊 本 129
78 大 分 139
79 宮 崎 130
80 鹿 児 島 140
81 那 覇 138
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2017年03月27日

市内のガソリン価格を下げることは、私にはできません。

 匿名の方から、市内のガソリン価格を下げるよう、要望のメールを頂きました。お返事が届くかどうかわからないため、念のためここでもお返事いたします。
Q. はじめまして。
駅でチラシを頂き、横須賀市政に対して熱意のある方だとお見受けしました。市政とは関係が無いかもしれませんが、昔からガソリンの価格について疑問に思う事がありましたので、お聞きしてみたいと思い、メールしました。
市外、県外にまたいで仕事をしていますが、何故こんなにも高いのかと驚いています。隣の横浜市が安いのはまだ良しとして、相模原、厚木、挙句茨城県より高い事もザラです。
他県からこちらに来る方々も口を揃えて言います。
横須賀が衰退しているのも、この事が一因しているのではと考えてしまいます。誰も疑問に思わないのか不思議です。噂では上で談合?してるんじゃないかと聞いたことがあります。
お忙しいとは存じますが、もし御時間があれば、こちらも是非提議していただき、改善されれば幸いです。宜しくお願い申し上げます。


A. 横須賀市議の小林です。ご意見ありがとうございます。私自身は市外に車で行くことがないので、気付かなかった視点でした。

 さて、日本のガソリンの価格は、統制ではなく市場で決まります。もちろん、ガソリン税などが乗っかっていますが、それは国政の話です。

 横須賀市は、立地的にガソリン価格が安くなる条件には、おそらくありません。物流コストも県央より高く、需要も減っています。こういう条件下にあって、ガソリン価格が下がることは、残念ながら期待できません。

 では、市として、ガソリンスタンドへの法人市民税の減免や補助などができるだろうか?
 市としては、公共交通機関への誘導が既定路線であり、長期的にマイカー等は減らしたいので、ガソリン代を安くするために、市の税金を使う理由がたちません。

 なお、市と国は別なので、国会議員ならばガソリン税全体を減らす議論はありえます。タテ割りと思われるかもしれませんが、別の組織なので、国のことは国にお願いします。


 残念ながら、以上の理由から、市を経営する私の立場として、何か行動を起こす理由をつけられないのが実情です。動く口実が立てば、やぶさかではないのですが、そのあたりも含めてご提案頂ければ改めてご相談に応じます。

 以上、包み隠さず、状況をお伝えいたします。
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2017年03月20日

吉田雄人横須賀市長の名刺問題。過去に市議会でも議論が……

 今朝の神奈川新聞を読んでいたら、こんな記事が掲載されていました。
 →横須賀市長の名刺に割引サービス 公選法違反疑いも
 →横須賀市長名刺に「割引券」 「公選法違反」指摘で取りやめ
 →割引記載の名刺、使用中止 横須賀市長
 私は、会社で言えば社長を監督する取締役会にあたる議会の一員として、重ねての注意や指導にもかかわらず市長の行いを正せていないことになります。まずもって、この点について市民のみなさまにお詫びを申し上げます。

 さて、この市長のクーポン名刺については、以前にも議会で懸念が示されたことがあったように記憶していたのですが、会議録検索を調べても出てこないので、議会ではなく別の場面で聞いたのかもしれません。ただし、クーポン名刺を配り始めた直後から懸念する声があったことは間違いありません。もし、ご自分でも検索されたい方は、下記からどうぞ。
 →横須賀市議会 会議録検索システム

 いずれにしても、吉田市長は懸念する声を押し切って、今まで7年間も使い続けていたわけです。さもありなんと感じています。結局のところ、グレーなことでも平気でやってしまう市長の姿勢が、議会から百条委員会を設置され、3件もの案件について調査の結果、うち2件について告発までされて、加えて自身のビラについて「公職選挙法上の文書違反ではないか」と議会で追及される現状につながっているのだと思います。
 これまで議会で何度も反省の弁を述べてきましたが、本当に反省していたのでしょうか?

 なお、このクーポン名刺問題については、2011年9月20日の本会議で、はまのまさひろ議員が質問した内容だけは見つけることができました。問題点を指摘する内容ではありませんが、何か市民のみなさんの参考になるかもしれないので、念のためここでもご紹介しておきます。
◆23番(はまのまさひろ) 「シティセールスで、お金をかけずに宣伝ができる方法をいろいろと考えています。例えば、私の名刺の裏には名所・名物の一言紹介を入れ、御提示いただくと猿島航路や軍港めぐりの割引が受けられます」と書かれていますが、この割引効果のある名刺を使用している職員は何人いるのでしょうか。また、この名刺は職員のだれもが使用してよいのでしょうか。お伺いいたします。
◎市長(吉田雄人) シティセールスでお金をかけずに宣伝ができる例である私の名刺と同様のものを職員が使用しているかという御質問をいただきました。
 私は、本市の観光資源をできるだけ多くの人にPRするため、観光名所の写真や説明、割引の御案内など、デザインに工夫して作成し、配布しています。

◆23番(はまのまさひろ) 職員については、割引の御案内はありませんが、市内の名所や施設などの写真が入った名刺の台紙を多数の職員が使用しています。
市長オンリーなのですね。持っているのは、なぜ市長だけなのですか。
◎市長(吉田雄人) 現在、名刺については職員それぞれが用意をするということになっています。今までは市長、副市長の名刺については公費で半分出ていましたが、これについてもすべて自費で作成するということに決めていまして、自費である以上、名刺のデザインについては特に市として強制をしていないというのが現状です。
◆23番(はまのまさひろ) 質問の趣旨が伝わらなくて、すみません。なぜ割引効果がある名刺は市長だけが使用しているのかということをお聞きしました。
◎市長(吉田雄人) 提案いただいたのが私だったからということで、もしもほかの市の職員、あるいは市の関係者の方が御要望されれば、こたえていただけるというふうに思っていますが。
◆23番(はまのまさひろ) そうですか。市長は部課長を初め、ほかの職員の方に、こういうのをつくってみんなでセールスしませんかというようなことは考えなかったのですか。
◎市長(吉田雄人) もしも名刺を公費でつくることが許されるのであれば、そうした指示あるいは名刺のデザインの統一といったことは考えられるかと思いますが、現状は自費で作成しているということもありまして、特に指示はしていません。
◆23番(はまのまさひろ) もっと皆さんが使えるように、逆に言ったら自分から進言すればできるのだというように私は今解釈したのですが、株式会社トライアングルとお話をしたときに、そういうお話が出て私の名刺の裏には、という話になった。でも、小さいですね、字が。これは言って必ず渡していますか。
◎市長(吉田雄人) シチュエーションによって、言えるときと言えないときがあるという状況です。
◆23番(はまのまさひろ) では、やはりこういうインタビューに応じて、みんながやっているようにというのは、おかしいのではないかと非常に感じますよね。これは横須賀市の職員がどのくらいやっているのかと期待して聞いたのですよ。だけれども、御本人だけと。これに関しては、私の意見ですから、ひとりよがりの部分があるのかなと。
 私の名刺には、という、それは私費で出しているからという部分で市長はおっしゃるのですが、横須賀のセールスをしていて割引とかということに関して、会社との関係もありますから、やるならみんなでやりましょうよと、そういう呼びかけ、私費でつくっているといったって、やれないことはないですね、やりたくない人はやらなければいいのだけれども、でもそうすると、広がりますよ。市長にどれだけの人が会えるかということ。この名刺はどれだけの人がもらえるかと、そういう部分にもかかわってくるので、できればいろいろな方にこれを発信してもらえればいいのではないかと私は思いますが、いかがお考えでしょうか。
◎市長(吉田雄人) 今御提案いただきましたので、どうしても自費でつくっているか公費でつくるか、その点も少しポイントにはなろうかと思いますので、また職場によって適当でない職場と、まさにその威力を発揮する職場とあろうかとも思いますが、具体的にどうやればできるか、検討していきたいというふうに思います。
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2017年03月03日

コミセンの部屋紹介ページが、改善されました。

 過去記事で「みんなの家とコミセンの使い勝手が改善へ。」を書いて、改善済の(1)〜(4)と、折衝中の(5)〜(8)をご紹介していました。

 ところで、今日、大津コミセンにどんな部屋があるのか、写真を見ようと思って公共施設予約システムを開いたところ、写真が載っていない。
 過去記事のとおり、「民間委託しているヴェルクよこすかは特設ページもあって、部屋の写真も載っているのに、コミセンとみんなの家のページには写真どころか面積も収容人数も載ってないのは怠慢ではないか」と言ったら「公共施設予約システムのページには載っています」と言われて「そんなもの、予約しようと思った人しか見ないではないか」と、火に油を注がれた気になった経緯があります。
 でも、仕方がないので、今日わざわざ公共施設予約システムを開いたのに写真が載っていない。「開設から1年も経つのに怠慢ではないか」と、またかみついてしまったのですが、どうも大津コミセンの方々の手違いによるもののようで、地域コミュニティ支援課が動いて下さって数日後には解消してもらえそうです。

 ところで、「(5)コミセンホームページの内容は折衝中。」としていた、コミセンのホームページに写真どころか面積も収容人数も載ってない件については、昨年11月に解消させてくれていたことがわかりました。
 各コミセンのページからリンクする格好で「北下浦コミュニティセンター館内のご案内」という具合に別ページで紹介してくれていました。対応くださった地域コミュニティ支援課の方々には感謝です。

 ただし、大津コミセンのページには、このページがなかったのです。そのことを指摘したところ、今日の夕方に伝えたばかりなのに「大津コミュニティセンター館内のご案内」ページを早速リンク先に加えてくれました。ありがとうございます。

 おかげで、ようやく私も大津コミセンの部屋のもようがわかりました。


 というわけで、市役所の方々は、市民目線でカイゼンをすることに慣れていないだけで、気付けばしっかり対応して頂けるものなのだな、と改めて。
 とはいえ、市長はコミセンとみんなの家のあり方を、とっくに抜本改善するべきでした。8年も市長やっていながら、何をやっているのか? 何がチェンジだ!
posted by 小林のぶゆき at 22:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

吉田市長の8年間を総括!〜チラシ23号を発行〜

report23.png チラシ第23号を制作しました。印刷版は、再来週から各地で配布予定です。
 →ダウンロード(PDF)

●第1特集:吉田市政8年間の総括
●第2特集:どういうことなの?百条委員会

 という内容でお伝えしています。

 このチラシは、実は2か月前に用意していました。なぜ今になったのか。
 私としては冷静に公正に書いたつもりでも、結果としては吉田市長に対して批判的な内容です。私を支援して下さる方には、吉田市長を応援している方も多くいらっしゃいます。議会では是々非々で非は非として厳しく指摘してきたものの、街中で配るチラシについては支援者を不愉快にさせないよう遠慮してきました。そして、今回も作ってはみたものの、ずっと逡巡していました。
 しかし、先の記事でも書きましたが、先日の議会での答弁を受けて吹っ切れました。こんな市長に横須賀市を任せておくわけにはいかない。市民代表として議会に送り込まれているのだから、議会で見たことを市民にお知らせする責任が自分にはある。そして何より、黙っていたら、子どもたちの世代に申し訳がたたないと思いました。

 小さな紙面に思いを詰め込みました。どうぞ、ご覧ください。
posted by 小林のぶゆき at 15:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

吉田雄人市長を居座らせることは、子どもたちの首を絞めること

胸をはる市長.png写真は8年間の「チェンジ」に胸をはる市長→
 先日、3/27に会派・研政を代表して議会で質問に立ち、吉田市長の8年間を総括しました。一問一答で市長と議論を交わす中で、「この市長には任せておけない」との評価を固めました。

●公約を守らなくてもニヤニヤしながら言い逃れをする。
●「将来世代にツケを残さない」と豪語して、精緻な財政基本計画もつくって手柄だとアピールしてきたが、肝心のハコモノに手を付けずに436億円ものツケまわしをする。目先のことはしっかり対処している風を装って、将来の大穴を放置して逃げ切ろうとする。
●「我々が何とかしなかったら、残された市民はどうするのか。子どもたちはどうなるのか」と問うても、「私の能力ではなかなか難しい」と開き直る。

 こんな市長を置いておいたら、横須賀市の未来は灰色になります。「私には能力が足りない」と自分で言っているのだから、差し替えなければいけません。

 ぜひ、下記の市長とのやり取りの抜粋を読んでみてください。吉田市政の根本的な問題が浮き彫りになったと感じています。
 なお、録画はコチラからご覧いただけますし、詳細な議事録も後日コチラで公開されるはずです。
【小林】
 私が納得いかないのは、「市民が主役のまちづくり」だ。市長のこの言葉にずっとこだわっている。先日、「市民に痛みを伴うから市がまず計画を示すべき」と答弁した。論理的に意味がわからない。「市民が主役のまちづくり」だったら、話が逆だ。「市民の財産である施設を、何とかしなきゃいけない。どうすればいいかは、使用人が勝手に決めずに、ご主人様にお決めいただく」というのが普通だろう。論理的に説明されたい。


【吉田】
 新ごみ処理施設をどこに置くか。というときにも、大変な批判を私は頂いた。「市民無視だ」というご意見もたくさん頂いた。こういった時にも、市民のみなさんに「どこに作りましょうか」と諮らなかった。
 一方で、ああいった施設をどこに配置するかについては、市民のみなさんにお諮りするよりも、行政の素案をしっかりと示したうえで、市民のみなさんにご理解を頂いていくのが正しいやり方ではないか。
 当然、「横須賀の市民のみなさんが出すゴミを燃やす施設を、私の裏庭に作られたら困るという抗弁は通用しないのではないか」という声もあるかもしれないが、市民のみなさんが、感情的な議論だけで、議論を行ってしまって、将来を見通せなくなるのも、厳しいのではないかと私は思っている。
 とはいえ、骨子案を示した後、市民のみなさまにご理解を頂くために、丁寧に丁寧に説明を繰り返してきたし、どのような施設にするかということについては、地域のみなさんのご意見をしっかりと頂きながら基準に反映させてきた。
 ロジカルに言えば、「市民に全部預けて形にするのが市役所の仕事なのだ」ということになるかもしれないが、市民感情というものもふまえながら、市政運営は行っていかなければならないと考える。

【小林】
 今のご答弁を聞いて、なぜ、こうも食い違うのか、非常に腑に落ちた。
 市長は、施設配置適正化を、ごみ処理施設をどこに置くかと同じ話だと思っている。つまり、迷惑施設。負担の分配の話だと思っているということが、ようやくわかった。だから、施設配置適正化計画が灰色の計画になるのだ。
 違う。夢を描くのだ。グランドデザインを描くのだ。これは負担の分配ではない。もちろん、施設全体は減らさなければならない。でも、どうすればいいまちにできるか、という話は、市長が心配するように、市民が感情的になる話ではない。いい行司役がいれば描ける。私は市民を信じている。市長のように、感情的になってギャーギャー言うとは思っていない。まちの未来を描く話だ。市長の暗さが、この街を覆っているのがわかった。認識を変えたほうがいい。横須賀のために。どうか。


【吉田】
 あまり性格が暗いと言われたことがなかったので、暗いと言われてちょっとショックを受けているところだ。
 私としては、決して負担の分配というつもりはないが、いま使っている利用者の方々等には、負担をさせてしまうことになりかねないと思っている。しかし、将来世代の負担ということをさらに考えれば、必ず実施していかなければいけない取り組みだと思っている。
 そうした中で、「夢を描くのだ」「縮減ではなく縮充だ」という議論もあったが、そういう考え方を持つことも大切なことだと思う。
 一方で、まだ使える施設を壊して統廃合するという際には、かなりの力を使わざるを得ない。そういう判断をしなければならないときもあるかもしれないが、私としては、暗い計画を描いているわけでもなく、縮充という観点をしっかりと持ちながら、今後、官民連携や複合化の視点を持った施設分野別実施計画を作っていきたいと思う。

【小林】
 暗い計画だと思わないということだが、私は夢を感じない。
 それはそれとして、いま「将来世代に負担を残さない」と言った。
 そう言うのであれば、市長から、2期目の市長選の前に、中学校給食について「無責任な政策」と言われた。「財源の確保もできていない段階で無責任だ」と。私は財源を示していたし、対抗馬も財源は頭の中にあったと思う。市長の謝罪は受け入れたが、よく覚えている。
 無責任だというのであれば、「施設総量30%削減しなければ市の財政がもたない」というのは、市長が自ら作った公共施設マネジメント白書の結論だ。そして、市長の政策集では「白書に基づいた施設の適正な配置計画を検討します。」とうたっている。白書に基づくならば、30%削減分の財源を示さなければダメだ。つまり、毎年25億円。これを示しもしないで、17%削減で逃げ切ろうというわけだ。よっぽど「無責任な政策」ではないか。残りの13%はいつ示してもらえるのか?


【吉田】
 この13%分の財源については、具体的に「どこをどうすればひねり出すことができる」という計画は、なかなか示すことが難しいと思っている。
 逆に、廃止した施設の売却や民間活力の活用、あるいは空きスペースの民間への貸し出し、そういった形でなんとか財源を生み出していく必要がある、とは感じている。

【小林】
 希望的観測だ。市長を何期やられるつもりかわからないが、今のは、「先のことだから何とかなるだろう。次の世代が何とかしてくれるんだろう」という話ではないか。それこそ無責任だ。今の段階で示さなければ、できないではないか。「巧言令色鮮し仁」と言うが、いくら言い募ったところで納得できない。13%分の財源確保策をいつ示してもらえるのか。ずっと待っているのだ。「今の段階では示せない」という言葉は聞き飽きた。いつか示さなければダメだ。それで「将来世代にツケを残さない」だと? いま示してほしい。


【吉田】
 13%の財源を示すことは、私の能力ではなかなか難しい。

【小林】
 市長の能力で示すことができないなら、我が市の財政はどうなってしまうのか。


【吉田】
 私が、施設配置適正化計画の中で定めた17%分の施設の縮減をしっかりと実施していくことが私にとっての責任の果たし方だというふうに理解頂きたい。

【小林】
 こだわるようだが、17%分では足りないという予想は、公共施設マネジメント白書の中で、ご自分で示したのだ。それで、「自分には17%分しかやれない」では、横須賀市はどうなってしまうのか。市長はいいかもしれない。何年後かにはこのまちにいないかもしれない。しかし、残された市民はどうするのか? 僕の子どもはどうするのか? 僕たちの子どもたちはどうするのか?
 市長は「将来世代にツケを残さない」と言ってきて、だから私は市長を信じて投票もしたし、かつては応援もしていたが、今の話はどういうことなのか?


【吉田】
 30%分を施設で削減するということは、市民生活の利便性や市民サービスのあり方を考えると、現実的には難しい。そう判断をして17%と。それですら、簡単な目標ではないが、示させて頂いた。私の力としては、17%分の削減をしっかり果たすことが責任の果たし方と認識して頂きたい。

【小林】
 市長が今言っている市民は、現在の市民だ。将来の市民、つまり子どもたちのことを考えた発言ではない。しかも、13%分を何とかしたいと言っても、空手形ではないか。きちんと裏書のある手形を僕らが示さないと、僕らの子どもたちの負担が増える。考えるべきだ。


【吉田】
 私としては、空手形を切れないからこそ、17%という数字にコミットした。

【小林】
 詭弁としか思えない。
 私は、1期目の選挙の時には、変革を期待してあなたに投票した。2期目の選挙の時も、「本当は改革したいのに、役所の中の抵抗が大きいからできないだけなのだろう」とまだ信じていた。だから、あなたに投票した。でも、あなたは変わってしまった。
 改革するつもりがあったのか? 当選したいから、改革派を装ったのか? どっちだ?


【吉田】
 改革するために選挙に出ている。

【小林】
 かつて市長の元で、インターンをされていた経験のある議員からも、「チェンジを掲げたならば、抜本的に変えよ」との声が出ていた。私もまったく同じ思いだ。市長はこの8年間、チェンジを断行したと胸張って言えるか


【吉田】
 胸をはって言いたいと思う(胸をはるポーズ)

【小林】
 いま、とてもがっかりした。
 裏切られた思いだ。以上で質問を終える。おつかれさまでした。
posted by 小林のぶゆき at 11:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月02日

3/11(土)14:00〜中央地域の未来をみんなで考えよう!

Hearing20170311.png 3/11(土)14:00〜、「有志議員で市民の声を聴く会」を開催します。今回は、追浜編・北下浦編・逸見編に続いて、「まちの未来デザイン会議」中央編で開催します。
●汐入小・豊島小・桜小が廃校になるかもってホント?
●サポセン移転は撤回したみたいだけど他の施設はどうするのかな?
●中央駅前の再開発が、これから重要になると思うんだがね
●上町&鶴が丘保育園と諏訪幼稚園をこども園にする話は?

などなど、色々な声を頂いています。市は、「施設配置適正化計画」という公共施設リストラ計画を進めようとしていますが、「市民が主役のまちづくり」感をちっとも感じないのです。

 地域のことは、地域で決める。
 市民の手で、このまちの未来をデザインする。
 気軽なワークショップ形式でみんなで考えていきます。中央地域にお住まいの方も、それ以外の方も、ぜひお誘い合わせてお越しください。
16832307_765585690275129_2746076209134428106_n.jpg→詳しいチラシはコチラ
タウンニュースにも載っていた内容です。
第13回「議員有志で市民の声を聴く会」
まちの未来デザイン会議〜中央編〜

●日時:3/11(土)14:00〜16:00
●場所:ヴェルクよこすか(勤労福祉会館)第8会議室
●参加対象:どなたでも(中央地域以外にお住まいの方も歓迎)
●申込:不要(でも、できればご連絡くださいm(_ _)m)
●主催:市議有志
    ・小室たかえ080-9152-3158
    ・橋英昭070-2209-3301
    ・小林伸行070-6640-3927
posted by 小林のぶゆき at 10:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月24日

市長の8年間を総括・2/27(月)10:00〜議会で質問に立ちます

IMG_7981.JPG 2/27(月)10:00〜横須賀市議会の本会議があり、代表質問の3日目となります。
 代表質問は、各会派を代表して1名が年1回年度末の予算議会で質問するもので、今年は会派・研政の代表を私が担当します。
 質問内容は次の8項目。多分、お昼休憩はさんで14:00すぎまでやっていると思います。吉田市長に、市長の任期8年間の総括を投げかけます。スマホやPCでも中継が見られるので、ぜひ!
1 「選ばれるまち」の実現と公約の達成度について
2 施政方針について
3 将来ビジョンと公共施設について
4 職員雇用のあるべき姿と「官製ワーキングプア」の解消について
5 市内経済の活性化について
6 超高齢社会における行政サービス提供のあり方について
7 子育て世代を呼び込む方策について
8 立地適正化時代の都市基盤整備について
posted by 小林のぶゆき at 22:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月23日

市の投稿欄「Voice Bank」に私の市電計画が登場してた件。

VoiceBank.png いま、検索してたら、市の投稿欄「Voice Bank」に、私の主張している「ヨコスカ市電計画」が登場してて、おどろくと同時にうれしくなりました!
 ただ、市の回答は「公共交通のガラパゴス」ニッポンの典型的偏見に基づくもので、これ、おそらく政策推進課じゃなくて交通計画課が書いたな。まあ、僕は諦めないので気長にやりますけどね! 下に、引用しておきます〜。
ご意見・ご提案
 ある市議会議員の方のJR横須賀線の線路を借用して運営などをする横須賀市電計画のチラシを拝見しました。横須賀市は、高齢者も多いので、良いアイデアだと思いました。イベントもいいと思いますが、生活に直結したものにお金を使ってもらいたいです。アメリカでは、民間会社が寄付してできた鉄道があります。横須賀に市電ができたら、交通費が安くて便利で住みやすくなります。不況だから、車の維持費も大変です。本当にできたら、一生横須賀に住んでもいいと思う人がたくさんになると思います。 

回答・対応
 公共交通が利用しやすく、自家用車に頼らなくても暮らせるまちづくりを進めることは、重要であると考えています。
 市がJR横須賀線の線路を借用して鉄道を運行することについては、運営の効率性を考慮すると、引き続き鉄道運行を専門とする民間事業者が運行することが望ましいと考えます。市は、民間事業者に要望を行うなどにより、市民の方のニーズに対応した運行が行われるよう、働き掛けていきたいと考えています。
 また、現在鉄道が運行されていないエリアに、市が新たな鉄道を造ることについては、膨大な費用と期間を要することに加え、すでに存在するバス路線との競合を招き、必ずしも利便性の向上につながらない可能性があります。
 そこで、市は既にあるバス路線の利便性向上や、新たな路線の開設に向けた支援などを行うことで、民間事業者によるバスの運行を充実させていきたいと考えています。
 人口減少が今後も進むと見込まれる中で、将来を見据えたまちづくりを進めるため、交通事業者等との連携を図り、民間主体による公共交通の利便性向上に努めていきたいと考えていますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。 
政策推進部政策推進課
posted by 小林のぶゆき at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月16日

横須賀の、いまとこれからのお話。動画でもどうぞ!

 このところ、街頭プレゼン第2弾「データから考える横須賀のみらい」をお伝えしています。ただ、冬至を過ぎて陽が伸びており、お伝えできる時間がどんどん短くなっています。それに、神出鬼没であちこち活動しているつもりですが、なかなかお会いできない方もいます。
 そこで、前回の街頭プレゼン第1弾を動画化してくださったCITV横浜市民放送局の方に依頼して、今回も撮って頂きました。横須賀市の現状と今後の課題を10分程度で、わかりやすくお伝えしたつもりです。どうぞご覧ください!

 なお、機材の相性の関係でスクリーンが見にくくなってしまっているので、今回のスライドショーはこちらからチェック頂くこともできます。


 ついでに、第1回「このまちのみらい、きめるのはだれ?」の動画とスライドショーも、参考に貼り付けておきますね。

posted by 小林のぶゆき at 16:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

地図サービス「わがまちガイド」と公園情報を改善してもらいました!

 いつも大きな改革ばかり提案している私ですが、小さな改善も色々と手掛けています。

(1)地図サービス「わが街ガイド」の改善
WagamachiOld.png 先日、「よこすかわが街ガイド」という、市が提供している地図で公園を探していたのですが、場所は知っているけど名称が分からなくて逆引きで探していました。すると、右の画像のように「あれは浦郷公園かな?」と思って開いてみると、近隣の公園も同時に表示されていれば違った場合でも探しやすいのに、浦郷公園だけしか表示されないので困った、ということがありました。
WagamachiNew.png
 そこで、「近隣の公園も同時に表示されるようにしてほしい」と要望したところ、情報システム課がリニューアルに併せてその機能を実装してくださいました。右の画像の通りです。
 →新「よこすかわが街ガイド」
 見てみると、他にも色々な機能が加わっていますね。公園だけじゃなくトイレも同時に表示させたり、横須賀市全体におけるどのあたりを表示しているのかも表示されていたり、前よりもだいぶ使えそうです。
 情報システム課、いい仕事ありがとうございます!

(2)公園一覧の表示
 前述のように、位置がわかっている公園の名称が「わが街ガイド」では探せなかったので、一覧から探そうとしました。ところが、下記の市のホームページにアクセスしても、当時は一番上の「横須賀市公園一覧」がなくて、その他の大きい公園しか載っておらず、途方に暮れたのでした。
 →横須賀市ホームページ「公園等」
 いろいろと探しても下記の公園の分類しか出てきません。
 →横須賀市ホームページ「公園」

 そこで、公園管理課に「うちの市の公園って、これだけじゃないですよね? 市民にとっては、地区公園とか街区公園とか7分類はどうでもいいので、どこにどんな公園がどれだけあるのか、一覧を提供するべきじゃないんですかね?」と交渉したところ、その場で作ると約束してくれました。そして、数日後に提供されたのが、コレ。
 →「公園地区別一覧表」(PDF)
 公園管理課、仕事早いです〜!「わがまちガイド」のリニューアルを待っていたので紹介が遅れてごめんなさい。
 全体だとデータが重たい場合は、こちらのページに分割版があります。ただ、ホントなら県立の観音崎公園も載せるべきだったかな。市民にとっては、それが県立だろうが市立だろうが関係ないからね。それから、この3つのページはそれぞれリンクを貼り合おうぜ。広報課と都市計画課と公園管理課の連携が悪いよ。


 いずれにしても、多くの市の職員の方々は「市民目線で現在の仕事を見直す」ということに慣れていないだけで、一所懸命に仕事をしてくれています。気付いたことから改善していこうと思いますので、お気づきのことがありましたらお寄せ下さい。
posted by 小林のぶゆき at 13:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月06日

歴代の横須賀市長の仕事ぶりと、人口増減は、関係あるのか?

※2015年の社会増減の数字が調整後の数字だったため、より実態に近い調整前の数字に戻して再掲しています。大変失礼いたしました。(2017/2/7)
 チラシ21号『データで考える2050年の横須賀』でお伝えしたように、統計を基に過去の我が市を振り返り今後を考える、という作業を続けています。最近も街頭プレゼンでみなさんにお伝えしています。
PopulationBottomLineYokosuka2.png
 ところで、ある方から「歴代の市長の任期と、人口の増減を重ね合わせるとどうなるの?」と言われ、それも面白いなと思って可視化してみました。こちらです→
 これは、社会増減(引越しで出たり入ったり)も、自然増減(生まれたり亡くなったり)も、合わせた純増減です。
 うーん、有意な相関はないんじゃないかなあ。
PopulationSocialFactorYokosuka2.png
 ただし、亡くなる方が多いことによる自然減は市の仕事ぶりとは関係が薄いので、社会増減だけを取り出してみました。こちらです→
 ちなみに、総務省の「住民基本台帳人口移動報告」の数値も、2010年以降は市町村別に公表されているので、併せて記載しています。
 うーん、これも有意な相関はないんじゃないかなあ。
SoumuPopulationMovement.png
 ちなみに、この総務省の「住民基本台帳人口移動報告」が、「横須賀市が人口流出全国No.1になっちゃった!」という報道の基になった情報です。せっかくだから、最近の順位を共有します。これは、割合じゃなくて絶対数なので、人口規模の大きいまちは不利ですが、いずれにしても人口流出の激しい街という事実には変わりがないでしょうね。
PopulationYokosukaSheet.png
 さて、結論から言えば、歴代市長の仕事ぶりと人口増減の相関は説明しにくいです。ただし、間違いなく言えることがあるとすれば、「歴代市長はさておき現在の市長は、有意な変化を与えるような成果を挙げることができなかった」ということです。これを、どう捉えるかは読み手次第でしょう。
 私は、ここでは評価を下しませんので、純粋なデータだけみなさんに共有しますね。画像はどれもクリックすると拡大します→
 もし、データで欲しい方がいらっしゃれば、個別にメール頂ければ差し上げますよ。
posted by 小林のぶゆき at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月28日

まさか廃校?! 統廃合対象となりそうな市内13小中学校を一挙公開!

 1学年1学級でクラス替えができない!
 そんな学年がある学校は、今の基準では統廃合対象となります。2015年1月に公表された「施設配置適正化計画」の策定時には、そんな小学校が9校ありました。市役所としては学校名を公表していません。私が勝手に、市の公開情報を分析して、該当校を割り出して公表してきました。なので、文責は私にあります。次の9校です。yokosuka小中学校区.png
追浜小学校
田浦小学校
長浦小学校
逸見小学校
沢山小学校
汐入小学校
豊島小学校
走水小学校
馬堀小学校

 ただし、炎上を恐れて公表を控えてきた教育委員会からは、煙たがられてきたんじゃないかな〜(苦笑)。でも、私は市民には基本的にオープンにすべきだと思っていますので、悪いとは一切思ってません。
 ちなみに、統廃合対象というのは、廃止対象ではなくて2つの学校を統合して1つにする、といったイメージなので、市も9校全部を廃止しようという話では、もちろんありません。
 なお、右上の画像は「小中一貫と言いながら中学校と小学校の学区が揃ってないよね?」という質疑をしたときの使いまわしではありますが、学校の位置関係のイメージが湧くのではないでしょうか。PDFはコチラ↓
 →市内の小中学校の学区と位置関係(PDF)

 ところで、その後2年が経過し、現在の基準に照らすと統廃合対象となる小学校は増えています。次の2校です。
桜小学校
荻野小学校

 坂本小学校と青葉小学校が合併した桜小ですら、子どもが減って既に統廃合対象に名前が上るわけですから、いかに人口減少、とりわけ子どもの減少が激しいかがわかります。現在、統廃合対象11校という計算となります。
 なお、判断材料となる市の資料は下のリンクからご覧頂けます。
 →横須賀市「平成28年5月1日現在 横須賀市立学校児童・生徒・学級数一覧」(PDF)

 そして、気づいて提起したのは、これも私が初めてだと思いますが、なんと3年後には更に次の2校が加わり、13校に増える可能性が高いと見ています。
鷹取小学校
北下浦小学校

 もちろん、転入生がいれば別ですし、学区変更をすれば解消しますが、このまま推移すれば統廃合対象です。
 なお、中学校は当面、統廃合対象にはならなそうですが、5年後はわかりません。

 子どもたちのために、どうするのがいいのか?
 公共施設のあり方のために、どうするのがいいのか?
 もっと言えば、公共施設にかかる税金を圧縮して、子どもたちにムダな借金を背負わせないために、どうするのがいいのか?

 いずれにしても、情報は知りたい人にちゃんと届くべきだと思っていますので、以上ご報告しました。一緒に考えていきましょう。
posted by 小林のぶゆき at 22:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

横須賀市のハコモノの稼働状況ってどうなってるの?

 本日、ヨコスカをよくする会の「施設適正化計画の現状と課題」と題したシンポジウムがありました。この中で、あるパネリストがコミセンの稼働率の話をしていましたが、あれは市が公表しているデータではありません。私が作ったデータを提供してあげたものです。稼働率は、前提が変わると大きく変わりますから、数字だけが独り歩きしていくのは良くないと思っています。なので、検証可能なようにきちんと出典を述べてほしかったのですが触れてなかったし、話を聞いて稼働率に関心を持たれた方も多いと思いますので、改めて共有します。

(1)貸館系施設の部屋別稼働率
 コミセン(2013年度)とみんなの家(2011年度)の稼働率を部屋別・時間別に調べ上げてまとめてあったものです。情報源は、議会の資料照会制度で市役所から提出させた資料を、小林のぶゆき事務所で入力して加工可能にしたものです。施設分野別実施計画をめぐる議論にご活用ください。
 →Excel →PDF

(2)貸館系施設の一覧表のリスト
 下のGoogleMapsの基になったデータですが、稼働率の概要も記載しています。
 →貸館系施設の一覧表のリスト(PDF)

(3)貸館系施設の地図落とし
 概要版です。より詳細な分析は、GISを使った「横須賀データマップ」でご覧ください。

より大きな地図で 横須賀ハコモノ白書 貸館編 を表示
posted by 小林のぶゆき at 17:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月14日

よこすかを変える政治塾、はじめます。

PoliticsSchool2017.png政治塾を始めます。
 →右画像のチラシPDFはコチラ

横須賀を前に動かすために、人材が要ります。
市議選で僕と戦うことになるかもしれません。それでもかまいません。
お互いに当選できたとしても、仲間(同じ会派)にならなくていいです。
ただ、2年後でも、6年後でも、いつか市議選に挑戦してほしい。
そんな人材を、横須賀の地に一人でも増やしたい。

政治塾なんて、偉そうですよね。僕はそんなガラじゃない。
でも、いいんです。一緒に学ぶスタイルでいきます。
これまでも僕の事務所では、歴代のインターンと、一緒に街頭プレゼンや情報公開など新しいことに挑戦して、一緒に成果を出してきました。一緒に受賞もしてきました。
これを発展させて、政治塾とすることにしました。

議員になるための能力、議員になってからの能力、どちらも磨きます。
だから、活動は大きく2つ。
●政務調査:横須賀の現状を調査し、政策を書き上げていきます。
●政治活動:駅頭やポスティングなどで、市民に政策を伝えていきます。

入学金は要りません。逆に、働きに応じて報酬を払います。
でも、あなたの生活は支えられません。
だから、仕事や子育ての合間など、できる範囲で関わって下さい。

連絡を、お待ちしています。
小林のぶゆき政治塾

たとえばこんな人、待っています。
●子育て環境に不満を持つママ
●世の中に怒っている若者
●何かに、目覚めちゃった人
●横須賀愛が強すぎる人

条件
●僕より若い人(年上には教えにくいので)
●地アタマがいいか、ガッツがあること
●学歴・性別・国籍などは一切不問

塾のイメージ
●週に1回、中央の事務所に来る。
●1,000円/1h〜の報酬をもらって調査。
●時々、朝の駅頭やポスティングをする。
●手伝う曜日・時間帯は互いに相談して決める

連絡先
 →コチラまで

追伸:
突然こんなことを思い立ったのは、この記事に刺激を受けたからです。僕は、この飯島さんみたいに引退して後を譲れませんが、自分にやれることはやりたいと思いました。
 →議員のなり手を育てる「議員養成塾・真選組(しんせんぐみ)」で人材発掘―飯島雅則 佐久市議
posted by 小林のぶゆき at 22:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする